喜多みどりのレビュー一覧
-
-
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ待望の完結編です。
ユリエルを助ける為に、悪魔と共に地獄へ堕ちたコンスタンティン。
コンスタンティンを取り戻す為、地獄への道を探すユリエル。
最後にコンスタンティン(コンスタンス)が選ぶのは──?
……って話かと思っていたんですけれども、なんだか、はぐらされたまま終わった感がひしひしとしました。あれ……?
三角関係がまだまだ続きます、って感じの終わり方。
コンスタンスさん、どっちにするかはっきりしてもらえません~!?
これ、終わってないよね……?? みたいな。
でも、明確な形が提示されていない=ヒースが漁夫の利を得てく!…って未来を妄想出来ないわけじゃないと言うことで……。
え、それだけはあり -
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ「ちょっと」読むつもりが、気づけば最後まで一気に読んでました。
読み易い文章に、続きが気になる展開は健在です。
「クライマックス目前」と帯に書かれていましたが、あとがきによると後一冊で終わってしまうとか……残念。
コンスタンティン、悪魔、ユリエル、ヒースの心が揺り動いた(かもしれない?)今回も満足です。
今作で帰ってくるかと思って首を長くして待っていたニコラスが戻って来ないままに終わったのが少々残念。っていうか、戻ってこないのにバレたら彼は徒労じゃん!? 可哀想……と言って良いのか、悪いのか。
ってか、密かに応援していたヒースがあんな目に遭わされるとは、ショック……! そんな事になるなら有言 -
Posted by ブクログ
シリーズ最終巻。
最後は昼の石版と台座を巡るあれこれに決着が付いて、それぞれの登場人物たちも、それぞれの落ち着き所を得て、とりあえず、だいたい(笑)ハッピーエンドでよかった。
物語的には、途中色々入り組んだ構成になったり、始原のキツネの意図がもう一つはっきりしなくて、もやもやして少し入り込めなくなったこともあった。
でも、このシリーズの魅力はなんと言っても主人公リティーヤの性格、というかノリ。
たとえ落ち込んでても、やることはびっくり箱のようなリティーヤの行動に呆れつつ、楽しませてもらっているうちに、結局最終巻まで読んでしまっていた。
なんというか、愛すべきキャラクターだ。
そういえば