【感想・ネタバレ】鳥獣戯画/我が人生最悪の時のレビュー

あらすじ

「凡庸さは金になる。それがいけない。何とかそれを変えてやりたいと思い悩みながら、何世紀もの時間が無駄に過ぎてしまった」――28年間の会社員生活を終え自由の身となった小説家。並外れた美貌を持ちながら結婚に破れた女優。「鳥獣戯画」を今に伝える高山寺を興した高僧明恵。父親になる三十歳の私。恋をする十七歳の私。時を超え、主体を超え、物語は旋回していく。語りの力で何者にもなりえ、何処へでも行くことができる小説の可能性を、極限まで追い求めた谷崎賞作家最大級の野心作「鳥獣戯画」。単行本未収録の傑作短篇「我が人生最悪の時」を併録。自筆年譜付きの決定版。

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Posted by ブクログ

鳥獣戯画の明恵上人だけの話であるかと思っていたら、私小説も入っていた。
 小説の中で芥川賞受賞と書いてあったのでわかった次第である。終の棲家での受賞である。
 赤ずきんちゃん気をつけてという小説があったが、これは、都心の高校生及び大学生の恋愛を語った私小説である。アニメにしても面白いのかもしれない。

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2021年11月20日

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