南條範夫のレビュー一覧

  • シグルイ 1

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    いや、グロい。残虐である。R15指定であるが、この基準さえぬるい!年齢だけでなしに、心臓の強弱、また直近の夕飯メニュー、等様々な角度から規制を検討すべき代物である。

    しかし、しかし…

    「シグルイ」。とてつもなく面白い!

    途中何度か頭を抱えてしまうほど、残酷無残な描写がありクラクラしましたがこの世界観は素晴らしい。何より当時の武士たちが今の人々と全く異なる美学、論理で動いていたことがよく伝わってくる。

    万人にとは言い難いのが難しいが、、個人的には文句なくオススメである。
    (でも良い子のみんなは読んじゃダメだ!)

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    2013年03月25日
  • シグルイ 12

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    「葉隠」について受講した際になんともいえない感銘を受け、教授にわざわざ感想を述べ伝えに行った日のことを思い出した。「武士道は死狂ひなり。一人の殺害を数十人して仕かぬるもの」―「武士道」への憧れって何だろうなあ。根性なしの自分には決して達し得ない境地には違いなかろうが、本作は藤木、伊良子、そして牛股を通して疑似体験できる、まるで麻薬みたいな逸品。虎眼先生は真性の吉外とお見受けしたが、愛妾いくの情の深さがツボに嵌る。楳図先生もドン引きしかねないおびただしい臓物量も慣れれば記号みたいなもので、物語の色づけのようなものとしか感じなくなってしまった。エピソードとして特に印象深かったのは藤木片腕縫合の話で

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    2013年01月16日
  • 暁の群像(上)

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    明治維新の岩崎弥太郎を知るならこの一冊はマスト。

    また、商売人としても知っておくべきマストBOOK。

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    2012年10月31日
  • シグルイ 1

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    ジョークやサブカル、ネット教養で一括りに出来ない漫画だった。
    最後は素晴らしいものがあった。
    最終巻などはとにかく行間を読む(コマの間を読む)ことを要求される、ある種文学のようなものでもあったかもしれない。

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    2013年05月21日
  • シグルイ 1

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    表紙からバキ系のトンデモ格闘トーナメントを勝手に想像しており、だから読まずにいた。
    トンデモが嫌というわけじゃないので悪しからず。

    ところが本作で描かれるのはたったの1試合。
    で、現状、肝心のその試合は最初の選手入場までしか終わっておらず
    その選手同士の過去の因縁をねちっこく描き続けてる。

    描写はかなり残酷。それが本作の売りらしい。
    読みながら食べていた揚げシューマイが気持ち悪くなってきて、「これはウミガメ」という自己暗示で飲み込んだ。
    『ベルセルク』を和物にして、ファンタジー成分を引いたような。
    ベルセルク初めて読んだ時よりは、気持ち悪くないけど。

    バキ並みに無駄なマンガ。だが、それが

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    2012年01月22日
  • シグルイ 15

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    やっと読めた最終巻。
    真剣を用いた御前試合は前回の仇打ちからしてみれば予想以上にあっという間に終わるのだけど、その密度が凄まじい。見事。

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    2011年09月05日
  • 有明の別れ

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    平安時代にこんなに萌える物語があったとは!男装の麗人・尚久と彼を”男でもいいから”慕う帝のラブな気持ちがてんこ盛りの物語。女性が聞いたらいやな事件も起きますが、ともかくこの二人に集中して読むだけでも悶えます。

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    2011年05月31日
  • 駿河城御前試合

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     ぬふぅ!!

     知る人ぞ知る、残酷時代劇画「シグルイ」の原作本。原作にあたる「無明逆流れ」では十数ページしかなかったのに漫画では十五巻という長編ぶり。
     原作者も推挙しているのでシグルイの方も見ていただけると幸いである。

     しかし、この作品でも残酷描写は簡潔ながらもえぐい部分が多々あり、焼肉を食べながら読むのも一興である。
     ちなみに朗読verも存在し、若本則夫氏が務めているところにも一聴の価値はあると思える。

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    2011年03月07日
  • シグルイ 15

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    15巻にてとうとう完結。本を読んでいる最中に「歯を食いしばってる自分」に気付かされるほど、集中して読むことができました。けど、ラストの藤木さんはもう少し幸せにしてあげたかったかも…。

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    2011年02月08日
  • シグルイ 15

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    ついに手に入ったが、想像以上に素晴らしかった。空気、ストーリーの閉じ方、全て。一体この物語はどこへ行くのだろうと虚ろに思っていたことが阿呆らしい。完璧で御座いました。感服。

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    2011年01月10日
  • シグルイ 1

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    ついに完結。

    グロい描写は多々あるけど本当に面白い!

    名セリフも多々あり、マネしたくなることうけあい。

    出来ておる喃…。

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    2011年01月06日
  • シグルイ 1

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    凄い。描写、ストーリー展開の圧倒的な迫力に引き込まれる。ただ残酷なだけでなく、「無力は罪」といった厳しさがよい。万人にはオススメできないけど、グロくても大丈夫な人はぜひ一読を!

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    2010年12月01日
  • シグルイ 15

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    画力の向上が著しく、見所のあるストーリー、セリフ、一枚絵が多く点在している。15巻で収めたことで自信を持って稀代の名作といえる。個人的に、長々と巻数を重ねたものは名作とは認めたくないという考えがある。
    『ドラえもん』や『ブラック・ジャック』といった一話完結や④コママンガは別物として。

    何度も、何度も読み返すことになる作品だと思う。それだけエキスのあるマンガだった。
    無明逆流れ編完結、とあるが、続編があるとあまり期待しすぎない方がいいかもしれない。あの『プラネテス』だって、帯のアオリでは第一部完結としていたが、あれから音沙汰がない。


    藤木源之助と伊良子清玄という主人公たちはそれぞれが一つの

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    2011年10月24日
  • シグルイ 15

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    多少の遠回りはあったものの、最終巻では全く無駄のない美しい終わり方だったと思う。個人的には傑作と呼べる作品だと思う。

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    2010年11月03日
  • シグルイ 15

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    シリーズ全体を思い返すに藤木の見せた武士の情けは合計三度
    ちゅぱちゅぱの件と、笹原邸の畳の件と
    ラストで自分にかけたアレ
    いずれも恥だが、武士が生きていくためには仕方ないことなんだなあ

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    2010年10月22日
  • シグルイ 15

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    まさに「残酷」! どう原作ラストに着地させるのかと思っていたが、最後の最後に持ってきたのはこれ以上はない酷い仕打ち。壮絶!

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    2010年10月22日
  • シグルイ 15

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    ついに完結。
    「生きることを決意した者の美しさは ただ生きる者たちを圧倒する」
    からあの結末までの流れは素敵極まりない。

    藤木にとっての武士、伊良子にとっての武士、三重にとっての武士。

    「失うことから全ては始まる」
    物語の最後、全てを失った藤木は……。

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    2010年10月22日
  • シグルイ 1

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    肉と血と内臓ばっかり。

    でも、グロさは感じません。

    理屈抜きで面白い漫画というのはこういうモノでしょう!

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    2010年07月21日
  • 駿河城御前試合

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    「シグルイ」ではまだ描かれていない死戦の数々と、生き残った者たちのその後。すっきりとはしないが、狂ったものたちの性(さが)を感じる。

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    2010年06月09日
  • シグルイ 12

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    隻腕の剣士と盲目&破足の剣士の、ドロドロした因縁ありきの超緊張感ある時代劇。

    だいたい血しぶきが飛び、臓物が出ます。

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    2010年02月19日