南條範夫のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
全3巻。
幕末に西郷さんとこに命がけでお使いした人。
明治天皇にアンパンをすすめた人。
そんぐらいしか印象になかったです。
鉄舟。
若き日から明治でなくなるまでのお話。
維新以降もちゃんと話が続くのって
あんまりないので新鮮でした。
で。
びっくり。
すごい人だ。
鉄舟。
あんだけの変動の時代に適応しながら、
かつ、揺るぎなかった人。
サムライのままで。
サムライに固執して時世を拒絶した人、
時世を受け入れるためにサムライを拒絶した人。
そんな中でサムライのまま時世に乗れたのってすごい。
最後まで一剣士。
文章はドライ。
しかも苦手な作者が出てきちゃうパターン。
でも引き込まれた。
-
Posted by ブクログ
月刊連載でありながら物語が著しく整合性を欠いていることについて少し考えてみた。どうも登場人物の心の動き自体が作者の「こうあって欲しい」 or 「こうあるべきだ」という妄想の産物であるような気がする。それが一番如実に現れているのは「笑うという行為は獣が牙をむく行為が原点である」と言う箇所だろうか。学術的な信憑性がどうであれ、これはナレーターの発言であるので以後の作品世界は「笑うという行為は獣が牙をむく行為が原点である」と言う事実(=作者の思想)の枠組みの中で動くことになる。こうして知らず知らずの内に作者の狂気は整合性を得られないまま作品世界を支配してしまうのか。そして全く同じことが『バキ』にも言
-
無料版購入済み
無料だったので初めて読んでみたのですが、今のところよく分からない…けどなんか絵に迫力があって読めちゃう、という感じの印象。
主人公はただ剣術に没頭しているタイプのようですが、師範は色に部下いびりに復讐に狂ってる感じで、なんか女々しくて嫌…😂