喜多みどりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレユウさんと千春さんが両思いになったら終わるんだろうなと漠然と思いながら追いかけていたシリーズが、両思い後も何だかんだで続いてくれているのは、本当に素直に嬉しい。
ただ読みながら思ったのは、二人の関係性が変わっても、「くま弁」としては、ここまで何も変わっていなかった訳で。
でも二人が一緒にいようと思ったら(前回のように結婚を約束したのであれば尚更)今後「くま弁」をどう運営していくかという問題は避けては通れない。
何かが変わったのであれば、周囲も変わらざるを得ない。
「くま弁」が舞台であるこの物語も、今までと同じ「くま弁」ではいられない。
「くま弁」もまた変化し新たなステージに進むところまで見届け -
Posted by ブクログ
ネタバレ読み終わって、とにかく「おめでとう!赤飯炊かなきゃ。あ、でもユウさんには敵わないな」と喜びのあまり混乱しました。
今回は千春さんの決意の話だったなと。
懐かしい人とも再会し、様々な人たちとの関わり合いを通じて、千春さんがユウさんとの未来を真剣に考えて、そして決意するお話。
帰任期限の迫る中、残るか帰るか。
誰もが多かれ少なかれ、こういう決断を迫られることはあると思いますが、千春さんの周囲には新キャラ含めて優しい人たちばかり。
ユウさんも含めて。
故に、彼女は時間をかけながらも、本人の納得できる結論を出せたと思います。
特に鹿沼さんは輪をかけて素敵でした。
あんな歳の取り方したいものです。
千春 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ最終巻。なんでこれを積読にしてたのか分からないくらい、2巻からは一気に全部読んじゃいました。
ノアがデ・コスタを裏切り、エミリオは爆破に巻き込まれて重傷。ノアはいないし、残るはダリオだけっていう状況で、お祝い事としてはダリオとロージーの結婚話だったわけだけど、きな臭い話もあって、案の定ノアが戻ってきました。
ロージーが別のファミリーを作るって決心したのは、本当に予想外で、最初の彼女だとダメだったでしょうけど、一筋縄ではいかないダリオやリカルドを手玉に取れる彼女なら、きっと大丈夫。
あの2人がロージーをどうにかするってのは絶対にできないと思うし、彼女にお願いされちゃったりすると、策略だと分 -
Posted by ブクログ
ネタバレ前巻の最後でいただいたカジノで、市長選の対立候補の息子が拉致されるという事件が発生。
そんな中、また出てくるだろうなって思ってたリカルドも復活して、ノアの嫉妬も時たま出てきて、いい加減自覚すれば?って感じです。
今回はエミリオの意外な一面が見れました。冷徹な彼も弟ダリオに対しては冷静になれず、ダリオを助けるために組織としては必要だったはずの市長を切っちゃって、これから大変だと思うけど、もしあのときダリオを切手いたら、たぶんずっと後悔し続けたと思うから、この結果を選んでくれてよかった。
それにしても、ロージーがカジノでかばった飲んだくれが、高名なお医者様ってのは予想外でした。
ダリオも最初