十七八より
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十七八より

671円 (税込)
469円 (税込) 12月25日まで

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ある夏、ある少女の「1か月」。
いつかどこかに存在したあらゆる一瞬の堆積が、鮮やかに立ち上がる。
第58回群像新人文学賞受賞作。期待の書き手のデビュー作がついに文庫化。

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十七八より のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    私も高校生の頃、60代の古典の先生が好きだったな。

    家族四人のところの会話が特に好きだった。

    モスでのタバコの話、犯人はお前かーとツッコミ入れながら読んでいたけど、これはミステリーではありません。

    ギバちゃんのドラマも色々見返したくなったな。
    景子の口達者や少女としての機微の描かれ方がとても良

    0
    2024年11月19日

    Posted by ブクログ

    そういえば、私も少女だった!いまもなお、ふとした時にあらわれて、平凡なおばさんになった私を苦しめます(笑)読んでいて気持ち良すぎてびっくりした。とてもすき。ありがとう。

    0
    2023年06月03日

    Posted by ブクログ

    1行で終わるところを3、4行かけて描写する。そして匂わせるばかりではっきり描かない所はこの手の作品を読みなれない人には何を読まされてるのか?となるかも。好きな人にはたまらない。

    0
    2023年10月08日

    Posted by ブクログ

    「ミック・エイバリーのアンダーパンツ」で果てしのない饒舌さに挫折し、「皆のあらしばり」を会話の応酬の末のストーリを堪能し、なんだか知らないうちに気になる作家No.1になってしまった乗代雄介。次なるターゲットは「旅する練習」と決めていましたが、文庫でデビュー作を見つけ、途中下車読書しました。第58回群

    0
    2022年05月29日

    Posted by ブクログ

    ブログの方のミック・エイヴォリーのアンダーパンツの方を過去に時折読んでおり、素っ頓狂な発想と文章に感心していた。
    その著者の小説デビュー作が文庫になったので読んでみたのだが、これまた内容よりも文章主体の一風変わった作品。巻末の評にある通り衒学的でもってまわった表現、ともすれば読みにくい翻訳小説の如き

    0
    2022年05月14日

    Posted by ブクログ

    評価の難しい本。小難しい表現を折り重ねていて、決して読みやすい文章ではない。それでいてそんな表現の向こうに17、8歳の少女の微妙に揺れ動く心情が垣間見える。そんな小説です。

    0
    2022年01月29日

    Posted by ブクログ

     物語の語り手が少女時代を懐古し、そこで語られるのは語り手が「十七八」の頃の日常の、細かな、極端に細かな出来事。過去の出来事を、細部を極端に懐古していく、秘密めいた語り口が、高橋源一郎氏や多和田葉子氏には評価されたようだ(巻末に、本作が群像新人文学賞を受賞したときの選評が載っている)。実験的であるこ

    0
    2025年10月17日

    Posted by ブクログ

    難しかった。
    たくさんの言葉が使われていて読み進めるのは面白かったんだけど、何が言いたいかが今の私にはわからなかった。ただ17.8の頃の繊細さとか、反発したくなる感じとか、もやもやした気持ちが重くのしかかりそうな思春期特有のあの感じを思い出してました。本を読むといろんな景色を色付きで思い浮かぶんだけ

    0
    2025年02月24日

    Posted by ブクログ

    一言でいえばすごく難しい。
    言葉遊びにずっと付き合わされているようですごく難解。
    しかし、意味など理解するのではなく真っ正面から思春期の女子の揺れに付き合うべきなのかとも思った。(著者は男性だが…)

    揺れ、危うさ、幼さゆえの冒険…
    すべてが十七八というタイトルに込められているようにも思う。

    しか

    0
    2022年09月04日

    Posted by ブクログ

    なんでしょうねぇ、この表紙の写真
    岡上淑子 「ダンス」1951年

    1950年からわずか6年間のみ美術界に姿を現し、幻の作家とも言われている彼女のコラージュ作品

    最初に叔母の亡くなる時の話がある。
    主人公は女子高生。過激な事をわざと口走ってしまったりし、学校で嫌な事が起こると帰りに寄る、叔母のいる

    0
    2022年08月28日

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