乗代雄介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
非常に理論的に組み込まれたストーリーで、作中に
他の作家たちの、文献や、作品が組み込まれいて
本作は、小説と呼べるのかと感じてしまいました。
評論の世界に入った印象でした。でも、乗代さんの
特徴である、実在の人物のある隠された秘密、今回でしたら、川端康成の「片腕」をめぐる、間氷と大叔父上の話で、そこに怪しい関西弁を話す田上が絡まっていく群像劇で、実際にはそんな秘密があるのか知らないが、その秘密までもが、信憑性を持った、読者に信じ込みやすいストーリーにさせるところがすごいと感じました。川端康成、カフカ、サリンジャー様々な文豪の作品が、作中に使われていて、文豪たちの思いとか、作品に触れることが出来