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Posted by ブクログ
The「警察小説」って感じかな。
『サイレント』は、ハーバーBOOKS文庫(ミステリー)ではコンスタントにヒット作を生み出している、カリン・スローターのウィル・トレント特別捜査官シリーズの一つ。
このシリーズは「過激な描写が特徴」と言われているので、少し躊躇していた。
「サイレント」はシリーズの中でも比較的「穏やか」と言われているものの、なかなか手に取りづらかった。
実際に読んでみると、地方警察の腐敗と警察官の疲弊、過去の因縁、小さな社会内での排他的感情、そのなかで主人公の捜査官が悪戦苦闘して真実を探り寄せる……。
まさに、王道の「警察小説」ミステリーがスピード感たっぷりに展開されている。
警察官として優秀なのか何なのかわからないレナ、しつこいほどのサラのレナに対する確執、ウィルの両者との立ち回りも、物語を面白くさせている。
レナは同性に嫌われるタイプだなぁ…きっと。
Posted by ブクログ
ウィル・トレント・シリーズ4作目、後半。
サラの地元で殺人事件が起こり、ジョージア州捜査局の特別捜査官ウィルが呼ばれてくる。
休暇で帰省中だったサラは、捜査に協力することに。
検死官の経験もあり、地元の知識もあるサラはチーム同然、ほぼ片腕ですね。
逮捕された犯人は自白を強要されたのか?
第二の事件が起こり…
サラの夫ジェフリーが警察署長で、殉職したのがこの町。優しいサラは忘れられない記憶に苦しめられますが、それも少しは変わってきているかな。
地元の刑事レナ・アダムズは、かってのジェフリーの部下。
それどころか、ジェフリーの死の原因を作ったようなもの。後ろめたさを感じつつ自己弁護するレナ。
それだけならまだしも、付き合っている相手が…? 皆が愕然とする相手。
サラの母キャシー・リントンや従兄弟ヘアトン・アーンショーまで登場、この名前で作者は「嵐が丘」が好きなことがよくわかります。
濃厚な人間関係の重い絡み合い、激情の爆発するドラマを描き切りたいのかな…
ウィルとサラの今後に目が離せません(笑)
Posted by ブクログ
カリン・スローター『サイレント 下』ハーパーBOOKS。
本当に人気作家なのだろうか…明らかにアリスン・ブレナンやコーディ・マクファディンといった同じ系統の女流作家の作品より劣ると思う。
帯に書いてあるような「一気読み。読み始めたとたん、話の渦に巻き込まれる。」こともなかったし、「『羊たちの沈黙』を彷彿させる恐怖。』もなかったし、『こんなに胸躍る作品に出合えたのは久しぶり。続きが気になって眠れない。』ことなど全くなかった。
やっと、主人公のウィル・トレントが本格的に動き出し、少しずつ明らかになる事件の真実。留置場で自殺したトミー・ブラハムは真犯人なのか…
取って付けたような事件の真相、結末…この辺りはパトリシア・コーンウェル的な感じがする。
何故、面白くないのか考えてみると、事件の発生と警察の捜査との間のタイムラグが大き過ぎて、その間に警察内の内輪揉めのような描写がだらだら続くことにあるのではないかと思った。
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