【感想・ネタバレ】シグルイ 11のレビュー

「シグルイ」とは、武士道を体現した「葉隠」に記された一節“武士道は死狂ひなり。一人の殺害を数十人して仕かぬるもの”に由来している。
同作品を単なる時代劇マンガと思って読んだら、思わぬショックを受けてしまうほど衝撃的でエキセントリックな作品。「虎眼流」という流派を中心に、二人の主人公「藤木源之助」と「伊良子清玄」の戦いと生きざまを描いている。

登場人物は皆、個性的で剣の道を一心不に追求する姿は非常にストイック。ページをめくるたびに何とも言えない狂気が漂い、セリフの独特な言い回しや画面構成は、板垣恵介の『バキ』を想起させる。そして、命をかけた真剣勝負のシーンは圧巻の迫力!

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匿名 2023年01月15日

面白かった。
屈木雁之助の嫌悪感凄いな。見た目からいやすぎる。
源之助が再起して伊良子と決着できるようになるところを見たい。

#ドキドキハラハラ #カッコいい

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

相変わらず熱い展開。「ガマ剣法」編も面白かった。大分藤木が人間離れしてきたなー……しかし舟木兄弟、オマエらどこまでwww

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Posted by ブクログ 2023年01月22日

凄絶なる仇討試合で片腕を失った藤木源之助。三重とともに黄泉の国へ旅立つ覚悟をもって迎えた運命の日、2人を待っていたのは死よりも残酷な上意であった……。新章・がま剣法編も収録。残酷絵巻第11巻。

汚名を背負って、再び宿敵に挑む藤木の修羅道、ガマガエルのような男が使うガマ剣法を編み出す過程などを描くが...続きを読むま剣法編の山田風太郎のような伝奇みが、新鮮な11巻。

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Posted by ブクログ 2017年05月16日

画策 よう擁する こうし後嗣として寵愛された驕児きょうじ 得体の知れぬ不満 雪千代の介錯は首の皮一枚を残す見事な業前であった きゃつ彼奴は天稟てんぴんの才 上意 こそばゆい 千加さまは…男子おのこ… 屈木頑之助 不憫 その特異な重心により容易に転倒を招いた 家畜以下の生物 兜投げ 可憐なる抗議 舟木...続きを読む流は合戦の武功で成り上がった家故のう 美丈夫 夜這い 巨大な頭部を起点に背と首の筋肉で跳ね上がる天地逆転の斬法! みたか蝦蟇剣法 馬廻役笹原修三郎 権八郎の恐るべき嗅覚は千加の美しい内臓を見透かし未通女であることを看破した 目眩を催す毒臭に権八郎は顔を覆った 相手の得意手は戦う前に奪う!蝦蟇剣法とは合戦の心得なり! 舌を噛み切ることで権八郎は気力を復活せしめた 権八郎の大刀は回転する甲羅のごとき瘡蓋に弾き折られた 幻影肢 流刑小屋 存在しない部位が痛む狂おしいまでのもどかしさ やっぱ半端ねえな藤木源之助 孕石家

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

この人は本を売る気があるんだろうか、、、、
また「も」買いにくい表紙に裏表紙。

中身は更に凄いからいいんだろうけど。
蝦蟇剣法編スタート

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

8/20
舟木さんちの双子さんは出てくるだけでも笑えるっつーのに妹に性教育とかなにやってんですかwww

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

前門(表紙)の伊良子フルヌード、後門(裏表紙)の藤木割腹はらわた姿。出来ておる。
買った本屋のお姉さんが、何も言ってないのにわざわざ表紙の隅にヨレがあるからと別の美本と替えてくれたほど(本当)の見事な表紙であった。

本編は「がま剣法」編中心とあって、ちょっと外伝的、悪く言えば寄り道的な印象。
どう...続きを読む見ても藤木の第一試合後も描かずに終われない状態だけど、順番として本当に第一試合→ 屈木頑之助の試合と続くんだろうか。それも藤木・伊良子を中心に10巻近く描いてきた構成上なんだか不自然だし、かといって頑之助の試合→回想のように第一試合というのもなんだか変な気がする。
何か上手い秘策があるのか、それとも自分を追い込む板垣恵介イズムなのか……。

最初に読んだときは忠長がいきなり検校にキレてるのに「なんで?」と思ったが、あれは凄惨血しぶく仇討試合をなんでお前だけ見にいってんだこのヤローというジェラシーだったのか。なるほど藤木の切腹を止めてまで再試合を申しつけるわけである。
検校、忠長をキレさせるほど「見てきたように」(文字通り)語りまくったのだろうな。空気の読めない男め。

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