【感想・ネタバレ】シグルイ 10のレビュー

「シグルイ」とは、武士道を体現した「葉隠」に記された一節“武士道は死狂ひなり。一人の殺害を数十人して仕かぬるもの”に由来している。
同作品を単なる時代劇マンガと思って読んだら、思わぬショックを受けてしまうほど衝撃的でエキセントリックな作品。「虎眼流」という流派を中心に、二人の主人公「藤木源之助」と「伊良子清玄」の戦いと生きざまを描いている。

登場人物は皆、個性的で剣の道を一心不に追求する姿は非常にストイック。ページをめくるたびに何とも言えない狂気が漂い、セリフの独特な言い回しや画面構成は、板垣恵介の『バキ』を想起させる。そして、命をかけた真剣勝負のシーンは圧巻の迫力!

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購入済み

 

匿名 2023年01月06日

面白かった。
仇討ち決闘編大変面白かった。戦闘描写が相変わらず素晴らしい。
再戦までどうなっていくのか楽しみ。

#ドキドキハラハラ #カッコいい #アガる

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購入済み

2021年08月07日

足があのような形になっていた理由が明かされる。一巻で見せたさまざまな場面が繋がっていく手腕は凄く、単純にバトルの迫力だけではなく因縁の深さをじっくりと味わえる。

#エモい #ドキドキハラハラ #ドロドロ

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Posted by ブクログ 2023年01月22日

暴虐の限りをつくし、まさに鬼と化した牛股権左衛門。伊良子清玄は秘剣をもって立ち向かおうとするが…!?残酷絵巻第10巻。

牛鬼をも制する無明逆流れの秘話が、今明らかに。
魂のみになり死兵となって立ち向かうも、敵わない伊良子の秘技。
凄まじい迫力の死闘とホルモンが、マシマシで描かれていて、凄まじい10...続きを読む巻。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

仇討ち試合が終わったところまで。次の御前試合で終わりかと思うと惜しいなあ。いつも通り本棚に置きたくない表紙裏表紙。

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Posted by ブクログ 2017年05月14日

傀儡 憤る虎 深くくら昏き闇の底 酷烈なるえぐ抉り合いの果てに 凄惨な真剣試合 ことごと悉く、殊更に盲めしい せいえん凄艶な美女 愛妾まなめかけ 仇討場は芝居をするところではござらぬ 武士にあるまじき体で 一太刀にて汝を屠る! 伊良子清源敗れたり! 契り桜 土と肉の散弾にて逆流れをはね上がらせ二の太...続きを読む刀で仕留める 江戸に遊学 紙一重の勝負であった 頭部を破壊された人間がなおも仇を憎むことが可能であろうか…ものを思うのは脳ばかりではない…臓器にも記憶は宿る…筋肉とて人を恨むのだ アラキ酒による消毒…熱による血管の凝固…傷口を縫合する為には骨を切り詰める必要があった…麻酔なき時代の手術である…苦痛のあまり発狂する者もあったという…源之助の腹部に粥の如きものが溢れ出た…珍しいことではない…死の間際に種を残そうとするのは本能である 美童螢の市その歯は残らず抜きとられている 乱痴気 厠 桑原 柔い 金瘡医 月岡雪之助→星川生之助 峰打ち不殺 生死の極みに入りし時清源の剣は命の流れに任せて最善の働きをやってのける 清源の剣は先の傷を再び深く貫き裂いた 憎い 死より過酷な狂報

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

残酷無惨時代劇ということで、最初は「え・・」と思うとこもあったんですが、いつのまにか次の巻を待ちわびてます。

くせのある絵や台詞回しなんですが、慣れてくると飛び散る鮮血や臓腑まで様式美のように思えてくるから不思議。

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