【感想・ネタバレ】忘れられた少女 下のレビュー

あらすじ

「これぞベスト・フィクション!」
――ジェフリー・ディーヴァー
全米、全英、各国ベストセラーリストを続々席巻!
次世代ミステリーの女王カリン・スローター最新作!

脅迫事件を追うアンドレアは、ベテラン保安官補のパートナーとともに捜査を始め、自殺が相次ぐという不審な農場に目を留める。その矢先、自殺した女性の遺体が新たに発見され、駆けつけた噂の“農場”には、奇妙なことに、痩せ細った女性たちと、かつてエミリー殺害事件の容疑者だったふたりの男の姿があった――。過去と現在、ふたつの悲劇の背後に隠された恐ろしい秘密とは!? 『彼女のかけら』関連作!

■カリン・スローターの好評発売中既刊
『彼女のかけら 上・下』
『忘れられた少女 上・下』
『偽りの眼 上・下』
『グッド・ドーター 上・下』
『プリティ・ガールズ 上・下』

〈グラント郡〉シリーズ
『開かれた瞳孔』
『ざわめく傷痕』
『凍てついた痣』

〈ウィル・トレント〉シリーズ
『ハンティング 上・下』
『サイレント 上・下』
『血のペナルティ』
『罪人のカルマ』
『ブラック&ホワイト』
『贖いのリミット』
『破滅のループ』
『スクリーム』

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

過去のエミリーの話が残酷すぎて読むのが辛かった。どの時代でも女性がひどい目にあうのを読んだり観たり聞いたりするのは本当にしんどい。
結末は胸糞悪かったけど、それもまた良かった。

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2024年04月04日

Posted by ブクログ

「これっ!」という感じで事件の解決に向かっているわけではないのですが、いつの間にか、現代の時間軸が38年前の事件の時間軸に絡んでいきます。

元々の連邦保安局の任務に犯罪捜査は含まれていないという背景を理解していないと、この手の話は理解が進まないかもしれませんね。っていうか、アメリカの警察制度は複雑ですよね。まぁ、それが、アメリカのミステリー作品の深みを加えているという側面もあるんですけどね。

なかなか面白いと思いました。

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2023年04月21日

Posted by ブクログ

38年前に殺害された少女の事件を連邦保安局の新人保安官補のアンドレアが捜査をする。この事件を捜査することの裏にある目的と、女性が被害に遭う事件の理不尽さが描かれている。事件の奥深くにある人間の欲や裏切り、憎しみが後半にいくほどに増していく。『彼女のかけら』の続編にあたるけれど今作から読んでも大丈夫な内容。シリーズ化になって続いてくれると嬉しい。

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2023年01月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

初カリンスローター。一応単独でも読めるが、「彼女のかけら」という作品の続編らしい。あとがきから読む悪いクセのおかげで、主人公と母親のやりとりに「あぁ、前編絡みね」と納得できたが…その辺もうちょっと分かるようにしといた方が良いと思う。

というようなちょっとした瑕疵がちょいちょい見受けられる。あだ名と本名、姓と名など呼称の混在も多くて誰が誰か分かりにくいとか。

ストーリーは好みが分かれるところ、クソみたいな連中しか出てこないとか、残酷非道な扱いとか、そういうの耐えられない人は読みづらいだろう。でも緩むところのない緊迫した展開が全編続くのは読み応えバッチリ。

とりあえず、前作は読んでみようと思う。

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2024年08月29日

Posted by ブクログ

長かったー
彼女のかけらの続編とは気付かなかった
ナードとかチーズとか、名前と愛称が混乱して覚えにくかった
過去と現在との行ったり来たりも混乱気味
最後には落ちるとこに落ちたけど、この長さは過程を楽しむ人にはいいのかな
テンポが乗り切れなかった

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2023年02月02日

Posted by ブクログ

カリン・スローター『忘れられた少女 下』ハーパーBOOKS。

『彼女のかけら』の続編。

意外な真相。意外な犯人。しかし、全てが明かされる過程が今一つ面白くない。大風呂敷を広げるだけ広げて、そういう回収の仕方かとモヤモヤ感だけが残る。そして、誰もが不幸のままの小説ほどつまらないものはない。

そもそも新人保安官補がいきなり38年前の殺人事件の真相を突き止めるなど有り得ないことなのだ。それでも小説にするなら、それなりの仕掛けを用意すべきである。

判事脅迫事件を捜査するアンドレアはレナード・バイブルと共に自殺が相次ぐ不審な農場に目を付ける。そんな時、農場で新たな女性の自殺死体が見付かり、農場に駆け付けると痩せ細った女性たちとエミリー殺害事件の容疑者だった2人の男の姿を目にする。再びカルトの影が……

定価980円
★★★

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2023年01月24日

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