わみずのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ椿の咲き誇る古い家に住む“若隠居”と、彼と利害の一致から契約結婚した香澄。
まあ、それなりに相手を好ましく思っている男女が一つ屋根の下にいればね……という。
『下鴨アンティーク』と同じ作者だから読んでみたけど、あっちは洋だけど、こっちは和。
がしかし!
まさかの一人称が全部家!家目線!
これにはビックリ。
プロローグだけかと思いきや、全編家目線!
血の繋がらない子を引き取って、自分の息子と結婚させようとしてたのに、家出されて他の男と結婚……て、赤僕の両親みたいだなー、と。
あのおばさんは、最初から香澄を息子の嫁にしようと育てたわけではなく、親がいないからと恥ずかしい思いをしないように厳 -
Posted by ブクログ
主人公の香月は、祖母が亡くなったことをきっかけに、三重県の海の近くの田舎から奈良県の町中に引っ越してきて、父親、中学生の弟との3人暮らしを始めた女子高校生です。転校先の高校のクラスに馴染めず、孤独な毎日を送っていて、友達ができないことを父親にも弟にも隠しています。そんなある日、隣の席の人気者の男子生徒、間宮立海のノートを間違えて持って帰ってしまいます。中を開くと、スイーツのレシピがたくさん書いてありました。立海は夜だけ開いている喫茶店でスイーツを作っていることを内緒にしていました。立海の秘密を知った香月は、立海にスイーツの作り方を教えて欲しいとお願いします。祖母が作ってくれいていたおやつの思い
-
購入済み
椿屋敷さんいい味出してます
屋敷が起こったことを語っていく形式の物語。
最後は隣のアパートも語っています。
しかも二人が食べている、ご飯もお菓子も毎回美味しそうなものが出てくるので私も食べたくなってしまいます。基本的に安心してほっこりできる話です。 -
Posted by ブクログ
看板猫がいるシェア型書店ってなんだそれめちゃくちゃ行ってみたい!
各話で縁が生まれた人が次の主人公になっていく感じで続いている構成も、本を介して人と人が繋がっていくコンセプトに則っているようで面白かった。
5話で描かれた3世代のやり取りが一番心に残った。
自分が娘にどう接してきたかが娘の子育てで見えてくるというのがなんだか答え合わせというか時限爆弾というか、上手くいっていればいいけど「あらぁ」となったらかなりしんどそう。
一冊の本をきっかけに恵美子さんの世界の解像度がぐんと上がって鮮やかになり、一気に広がっていくのは見ていて楽しかった。
小夜香さんの詩集もっと読んでみたいな。