カリン・スローターのレビュー一覧

  • プリティ・ガールズ 上

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    売れっ子建築家として成功した夫と何不自由ない暮らしを送るクレアと、元麻薬中毒のシングルマザーリディアという、同じ姉妹なのに正反対の境遇となったのが興味深い。
    普通、家からあんなビデオが出てきたら犯罪を疑うのに、警察が偽物だと取り合わないのは怪しすぎる。
    特にクレアの場合は、今まで夫が自分に見せていた面が誠実な聖人君子であった分だけ、衝撃も大きいと思う。
    三人の父親が殺人鬼と面会していたのは、自分の考えがまとめたり、現実を受け入れたりするするためなのだろうか?
    下巻の真相が気になる。

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    2017年02月19日
  • ハンティング 下

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    上巻から被害者はどんどん増えていくのに捜査は相変わらず遅々として‥
    どんな展開になるのか仕事してても気になって仕方ないったら‼︎
    そして残り十数ページで一気に‼︎
    何気に寝不足は続きます
    登場人物も魅力的に描かれています
    はぁー 読み終わってスッキリ‼︎

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    2017年02月09日
  • ハンティング 上

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    導入部から持って行かれます
    意識や感覚を鷲掴みにして‥
    もうノンストップで読むっきゃないって感じです
    冒頭、交通事故で跳ね飛ばされた女性は瘦せおとろえ、暴行された跡があり、しかし周りにはそれらしき建物もなく、何処から来たのか?
    その謎を解くのは識字能力に欠けるウィルと心ならずも妊娠してしまいおまけに糖尿病になってしまったフェイスの2人の警部
    どうなる!この先の展開…きになるぅ〜〜
    あー 下巻にGO

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    2017年02月09日
  • プリティ・ガールズ 下

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     えってなる。だから怖い。
     久しぶりに家で夜中に読むのが嫌だ、になった。怖くて冷静に読めない。
     一時中断を踏まえつつ、読み終えると、タイトルが怖い。
     怖くて読み返したくないが、いつかきっと読むだろう。

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    2016年02月10日
  • プリティ・ガールズ 上

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     オープニングから不穏すぎる。
     果たして、この物語はどんな残酷な結末に私を連れて行こうとしているのか?という不安を掻き立てる。
     世の中を不信なまなざしで見てしまう。確かなものなどないと。

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    2016年02月10日
  • プリティ・ガールズ 下

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    ネタバレ

    失踪した少女の家族のその後の話。
    殺人場面の描写が生々しく、実際にこういうのあるんだろうなと思うと辛い。
    でも、裕福な主婦が、夫の葬儀後から段々誰を、何を信じていいのか分からなくなりながらも現実に立ち向かおうとする姿は読んでいて惹きこまれた。

    海外ドラマのクリミナルマインドなどが好きな方には特にオススメ出来ると思う。

    あと、著者のあとがきがチャーミングでよかった。他の作品も読んでみたい。

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    2016年01月23日
  • プリティ・ガールズ 下

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    ⅶ章の語りはかなり響いた。ただの胸糞悪い話じゃなくなる。
    前日譚気になるな〜200円ねんけど電子書籍やねんな〜

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    2015年12月12日
  • 忘れられた少女 下

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    これも、まだまだ続きそうです
    決して忘れられてはいない
    どういう形でも、覚えている
    そうじゃなきゃ救われないよね

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    2026年09月05日
  • 罪人のカルマ

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    ネタバレ

    相変わらずカリンスローターのミステリー小説は惹き込まれます。
    しかしながら本作、自分の読解力に疑問を持つほど時系列がとんでもなく分かりづらい上に、登場人物の呼び名が変わるわ、結果を明確に書かないわ、アマンダがウィルに明かす真実には含みを持たせているわで難解…というより読みづらい(心なしか翻訳も)。

    アマンダとイヴリンの昔を知れたのは面白かったし、鉄の女も普通の人間であったことに安堵する。
    不遇の時代が彼女たちを強くさせたのか。

    さて、腑に落ちないのがジェーンの遺体とそれにまつわる描写です。
    ジェーン殺害のみ、結果的にルーシーの兄ハンクの犯行であったことが明かされますが、なぜジェーンの遺体はアルスターの犯行のように赤いマニキュアを塗られ恥毛が刈り上げられていたのか...。
    アルスターの犯行に見せかけたものかと思いましたが、一番最初に見つかるのがジェーンの遺体なので、アルスターの性癖をハンクが既に知っているのはいささか謎であります。
    ちなみに、衝動的に殺害されたにしては凄惨で、そこまでの怒りを爆発させる暴力的な様子がハンクにはないことと、アマンダでさえ序盤にハンクが殺害するような人間には見えないと明言しているのも気になります。

    納得がいかないので読み直すと、アマンダがキティに「ハンクとアルスターは共謀していたんでしょう?」と尋ね、否定はしなかったところに目が止まりました。
    この共謀とは、ルーシーとキティの取り引きのくだりだと思い込んでいましたが、メアリー含め少女の監禁自体をふたりで行っていたということでしょうか。
    キティの自白では、ハンクは自分の手を汚すのを嫌がっていたが、楽しんではいたと発言しています。

    以下私が読み取った時系列を。
    ここでも疑問が生まれているので助けてください...。

    1974.7.某日
    ハンクとルーシーの父が永眠。ハンクはルーシーに手紙を書いた。

    1974.7.下旬(推定)
    トレイがルーシーに兄からの手紙を渡す。

    --この間にハンクとアルスターは出会った。--

    1974.8.7(推定)
    ハンクはジュースに接触し、キティに薬を売らないよう命じている。ルーシーには会っていない。

    1974.8.15
    ルーシーが連れ去られる。

    1974.8.22(推定)
    描写は無いがキティが連れ去られる。(ジュースはルーシーが消えた1週間後にキティが姿を消したと発言している。)

    1974.10.15
    ルーシーは監禁中。(出産周期を考えると妊娠したのは9月ごろ)

    1974.11.15
    メアリーが連れ去られる。

    1975.4.15
    ルーシー視点で「この間までの娘はいなくなった」と発言。→時系列で言うと先に拉致されたキティ?いなくなった=殺害されたわけではない?
    「今度の子は泣いている」と発言。→時系列で言うとメアリー?しかし拉致されて既に半年は経っている。
    抗うのをやめないと前の娘のように、そのまた前の娘のようになってしまうとルーシーは発言しているが、前の娘が誰を指すかは分からない。

    1975.6.15
    ルーシー出産間近。

    1975.7.7
    トレッドウェルに見せかけたハンクが署へやってくる。(行方不明の少女たちのことを話すジェーンに憤怒し、トレッドウェルの名を使い警察を動かし口封じを目論んだ。しかし失敗、のちに殺害。)
    アマンダとイヴリンは、ホッジの命令でテックウッドにキティを探しに行く。ジェーンとジュースに出会う。

    1975.7.11
    ルーシー(ジェーン)遺体発見。

    1975.7.12
    ピートが解剖し、他殺・窒息死させたことがわかる。犯人はメッセージを送っている・犯人を引っ掻いた痕跡がある・マニキュアが塗ってあるとピート。顔を確認するとルーシーではなくジェーンだった。 
    ハンクが遺体確認をしたが、ジェーンの遺体を見てルーシーだと言った。

    1975.7.14
    ジュースがルーシー(ジェーン)を殺害した容疑で逮捕された。

    1975.7.14
    アマンダは留置所でジュースに会う。
    2人目の遺体が出た。扼殺はされていない。マニキュアが塗られていた。堕胎している。遺体はメアリーだった。

    1975.7.15
    ルーシー陣痛。アルスターに従順な女の子がいる。→キティ?

    1975.7.15
    ユニオンミッションからトレイが消えた。(後に窃盗容疑で発見。何か犯行に関わる重要な描写かと思えばそんなことは別にない。)
    アマンダとイヴリンは教会でアルスターに初めて会う。

    1975.7.15
    ルーシー出産。アルスターと格闘、逮捕。ルーシー死亡。部屋にいたアルスターに従順な女の子の描写は以降無い。→キティ?

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    2026年02月19日
  • 報いのウィル

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    年末の自分へのご褒美に買ったスローターの新作。
    読む度に心をえぐられるけど、読まずにはいられない。今回はサラの無垢な視点で見る、主人公の女性の虐げられた尊厳と母親としての意地に引き込まれた。
    愛が人を救うこともあれば、洗脳することもある。
    子育てをする上で、考えさせられる作品。

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    2025年11月17日
  • ハンティング 上

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    ショッキングな犯行と謎 上刊では犯人の手がかりは掴めないが
    犯行が2件と行方不明1件が分かり、
    犯行が中々エグめ。

    刑事のウィルとフェイス、
    医者のサラの3人が協力しながら犯人を探す。
    それぞれ家族との関係で痛みを抱えた3人が
    力を合わせていく様子が上手く描かれていた。

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    2025年12月04日
  • 忘れられた少女 下

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    ネタバレ

    初カリンスローター。一応単独でも読めるが、「彼女のかけら」という作品の続編らしい。あとがきから読む悪いクセのおかげで、主人公と母親のやりとりに「あぁ、前編絡みね」と納得できたが…その辺もうちょっと分かるようにしといた方が良いと思う。

    というようなちょっとした瑕疵がちょいちょい見受けられる。あだ名と本名、姓と名など呼称の混在も多くて誰が誰か分かりにくいとか。

    ストーリーは好みが分かれるところ、クソみたいな連中しか出てこないとか、残酷非道な扱いとか、そういうの耐えられない人は読みづらいだろう。でも緩むところのない緊迫した展開が全編続くのは読み応えバッチリ。

    とりあえず、前作は読んでみようと思う。

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    2024年08月29日
  • 忘れられた少女 上

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    過去と現在が交互に語られるが、登場人物が重複するものの違ってしまっているので、なかなか馴染めない。母親出るまで、続編とも感じられず。

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    2024年05月07日
  • 暗闇のサラ

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    何とも悍ましい展開で主人公の試練が半端ないが、誤植が結構あるし、女刑事ペパーとか訳してくれだの、etch a sketch って何?だのと、まあ色々。

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    2024年03月02日
  • ざわめく傷痕

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    読みやすい文章だが、内容が猟奇的で「そこはさらっと」でなくかさぶたを剥くようにねちねちと陰湿に表現してきて、物語の内容というよりも、そのやり口が精神的に疲れた作品だった。
    十代の体の成長が著しいアングロサクソン系の人種は、心の成長が伴わないうちに体つきが大人になってしまい、その時期(幼くかわいらしい)が短い分、神聖化されていて、アジア人なんかよりは闇が泥濘化しているように思う。

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    2024年02月26日
  • 暗闇のサラ

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    シリーズ通じて書きたいことも分かる、ただ書きたいことか先走りしてるような気がするのは自分が男なかもしれん。しんどかった。

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    2023年12月20日
  • ざわめく傷痕

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    前作の記憶がなくて、トラウマが判らないのは、我ながら困ったもの。人物に寄り添えないのだが、読ませるのは確か。

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    2023年08月06日
  • サイレント 下

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    下巻では事件の真相が徐々に明らかとなっていくが、伏線と言える伏線が無さ過ぎて、製薬問題を無理に取ってつけた感じばかりが強く残る。サラが過去に一区切りを付けたという点でシリーズの転換期となる作品なのかもしれないが、昼メロばりの人間関係や終盤のベタな展開は些か興覚めする。前作でも感じたが、思いの外引き出しが少ない作家という印象が否めなくなってきた。今後、ウィルとサラのつかず離れずな関係を楽しめる自信少なし。今作以降、上下巻での刊行は取り止めになったようだが、確かにこの頁数で上下巻に分けられるとモヤモヤする。

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    2023年07月28日
  • サイレント 上

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    <ウィル・トレント>シリーズ第四作目。サラの故郷、グラント群が舞台であり、彼女の過去にまつわる描写も多いが、それに当たる物語は未邦訳らしい。サラの敵役・レナのキャラクターも今ひとつ精彩を欠き、これといった山場のないまま物語が進む。今作の事件は前作に比べ、一見すると非常に地味だが、ここからどう展開していくのだろうか。ウィルとフェイスのバディ感が好きなのに、今作は彼女の出番少なめ。サラの登場後、著者がフェイスの扱いを持て余している印象もあり、個人的にこのクロスオーバーの行く末が吉と出るか凶と出るか分からない。

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    2023年07月28日
  • グッド・ドーター 下

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    ネタバレ

    犯罪者の弁護士を父に持ち、理不尽な理由で母を殺され、自身も被害を受けた姉妹の人生と家族再生の物語。犯罪被害者の思いが加害者に味方する者への怒りに変わることの怖さと世間の見方の影響について考えさせられるとともに、心身とも傷つけられた姉妹が人生を取り戻す道の遠さに悲しさを覚える。推理小説の体裁ではあるが骨太な家族小説である。

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    2023年04月03日