わみずのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ椿屋敷に住む若隠居と呼ばれている柊一と若妻の香澄。二人はお互いの事情で契約結婚です。
柊一の元には様々な相談事が持ち込まれて、という話です。
語り手は椿屋敷です。家です。
香澄は若いのに料理上手の家事万能です。香澄がお客様に出すお菓子が美味しそうで困ります(笑)。
香澄が家を出た理由、それはお世話になっている家の息子との結婚話が発端でした。育ててくれたことに恩があって感謝もしているけれど、それは息子との結婚のためだったのかと思ってしまい、もう元の気持ちで家にいることは出来なくなったからでした。
おばさんが香澄を連れ戻しにきて、自分の探している椿を見つけたら柊一と香澄の結婚を認めると言いました。
その騒動で二人の気持ちにほんの少し恋心が芽生えたような気がします(そうであって欲しい)。
結婚に反対している柊一の弟の檀(まゆみ)や柊一の両親のこと、柊一が養子であることでいろいろ言ってくる親戚等、まだまだ気になることが沢山あり、続きが楽しみです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ主人公はキッチンカーで紅茶専門店「シュシュ」を営む汐里さん。
まっすぐで穏やかで、でも芯のある優しいひと。
対してオニオングラタンスープが人気のキッチンカー「グラタ」を営む美野要はぶっきらぼうというか、若さゆえの怖いもの知らず。
猫みたいな要を受け入れた汐里さんの心の大きさがすごいと思う。
猫のグラタが愛おしくて切なくて、でもグラタとの出会いがミントやスフレにも繋がっていて、その出会いがなければ汐里と要の不思議な関係が生まれることもなくて…。
個人的に麗華さんと松本さんがとても好き。
麗華さん、姐さん…!と崇めたくなる頼れるお姉さま。
松本さんは要に厳しいけどイケオジ(想像)で奥様に頭が上がらないところがとてもイイ。 -
Posted by ブクログ
椿屋敷と呼ばれる家に住む男女二人のお話。
恐らくですが、集英社オレンジ文庫を読むのは今作が初めてです。
「契約結婚」という言葉が気になって手に取りましたが、思っていたより修羅場は少なく、ずっとハートフルほのぼのストーリーでした。
普段、恋愛に関連するような作品を読まないのですが、こういう作品ならありかな? と思えました。
椿にまつわる話が要所要所に登場するのと、趣のある日本家屋での暮らしが描かれていて、それだけでも楽しめる作品です。
シリーズ作品のようなので続きも読みたいと思います。
あんまり頭を使わずに読書をまったりと楽しみたい人にオススメしたい一冊です。