あらすじ
「あなたの食べたいもの、なんでもお作りします」恋人に二股をかけられ、傷心状態のまま北海道・札幌市へ転勤したOLの千春。仕事帰りに彼女はふと、路地裏にひっそり佇む『くま弁』へ立ち寄る。そこで内なる願いを叶える「魔法のお弁当」の作り手・ユウと出会った千春は、凍った心が解けていくのを感じて――? おせっかい焼きの店員さんが、本当に食べたいものを教えてくれる。おなかも心もいっぱいな、北のお弁当ものがたり!
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Posted by ブクログ
短編集なので、隙間時間にさくっと読め、気軽に読めるのが良いです。
ただ、内容的に読んでいるとお腹がすいてしまうのが難点。
続きが何冊もでているそうなので、追いかけてみようと思ってます。
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やっぱり飯テロ系は読みやすいし面白いです。
最近飽和状態なジャンルかもしれないけど、刺激的な作品じゃない物が読みたい時にはピッタリです!
ワンコインで弁当が食べられるのが本当に羨ましい( ; ; )
Posted by ブクログ
とても面白く読みました。
こんな弁当屋さんなら私も行きたい…ほかほかご飯と北海鮭かま。おいしそう
そしてなんとこのシリーズ、あと何冊かあるんですね。別のも読みたいです。
この二人の行方も気になる…
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北海道のすすきののはずれにあるお弁当屋さんのお話です!北海道の札幌と聞いて親近感!このお弁当屋さんの店員さんは人の気持ちを読めんるじゃないかと思うほど人の気持ちに寄り添って時にはその人にピッタリなお弁当を用意してくれます。実際にこんなお弁当屋さんがあるならぜったい行っています!
温かくてほっこりするのでリラックスしたい時の読書におすすめ!他の巻もぜひ読みたいと思いました!
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煌びやかではないけれど、お客さんに寄り添ってくれる素朴な家庭の味のようなお弁当。
時にはお客さんのお願いを聞いて、『魔法のお弁当』も作ってくれる。
店長の卵焼きとユウさんのお弁当とおにぎりが魅力的すぎて読んでいるとお腹がすくから注意!
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«温かなごはんで、新たな出発にエールを»
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「新しいことたくさんできますよ」
「きっと、そのために新しい土地に来たんですよ」
(本文第1話より抜粋)
新天地で不安やストレスを溜め込みそうな時、「この場所も悪くないな」と思えるような温かくて美味しい出会いに恵まれたら、幸せだと思いませんか?
慣れない土地で頑張ろうとする方に。そして毎日毎日を精一杯過ごす方に、そして時々懐かしい味が恋しくなる方に。どんな方にもそっと寄り添ってくれる、すすき野のこじんまりとしたお弁当屋さん「くま弁」。メニューに無いお弁当でも、頼めば観察眼の鋭い店員さん「ユウ君」がお客さんの気分に合わせて作ってくれます。
くま弁のお弁当を食べれば、明日も頑張る力を貰えるはずです。
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店長の熊野さんやユウ君が作る卵焼きやお弁当の描写が食欲をそそり、私も千春さんや他の皆さんと一緒にお弁当やおかずを食べているような温かくて幸せな気持ちでいっぱいになりました。
落ち込んだり不安になったり、モチベーションが上がらなくて困ったりする中でも、「○○があるから頑張ろう!」と少し先の未来に向かって前向きになれる味を、私も探してみたいと思いました。
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人の縁を感じる物語。
常連と言えるほどお店に通う事がないので、こういう縁の広がり方は素敵だなぁと思ったり。
スマホを持つ様になってから、一つの事に集中せず、ながら作業をする事が多くなってしまったので少し前は当たり前に目の前に集中していたのに、便利な様で視野を狭めていたり、大事だったものを疎かにしていた自分にもちょっと気が付く。
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全体的にはほっこりとして良い話。ただ、時折、登場人物の言動や描写に?となることがあり、読むのにつかえる感じ。こういう系の女性主人公はおとなしかったりコンプレックスを抱えていて控えめなタイプが多いので、グイグイいく主人公は新鮮ではある。けど…なんとなくどこか引っかかる感じ。作者との相性かな?続きを読むかは微妙。
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ほっこり系のお話。
いろんな悩みを抱えた人間がくま弁のお弁当でここら、が晴れてく話。
なじみのお弁当屋さんっていいなって思う。
舞台が札幌ってことで親近感。
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札幌にある弁当屋「くま弁」が舞台。
魔法のお弁当がお客さんを幸せにする物語。
シリーズ化されていて、ドラマや漫画にもなっているのが納得。
繊細な描写でドラマを観ているような感覚。1巻では止められない魅力があった。千春やユウをはじめとする登場人物の“これから”を読んでみたい。
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生きる事とは食べる事である。
北海道札幌市の路地裏で営業する『くま弁』を舞台にした連作短編集だが、人情話と美味しそうな弁当に間違いなく腹が減る一冊。ほんの少しだけ日常の謎的な要素が含まれているのも個人的にはツボ。ただ、推理要素は脇の脇なのでそこまで期待しないように。
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お弁当屋さんから繰り広げらる物語。
北海道が本の舞台であり、私も同じ北海道住みのため、とても身近に感じ読みやすかった。
「食事は明日からも、生きるためのもの」という言葉が印象的でした。
お客様の身体のことを考えて、お弁当を作ってくれ
るお弁当屋さん。こんな温かいお弁当屋さんがあるなら、私も常連になりたい。
2作目も読んでみようと思う。
Posted by ブクログ
☆4
シリーズ1作目
「あなたの食べたいもの、なんでもお作りします」
こんな素敵なお弁当屋さんがあったら、間違いなく常連客になっているだろうなぁと思いながら読ませて頂きました。
「食事は明日からも、生きるためのもの」という言葉がとても心に響きました。
美味しいご飯を食べてお腹が満たされると、明日も頑張ろう!って思えてきますもんね(*´˘`*)
お腹も心もいっぱいになれる、素敵なお弁当物語です❁⃘*.゚
たくさん出ているシリーズなので、読み進めていくのが楽しみです!
二股かけられて北海道に移住した知り合いがいるので、その人のことを思い出しながら読んでました。
その人にもきっとこんな優しい世界があったんだろうな。
北海道は、こんな優しい人がたくさんいるんだろうなと思わせてくれる話でした。
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恋人に振られ、急な転勤で見知らぬ土地へ。慣れない仕事と環境に心も体も疲れていたところ、優しげな店員さんのいるお弁当屋さんを見つけ、美味しいお弁当で身も心も元気になってゆく。お弁当の描写が素晴らしい。読んでるとお腹が空く。
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札幌が舞台になっています
豊水すすきの駅の近くにこんな美味しそうなお弁当を売る店があるなんて!!
ユウさんのお節介から、食の大切さと自分を大切にすることに気づいた千春
出てくるお弁当の美味しそうなこと!!
是非常連になりたいです
出てくる人たちのキャラクターも優しい人が多くてホッとします
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お弁当が食べたくなります。
豪華ではなくシンプルなお弁当が。
こんなお弁当屋さんが家の近くにあったらいいのにな。
お弁当屋さんに訪れる人々の優しさで物語が繋がっていくあたたかいストーリーです。
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おもしろかったのですが、ショウヘイさんの地元から東京行くなら女満別空港使うというのが気になった。
わざわざ遠い空港に行く理由が気になってしまい、夜とお昼寝の時間しか眠れません。
鮭カマ食べたくなりました!
自分のためだけにお弁当やさんが作ってくれる…しかも、自分が気付いてもいなかった不調を見抜いての心配り…そりゃ、一発でやられちゃうでしょ。しかも、鮭カマ~✨優勝✨
ザンギ弁当も食べたい。筋子おにぎり、梅おにぎり、山ワサビおにぎりも🔥
そして、お弁当だけじゃなく、店員さんとのやり取りで癒される…千春ちゃんは、恋愛の意味でも惹かれてるけど(年頃だしね)、私もこんなお店あったら、そうね、黒川さんみたいにファンになってしまいそうです!!
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恋人に二股され、傷心のまま北海道へ転勤してきた
主人公千春。
仕事帰りにふとひっそり佇む、「くま弁」へ立ち寄る。
お節介焼きの店員のユウと出会う。
またそこに通う常連さんとも話すようになり…
ホッコリしつつ、お腹も心も満たされる
北海道にあるお弁当屋さんの物語。
めちゃくちゃ美味しそうだったし、
玉子焼き食べてみたい!
500円で買える心温まるお弁当いいなーと思う!
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『お客様のためだけに、お作りします』
北海道にあるお弁当屋さんのお話し。
出てくる料理、お弁当がどれも美味しそう
なかでもだし巻き玉子が食べたくなりました。
こんなに親身なお店羨ましい。
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傷心のまま、北海道の札幌に転勤した千春は、ある弁当屋を目にする。あなたの食べたいもの、なんでも作ります、のメッセージの通り、千春は、魔法の弁当の作り手のユウと出会う。
おせっかいな弁当の作り手のユウと千春が、巻き起こすハートフルなストーリー。
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食事というのは、考えてみるとちょっと面白い。もちろん生きていくために摂るものだが、時にはそこにはドラマが生じる。スピードや効率のよさが求められがちな現代だからこそ、食事くらいは時にはゆっくり食べたいものだ。
本作は、北海道札幌にある小さなお弁当屋さんを舞台にした食事にまつわる物語である。思い出の味あり、初めての味あり。一つのお弁当にも人それぞれの物語が刻まれている。過去から未来へ。明日に繋がるお弁当物語第1弾。
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千春がお弁当を食べる描写がとてもおいしそうだった。
『千春は苛立ちのままぶっすりと鮭かまに箸を突き刺し、そして結局身をほじくり出した。左手も使い、骨からこそげとった身を、一口食べる。・・・美味しい。脂はよく乗っているが、焼き方のおかげかべたべたした感じはしない。鮭の豊かなうまみが口の中に広がる。ご飯が食べたくなって、交互に食べていくと、腹の底から、じわじわと熱がこみ上げてくるような感覚が生まれる。』
スマホを見ながら鬱々とご飯をただ口に入れているだけだった千春はこのお弁当のおかげで、両手で鮭かまにしゃぶりつき、ただただ美味しいと食べるを繰り返している千春をみたら食べるって大事なんだなと思えた。
食べる時は食べる、食材を感じて誰かがいれば誰かと話をして食事がどんなに大切なのか考えさせられる。
千春だけじゃなく、くま弁にやってくるお客さんのために作るお弁当はただのお弁当かもしれないけど誰かの心を満たしてくれている。
Posted by ブクログ
くま弁が近所にある暮らし良すぎん?となった。
恋人に二股かけられた上に、北海道に転勤担ったOLの千春が主人公。
物語に出てくる、ザンギのお弁当や、卵焼きが美味しそうで美味しそうで…。。
優しい店員のユウや、常連の黒川と仲良くなっていくところもほっこりしてよかった^^
元気になるご飯って、いつも同じじゃなくて、
状況によって違うんだろうなって気づけた。
色々考えてしまう時は、両手使わないと食べられないものとか、
来年も食べるために頑張るぜ!ってなる旬の食材とか、
家族の味を思い出す卵焼きみたいなおかずとか。
何が自分を元気にするんだろう〜って考えるの大事そう。
心がこもったあったかいお弁当を食べられた気持ちになる本だった^^
Posted by ブクログ
心温まるお弁当屋さんのお話。
心が荒んでたり落ち込んだ日は、温かくて美味しいご飯が食べたいし、食べると少しは軽くなる気がします。そんなお話。
ユウくんの作る卵焼き食べてみたいなぁ。