喜多みどりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
何でしょう…登場人物、皆様どこに常識おいてきましたか? と
問いたいくらい己の道突き進んでる気がします…。
主人公は、悪魔の花嫁になりたくない一心で
『善行』と表していいのかぎりぎりそうな事をしてますし
悪魔は…人じゃないですから、こちらの常識問題外ですし。
それを追う司祭、が一番まとも、ですか?
いやでも途中で出てきた、お付き、に問題ありですから
相殺されて、る??
離婚するため、必死で頑張っているのには理解ができます。
が、どう考えてもやる事なす事考える事
少年のような気がしてなりません。
そう生きてきたので仕方がないと思いますが。
逆を言えば、きっちり性格付けてるな、と思えるものでし -
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Posted by ブクログ
主人公は生き別れの家族と命の恩人を探して魔術師の学園に入る。
そこで一人前の魔術師になるために修行に励むはずが、とんでもないものに目をつけられていたので、とんでもないことに巻き込まれていく。
というお話で、主人公自身も主人公の先生を始め彼女をとりまく人々も、一癖も二癖もある人ばかりなので、ドタバタだったりバトルだったりラブだったり、非常ににぎやかです。
面白くないとは言わないけれど、なぜだかどのキャラもことごとく私のつぼから外れているので、私は読んでいても楽しくはありませんでした。一応6巻まで読んだんだけど、ダメだった。誰一人好きになれない。嫌いではないけれど。
ストーリーは悪くない -
Posted by ブクログ
西風のディディウスシリーズ。『大地の女神』『西風の贈り物』まで、一気読み。
どうせなら全部読もうかと。
話が大きくなりましたが、前作のキャラもからめて、それでもこの巻数でちゃんとまとまってました。主人公もしっかり成長していったし、最後も「よかったね」で終わり。
ただし、登場人物がやたら増えて世界も広がっただけに、なんか薄いという印象は残った。やるべきことは全部やってるので消化不良はないんだけど。
天空の神々の扱いとか、え?それだけっていう拍子抜けはしました。あれ以上書いてもくどいだろうけれど、1巻からずっと陰謀がどうこう言われてたわりに、肩すかし感はあった。
これ以上状況がややこし -
Posted by ブクログ
前回、一段落したからもういいかと言っていた『西風の皇子』シリーズと同じ世界を舞台にした話。
時間軸は『西風の皇子』より昔で、書かれたのもこっちが先。でも、これを読まなくても『西風の皇子』は読める。それに『西風の皇子』→『天空の剣』の流れで読んだ方が、気持ちいいかなと思った。
西風に比べると、こっちの主人公(女性剣士)の方が痛い思いをするし、テーマもかなり重い。でも読後感はすっきりだし、ロマンスもあるし、面白かった。
ただ、主人公はすっきりでも、西風と合わせて読んでしまうと脇のことが気になるので、これ一冊で終わりっていうわけにはいかないかも。
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Posted by ブクログ
ビーンズ文庫。
ディディがかわいい! 以上(笑)
とてもつもなく性格の悪い神様に、自分にはどうしようもないことが理由で命を狙われてしまった皇子さまのお話。単純に命を狙われたのではなく、魂の消滅までを願われてしまい、そのための手段が尋常ではなかったので、地上の滅びまでその背中に背負わされた皇子さま。
でも、まだまだディディはお子様で、特殊能力があるわけでもないので、神様退治に乗り出す雄々しい勇者の話というわけではありません。何もできないのにそれを認めたくなくて意地をはっていたお子様が、何も出来ないと認めて、そこから成長するという、いってみればありふれた王道話。
でも、ディディと彼を護る -