カリン・スローターのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ*死んだ夫のパソコンに隠されていた殺人動画―そこに映る一人は現在行方不明の少女に酷似していた。だが担当刑事に動画は偽物だと一蹴され、クレアは違和感を覚える。愛妻家の夫の正体は異常な殺人鬼だったのか?警察とFBIは何を掴んでいるのか?やがて24年前に失踪した姉と夫の事件の関連が浮上し…。次々はがされてゆく登場人物の素顔、予測不能の展開!全米震撼の話題作*
誰が敵で誰が味方か、何が嘘で何が真実なのか…クレアでなくとも大混乱してしまう状況にこちらまで心臓バクバクしつつ一気読み。
ストーリーだけならまあ普通に面白かった評価ですが、所々に差し込まれたお父様の手紙が効果的で、涙をそそる。よって★+1で。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ*成功した夫と美貌に恵まれ、なに不自由ない生活を送っていたクレア。だが、ある日暴漢に夫を殺されたことから、彼女の人生は暗転する。葬儀中、自宅に強盗に入られたクレアは、刑事に加えFBI捜査官が事情聴取に現れたことを不審に思い、夫のパソコンを調べ始める。そこで見つけたのは複数の不審な動画ファイル。それは若い女性が拷問され、犯されて惨殺される猟奇ポルノだった…*
海外モノにはあまり手を出さないのですが、なんとなく気になり、まずは途中からパラパラと読んだあとに一から読み直したのが良かった模様。ストーリーが倒置法的なので、一から読んでいたらよくわからないままだったかも…
犯罪もどんどんハイテク化されてるなあ、と妙なところで感心しつつ、さくさく一気読み。感想は下巻で。 -
購入済み
楽しめる
この作家さんは初読でした。上手く言えませんが、翻訳が固め?な気がするのと、語り手の視点がごく一部ですが 一人称三人称混在してる?のが気になりましたが、ストーリーは面白いし、特に捜査官2人の間にある 容認出来ない部分を抱えつつの信頼関係が魅力的だと思いました。
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Posted by ブクログ
カリン・スローター『ハンティング(下)』ハーパーBOOKS。
第1の犠牲者に続き、第2、第3の犠牲者が。そして、第4の犠牲者が…依然として見えぬ犯人の正体…
最近では珍しいサイコ・ミステリーであり、最後の最後まで犯人の正体が解らないというジリジリとした展開が面白いと思った。しかし、犯人の正体が解り、全ての伏線が回収された瞬間には何故か随分と小さくまとめてしまった残念な作品という感想を持った。
その理由は2点ある。1点目は、果たして、ウィル・トレントと共に主人公として描かれるフェイス・ミッチェルの妊娠と糖尿病は描く必要があったのかという疑問を感じたこと。2点目は、途中まで重要な役割を演じた医師のサラ・リントンの影は次第に薄れ、最後に付け足したようなサラの夫の死にまつわる秘密が判然としないこと。以上のことから、贅肉が多く、ミステリーとしての骨格が今一つはっきりしない残念な作品という感想を持ったのだと思う。
上巻を読み終えた限りでは、これまでに読んだカリン・スローターの作品の中では一番スリリングで、恐ろしく、面白いミステリーだと思ったのだが… -
Posted by ブクログ
ネタバレ相変わらずカリンスローターのミステリー小説は惹き込まれます。
しかしながら本作、自分の読解力に疑問を持つほど時系列がとんでもなく分かりづらい上に、登場人物の呼び名が変わるわ、結果を明確に書かないわ、アマンダがウィルに明かす真実には含みを持たせているわで難解…というより読みづらい(心なしか翻訳も)。
アマンダとイヴリンの昔を知れたのは面白かったし、鉄の女も普通の人間であったことに安堵する。
不遇の時代が彼女たちを強くさせたのか。
さて、腑に落ちないのがジェーンの遺体とそれにまつわる描写です。
ジェーン殺害のみ、結果的にルーシーの兄ハンクの犯行であったことが明かされますが、なぜジェーンの遺体はアルスターの犯行のように赤いマニキュアを塗られ恥毛が刈り上げられていたのか...。
アルスターの犯行に見せかけたものかと思いましたが、一番最初に見つかるのがジェーンの遺体なので、アルスターの性癖をハンクが既に知っているのはいささか謎であります。
ちなみに、衝動的に殺害されたにしては凄惨で、そこまでの怒りを爆発させる暴力的な様子がハンクにはないことと、アマンダでさえ序盤にハンクが殺害するような人間には見えないと明言しているのも気になります。
納得がいかないので読み直すと、アマンダがキティに「ハンクとアルスターは共謀していたんでしょう?」と尋ね、否定はしなかったところに目が止まりました。
この共謀とは、ルーシーとキティの取り引きのくだりだと思い込んでいましたが、メアリー含め少女の監禁自体をふたりで行っていたということでしょうか。
キティの自白では、ハンクは自分の手を汚すのを嫌がっていたが、楽しんではいたと発言しています。
以下私が読み取った時系列を。
ここでも疑問が生まれているので助けてください...。
1974.7.某日
ハンクとルーシーの父が永眠。ハンクはルーシーに手紙を書いた。
1974.7.下旬(推定)
トレイがルーシーに兄からの手紙を渡す。
--この間にハンクとアルスターは出会った。--
1974.8.7(推定)
ハンクはジュースに接触し、キティに薬を売らないよう命じている。ルーシーには会っていない。
1974.8.15
ルーシーが連れ去られる。
1974.8.22(推定)
描写は無いがキティが連れ去られる。(ジュースはルーシーが消えた1週間後にキティが姿を消したと発言している。)
1974.10.15
ルーシーは監禁中。(出産周期を考えると妊娠したのは9月ごろ)
1974.11.15
メアリーが連れ去られる。
1975.4.15
ルーシー視点で「この間までの娘はいなくなった」と発言。→時系列で言うと先に拉致されたキティ?いなくなった=殺害されたわけではない?
「今度の子は泣いている」と発言。→時系列で言うとメアリー?しかし拉致されて既に半年は経っている。
抗うのをやめないと前の娘のように、そのまた前の娘のようになってしまうとルーシーは発言しているが、前の娘が誰を指すかは分からない。
1975.6.15
ルーシー出産間近。
1975.7.7
トレッドウェルに見せかけたハンクが署へやってくる。(行方不明の少女たちのことを話すジェーンに憤怒し、トレッドウェルの名を使い警察を動かし口封じを目論んだ。しかし失敗、のちに殺害。)
アマンダとイヴリンは、ホッジの命令でテックウッドにキティを探しに行く。ジェーンとジュースに出会う。
1975.7.11
ルーシー(ジェーン)遺体発見。
1975.7.12
ピートが解剖し、他殺・窒息死させたことがわかる。犯人はメッセージを送っている・犯人を引っ掻いた痕跡がある・マニキュアが塗ってあるとピート。顔を確認するとルーシーではなくジェーンだった。
ハンクが遺体確認をしたが、ジェーンの遺体を見てルーシーだと言った。
1975.7.14
ジュースがルーシー(ジェーン)を殺害した容疑で逮捕された。
1975.7.14
アマンダは留置所でジュースに会う。
2人目の遺体が出た。扼殺はされていない。マニキュアが塗られていた。堕胎している。遺体はメアリーだった。
1975.7.15
ルーシー陣痛。アルスターに従順な女の子がいる。→キティ?
1975.7.15
ユニオンミッションからトレイが消えた。(後に窃盗容疑で発見。何か犯行に関わる重要な描写かと思えばそんなことは別にない。)
アマンダとイヴリンは教会でアルスターに初めて会う。
1975.7.15
ルーシー出産。アルスターと格闘、逮捕。ルーシー死亡。部屋にいたアルスターに従順な女の子の描写は以降無い。→キティ?