わみずのレビュー一覧

  • 海と月の喫茶店

    購入済み

    久々に。

    久々にまっすぐな小説を読みました。複雑な小説ではなくて、主人公の女の子が環境の変化に悩みながら成長していくお話でした。主人公の真っ直ぐさに自分が子供のころも純粋に真っ直ぐに過ごしていたのになって懐かしさを感じました。内容的には読みやすくて大人向けではないのかなと思いましたが、読んでみてよかったです。

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    2021年03月27日
  • 海と月の喫茶店

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    ネタバレ

    高校生の次女から借りた本。
    家族で引越し、転校余儀なくされた主人公・香月。新しい学校に馴染めず、授業もついていけず、友だちも作れない。
    お父さんには家事なんかしなくていい。自分のことをしなさい。と言われる。
    私にもできるんだ!と見せたくて、おばあちゃんが作ってくれたおやつ以上のものを作りたいと、同級生の立海にアドバイスをもらいながら奮闘する。
    が、うまくいかない。
    ここには居場所がない。前にいた場所に戻りたい。と願う。
    だけど、前の学校の友だちと会っても、時は流れていて話が合わない。自分の居場所はここにはもうなかったと泣きながら立海に電話する。
    「香月は強いよ。1人でがんばろうとする。」そう励

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    2021年03月02日
  • 契約結婚はじめました。3 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    ネタバレ

    ついに柊一が本気になるの巻。
    しかし、みんな見守ってるけど、二人は気づいていないっていう。
    とっとと両思いになればいいのに……。

    廣田くん、いいやつだなあ。
    10年後くらいに、遥ちゃんとうまくいったりはしないんだろうか。

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    2020年11月22日
  • 契約結婚はじめました。2 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    ネタバレ

    段々とカップルっぽくなってくる二人にニヤニヤが止まらない!
    というか、普通はこの辺の段階は高校生カップルとかなんだろうけど……。

    檀と絢さんのカップルも目が離せないな。

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    2020年11月21日
  • いらっしゃいませ 下町和菓子 栗丸堂2 聖徳太子の地球儀

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    栗丸堂の営業再開シーンは、やっぱり!となったw
    そりゃ、そうでしょう!うん、うん。
    栗田と葵のカップル、本当にほのぼの温かい。
    デート中でも、やっぱりいろんなハプニングに見舞われちゃうのもあいかわらず。
    拓也君、2人と出会えてよかった。
    それにしても、葵って本当に鋭い。あれだけでそこに気付くとは。
    人形焼きの件は、腹が立って仕方がなかった。
    まったく、なんてやつだろう、ほんっとさいってー。
    でも、きっと、災い転じて福となすと信じよう。
    「外伝」は、「彼」があまりにも昔から変わっていなくて笑ってしまった。そうか、ずっとそうなのねって。
    とっても、「らしい」んだもの。
    さて、栗田と葵の仲に進展があ

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    2020年09月09日
  • 契約結婚はじめました。5 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    ネタバレ

    本筋の椿屋敷があまりにも穏やかなので、何となくぱきっとしたすみれ荘の、陰りまではいかないシュッとした感がちゃんとある様子に、きゅうっとした。
    それにより星ひとつ増量。すき。

    偽夫婦も勿論きらいじゃないんだけど、しあわせ安全圏すぎてたまに若干物足りない。わがまま。笑
    何だか色々あった本編のあとの、ご褒美としての「その後」みたいな平和さなのだ。
    メイン筋がそれって、珍しいアプローチな気もする。
    これまでの巻の物語を明確には覚えていないけれど、荒ぶらないイメージ。

    少し前に読んだ「後宮の烏」3巻でもそうだったけど、ちらちらと冷徹感が見え隠れするから、きれいを追っていてもそういう感情もあるんだって

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    2020年07月24日
  • いらっしゃいませ 下町和菓子 栗丸堂 「和」菓子をもって貴しとなす

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    ネタバレ

    “お待ちしてます”を読んでいないどころか、似鳥さん初読みです。登場人物のキャラを知らないから、最初は時折ドン引き。和菓子のお嬢様は相当な美人らしいのにオッサンかと思うようなダジャレ。やー、はー、はいー、くはー、気になる(笑)。

    私は言い訳の中で「悪気はない」というのがいちばん嫌い。んなもん悪気なんて皆ないわ、あったらほんまの悪人やんと常々思っているので、謎解きで若干不愉快になったりも。

    しかし最終的には主人公たちに魅せられて、前日譚にも手を出したくなっています。上宮兄に惚れました。そうだね、製菓はサイエンス。

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    2020年04月30日
  • いらっしゃいませ 下町和菓子 栗丸堂 「和」菓子をもって貴しとなす

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    久々のこのシリーズ、懐かしい。
    天然お嬢様の葵と栗田の2人が微笑ましい。
    今回、蘇が登場して、この時期に偶然?!とびっくり。
    旅行先でも、和菓子に絡む謎に積極的に関わるのが、2人らしい感じで温かい。
    新登場キャラはどちらも個性的で、2人を振り回す
    展開が、今後も期待できそうで楽しみ。

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    2020年04月24日
  • 契約結婚はじめました。3 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    ネタバレ

    シリーズ前2作に比較すると…暗い。重い。
    少しずつそれぞれの人たちの闇が表に見え始めた感じ。

    それでも椿を介して解きほぐされる
    「忘れられない過去」がこの物語の中にはある。

    すみれさんの淡い恋心にまつわるエピソードは秀逸。

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    2020年02月25日
  • 契約結婚はじめました。2 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    下鴨アンティークから白川作品のファン。

    この人から生まれるストーリーの中の人々は
    何かしらの事情を抱えていたり
    ひと癖あったりして
    シリーズで読み進めないと単なる時間潰しの
    娯楽小説だと思い込まれるかもしれない。

    ところが白川作品の人々はしっかり生きていて
    日常を暮らしていて そうして何よりも
    常にそれぞれの人生が重なったりぶつかったり
    いろいろな綾を成しながら 少しずつ変わっていく。

    その主軸に絡まる軽い持ち味のミステリーが
    解きほぐされてゆくにつれ 
    誰かの想いや過去のトラウマもほぐれてゆく。

    白川さんのそんな物語の織り方に 私は惹かれた。

    さて、次を買わなくては。
     

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    2020年02月23日
  • 契約結婚はじめました。5 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    ネタバレ

    終わってしまったーーー大好きな世界観だった。
    柊一さんが、ようやく救われたと思った。
    半ば暴力的に養子だという事を知らされて、「お前はいらないんだ」って子どもの頃に言われて、どれだけ深い傷を抱えてたんだろうって思うところがあって。

    でもそれを救ったのは、香澄さんのあたたかさと優しさと相手のために思ってる事をはっきり言えるところだと思う。

    この2人はもちろん、すみれさん、檀、絢さん、そして昌お兄ちゃん、その他のキャラみんな好きになったなあ。
    特にすみれさんが言う事には名言がたくさん隠れてたな。

    昌お兄ちゃん、最初は「なんだこの人」と思って、すみれ荘に越してきた時は、「まじか...」と思った

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    2020年02月02日
  • 契約結婚はじめました。 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    白川紺子さんの知的で奥深い文章は大好き。
    でも同じオレンジ文庫の「下鴨アンティーク」が
    好きすぎて なかなか次の作品に手を伸ばせなかった。

    アンティーク着物の描写にうっとりしたあの世界から
    ようやく抜け出して 今度は美しい椿。
    白川さんがモチーフに選ぶ美しいものたちは
    脇役に過ぎないのだけれど 登場人物たちの心情に
    とてもぴったりと寄り添って その美しさに深みを増す。

    このシリーズを読み進めることに 決めました。

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    2020年01月26日
  • 契約結婚はじめました。5 ~椿屋敷の偽夫婦~

    購入済み

    ほのぼのです。

    このお話の中に出てくる人は みんな良い人。
    日々の生活に疲れている人にはもってこいのお話。
    何気ない日常に幸せを感じられる小説です。

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    2019年11月22日
  • 契約結婚はじめました。 ~椿屋敷の偽夫婦~

    購入済み

    ウズウズします

    若年寄り?な落ち着きある旦那様と分け合って契約結婚した若奥様のお話。
    お互い好意はあるんだけどあまり甘い方向に進まずなんだかムズムズしてしまうんだけど、そのムズムズが甘酸っぱくてクセになります

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    2019年11月15日
  • 契約結婚はじめました。 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    語り手が家なところが最初は違和感だったけど、慣れると気にならなかった。読みやすくていいかな。これからもなかなか進展しないイライラさせる二人なんだろうなぁ。

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    2019年11月08日
  • 契約結婚はじめました。5 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    ネタバレ

    折角お互い自覚したのに、柊一さん、そりゃないでしょという。
    椿屋敷も言っていましたが、随分むずむずしたし、唸りたくもなりました。
    ようやく、本当にようやく偽夫婦がほんものの夫婦になれると思ったのに、踏ん切りがつかなかったのは旦那の方だった。
    香澄さんは自覚は遅かったけれど、彼女の方が余裕がありました。
    謎解きをしている旦那より、嫁の方がある意味視野が広く、心も広かったのでしょう。
    柊一さんの臆病さや思い切りの悪さのせいで一時回り道をしましたが、相談に訪れた人たちの色々な結婚や夫婦の姿を見て、最後にはようやっとほんものの夫婦になれた二人。
    この日をどんなに待ち望んだことか。
    側から見ればどう見て

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    2019年11月06日
  • 契約結婚はじめました。 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    ネタバレ

    いきなり家視点で始まってビックリ。
    あずかりやさんを読んだ後だったので、意外な共通点になおさらビックリ。

    家を飛び出した19歳花嫁修行中の香澄は、通称「椿屋敷」に住む柊一…若隠居と呼ばれている小説家と偽装結婚している。
    (籍はいれているが、お互いに干渉しない協定を結んでいる)

    椿をテーマに椿屋敷に持ち込まれる謎解きを柊一が解決していく。
    香澄は家事万能なスーパー主婦な19歳(こんな子いる?)どうやら育ての親に厳しく仕込まれたらしいけど、高学歴な税理士の女性が娘に高卒で花嫁修行させる…?
    そりゃ家出もしたくなるよ…。

    柊一は御家騒動と弟に対する気持ちでわりと達観してたのかもしれないけど、最

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    2019年09月23日
  • 浅草洋食亭のしあわせごはん 想いをつなぐ三姉妹ランチ

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    姉妹で切り盛りする普通(?)の洋食屋の話。助けが必要な人の手助けをする、温かいお店。
    そんなお店には「なんでもできる力」ではないけれど、それぞれ不思議な力を持っている三姉妹がいて、常連さんたちもそれを受け入れている...。とにかく温かい話だった。助けたい。という気持ちが伝わってきて...。出てくる料理も美味しそうだったし、この「うさぎのしっぽ」、行ってみたいなぁ。

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    2019年08月15日
  • 契約結婚はじめました。2 ~椿屋敷の偽夫婦~

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    相手がどう思うか気になったり、ヤキモチやいたり、すっかり新婚夫婦になってきてほのぼの読めた。
    最後の檀の恋模様が本編と同じくらい楽しみだ!

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    2019年07月04日
  • 歩のおそはや ふたりぼっちの将棋同好会

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    あらすじに「ガール・ミーツ・ガール」と書かれているので百合作品なのかな? と思い購入しましたが、メインの登場人物である歩と涼の恋愛描写はありません。そもそも歩自体が男に恋愛感情を抱いている描写があります。作品内の表現的にもあくまで二人の関係は友情ととらえた方がいいのでしょう。だからといって男女の恋愛ものとして見るのには男の描写も薄いので、女同士の関係がメインの部活もの、青春もの、友情ものとして読んだ方がいいと思います。

    ここまで少し批判的な内容となってしまいましたが、読んだ感想としては普通に面白かったです。将棋の内容のすべては理解できませんでしたが、ある程度は伝えたいことがわかりましたし、歩

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    2018年11月21日