喜多みどりのレビュー一覧
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この前で完結でも良かったかも?
前回、千春ちゃんとユウくんの結婚話がしっくり落ち着いて、夫婦のお店になって終わったので、今回の続編は「出るんだ!」って思ったけど…
主人公が変わって、何か違う小説みたいというか、無理に引き延ばしたような感じもして、だったら前回で終わっても良かったんじゃ?と思いました…
普通に楽しく読めましたが、シリーズの構成として必要だったのかな~と。 -
購入済み
安定感に安心⁉️
大好きなシリーズの7作目。今回は結婚したユウと千春は脇役で主人公は「雪緒」と常連客黒川の娘で女優の「茜」 だ。このシリーズに登場する人達は皆一生懸命に生きていて、いや生きているからこそ問題にぶつかっている。器用に目を背け通り過ぎられないその不器用さが大好きだ。美味しいお弁当とそれを巡る人間模様。それぞれがベタに思える出来事が繰り広げられるが、世の中なんてそんな絡まった糸を丁寧にほぐしていく繰り返しのように思う。そしてハッピーエンドが待っている。なんという心地よい安定感だろう。
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聞き逃せない噂を聞き、真相を確かめに行けば
魂が、こぼれおちた。
よくもまぁ色々考える奴だな、というのが本音です。
ようやく『彼女』も見えてきました。
永遠は、確かに『永遠』でした。
人にはできない事で、神様には出来る事。
いやでも、ここまで止まってしまっていたら
それは『出来る事』になるのでしょうか?
人間、結局どうにかしたいと思っても
自分の感情が最優先です。
行動も思考回路も理解できない、それが人。
さらに理解できないのが神様の脳内、ですが。
用意されていたものによって、退場させられたわけで。
それを用意したのと、渡したのと…。
一体、どういう存在だったのでしょう? -
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傭兵生活をしていた中にやってきた、一人の女性。
彼女の逃亡生活(?)にくっついて行く男性2名。
彼女が持っている剣は特別なもの。
どう特別かというと…という、ものすごく大変な剣。
しかしまぁ大概において、おとぎ話、と思います。
まさかの、最初に答えが提出されていると言う状態。
登場人物も少ないので、ぴんとくるならば
ものすごく分かりやすい話です。
とはいえ、まさかの求婚者の正体。
そして黒幕…。
最初、話していた女性はこれか、と思いましたが
あれはまったく別の生き物(?)です。
何か最後、甘酸っぱい感で終わってますが
これから先、どうするのでしょう、この2人。 -
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ネタバレ 購入済み
英国パブリックスクール
英国パブリックスクール設定大好きなので、見つけた瞬間手にとりました。
作画の美しさも相成って、今後が楽しみな作品だったのですが…あとがきを読んでびっくり!
なんと最終巻とのこと。
事件自体は一応解決してはいるもの、全体の謎は伏線だらけでなにも解決していない!
おじさんは?
組織は?
なにより、なにより、二人の恋の進展は?!
出版社に手紙をだしたらいいのでしょうか
続編かなり希望です… -
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Posted by ブクログ
ネタバレ孤児院で暮らすロザベラが、突然裏社会の名家であるデ・コスタ家の血を惹くとして引き取られ、3人の従兄弟から1人を選んで子を産むよう言われるっていう、裏表紙のあらすじからは逆ハーレムかなぁって思ってたら、けっこうきなくさくて、ラストは予想外でした。
まず長兄のエミリオが相手っていう線はなしです。
三男のダリオもロザベラ的にはダメでしたけど、今後はダリオはロザベラに惹かれて、なんやかやといいように使われそうです。
次男のノアは、最初からロザベラの相手としてのフラグが立ってましたけど、それがすべて本当の兄妹だったっていうのは、えーーって感じ。でもエミリオの言い方だと、エミリオ達の母とロザベラの母と -
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うーん・・・これ、最初の状態とどう違うんだ・・・?いや全然違うのはわかってるんですけど、なんかすっきりとしないなー。結局コンスタンスはどちらも選んでないし、多分雰囲気ではユリエルなんだろうけど、三角関係はまだまだ続くっぽい終わり方だったし。これは好き嫌い分かれそうだなぁ。いい終わり方だとは思いますけど、う~~~~ん、私はすっきりしない。すっきりしない終わり方が好きではないので、面白かったけど、評価はトータルで普通という結果に・・・無念。
あ、バートの展開は好きでした。こうして新たな悪魔は生まれていく・・・みたいな感じが。人間にしては壊れすぎてるとは思ってましたし。
やっぱり新しくシリーズ始まっ -
Posted by ブクログ
“ノアは視線を正面に戻した。
「……怖かったか」
ビルの高さについて尋ねたのか、それともノア自身について訊きたかったのか。
どちらかわからないまま、ロージーは頷いた。
「……怖かった」
車は橋を渡り、元の繁華な地区に戻っていく。交通量が増えて、街灯とネオンサイン、ビルの明かりがまばゆいほどに闇を照らす。
「賑やかで、たくさん人がいて、大きくて、新しくて、埃っぽくて、この街が怖かった。でも、あのビルの上から見下ろした時は、怖くなかった。あんなにも高いところなのに、落ちたら死んじゃうのに、怖く、なかった」
言葉は途切れ途切れにしか出てこなかったけれど、ノアは最後まで文句も言わずに聞いていた。外の明