パパイヤ・ママイヤ

パパイヤ・ママイヤ

715円 (税込)

3pt

3.5

どこでどう生きてても友達になりたくない?

17歳の夏、SNSで知り合ったパパイヤとママイヤは木更津の小櫃川河口の干潟で待ち合わせをして、初めて会った。アル中の父親が大嫌いなバレーボール部のパパイヤと、芸術家の母親に振り回されて育った、写真が好きなママイヤ。二人は流木が折り重なる“木の墓場”で週に一回会うようになり、心を通わせる。
そして、奇跡のような出会いは、二人の夏を特別なものに変えていく――

少女たちの儚くも輝かしい一夏を瑞々しい筆致で描く、新時代のガールミーツガール小説。

※この作品は過去に単行本として配信されていた『パパイヤ・ママイヤ』 の文庫版となります。

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パパイヤ・ママイヤ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    内容とは全く関係ないけど、乗代作品を読むとき恒例、お側にGoogleマップ。こんな読み方は乗代作品以外はしないんだけど、作者が現地を実際に歩いているというのを聞いてから自分が勝手に楽しんでる読み方です。
    今回の面白発見は、ボートヤードの敷地内にいるヤギを発見したことでした。あとは所ジョンの仮の住処で

    0
    2025年11月23日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    美しかった。
    本当に文章が美しい。僕は元々情景描写を好まない人間だが、乗代雄介の情景描写は本当に好きだ。
    あまりにもど真ん中の青春で、それに対するメタも含んではいるのだが、やはりそれを美しいと信じようとするパパイヤやママイヤの、そして乗代雄介の意図が感じられた気がする。
    「旅する練習」では景色を文章

    0
    2025年08月15日

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