武田双雲のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
とんでもなくポジティブなお二人の共通点は、親御さんから愛されていることをきちんと伝えられ、自己肯定感を持って育ったと言うこと。
幸せになりたいと思っている人の中には、幸せだと思われたい人が多くいること。自分自身の幸せの基準をしっかり持つことが本当の幸せへの第一歩。
欠点があるから自分を嫌いなのでなく、自分を嫌いだから欠点を見つけてしまうということ。
読む人によって響く場所が違うと思うが、漠然と不安を抱えてる人へのヒントちなる一冊だと思う。
武田双雲さんについては、書道家だと言うことしか知らなかったけど、とても興味深い方だと思った。他の著書も読んでみよう。 -
Posted by ブクログ
ネットで買ったので、届いて表紙の写真にギョギョっとしましたが(苦笑)さらりとした対談の中に大事なことがギュウギュウに詰まった本でした。
お二人とも同年代で、同じくらいの子供がいるのにもかかわらず、子供への接し方が確立されているのが、まだまだ手探りの私からすると尊敬に値します。
もちろん、このお二人の言うことが全てではなし、こんなに恐ろしくポジティブでいられるのも才能のうちだとは思うのですが、基本ポジティブの私でさえも、かなりの衝撃度のポジティブさでした。
だからこそ、表題の「だからこそできること」につながるのですが、文中にもありましたが本当にこれは魔法の言葉だな、と思います。
子持ちだからでき -
Posted by ブクログ
ネタバレチェック項目19箇所。上機嫌率10割を目指すもの・・・10割はムリなのを前提に。上機嫌の時間を増やすことで生活は楽しく豊かになる。上機嫌でいる生き方の楽しさや生きていくうえでのヒントを感じてもらいたい。上機嫌の反対は不機嫌。不機嫌はゼロ。機嫌そのものがポジティブ。「何のため」を自分に常に問いかける・・・上機嫌率アップ。適度な危機感は生きていくうえで必要。モチベーションが下がらないコツが上機嫌。社会的成功とは全部エネルギー。ストリートで酔っ払いに罵られることもあったが逃げない。ストリートに出ることで自分がいかにちっぽけな人間かを知る。マザーテレサ・・・組織を作ると本当の温もりが伝わらない、ちっぽ
-
Posted by ブクログ
ネタバレp.17
「上機嫌という言葉の反対は「下期限」ではありません。
「不機嫌」です。
期限にはマイナスカウントがなく、不機嫌はいつでもゼロなのです。
そう考えると機嫌そのものがすでのポジティブだということに気づきます。
数でいえば「1」からはじまる正の数です。
だから機嫌はいくらでも上に積み重ねていける・・・。」
p.98
「それで僕は、「教える」よりも「引き出す」ことに徹しようと決めました。
~中略~
教育は英語でエデュケーションですが、この語源がラテン語で「引き出す」という
意味の言葉だということを知ったとき、
自分は間違っていなかったと思いました。」
p169
「ダカラコソデキルコト -
Posted by ブクログ
いいとものよく出ているあの書の先生です!「しなければならない」と受動的に動いているとそれがどんどんストレスとしてたまっていく。ストレスにしないためには、能動思考でやることが大切。趣味の釣りや好きな異性とデートに行くときのように。意識を変えて「~やりたいな~」と思えるようにすれば上機嫌力は鍛えられる。能動思考へのコツは「今を生きる」こと。今を楽しめば自然と能動思考になります。ブログやtwitterに夢中になって今を感じる事を忘れがちの最近。はっとさせられ夜10時には携帯の電源を落とすようにしました。ストリートで書を描いた経験など、アーチストとして生きたい自分には参考になることが多くありました。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ自分に「あるもの」に気づいて感謝することができるようになる鍵が「丁寧」、ということで、著者は、それを実践して毎日ワクワクと過ごされているそうです。
この生き方を「丁寧道」と呼んで、分かりやすく紹介されています。
アメリカから逆輸入されたマインドフルネス、もともと日本に、ちゃんと日本語にある新しいものではないとあらためて気づかされますね。
ひとつのエピソードでは、書道を趣味ではなくお金をもらって仕事としてし始めたときに、緊張したり焦ったりして、自分が下手だなーと思ったりと、無心に楽しめなくなったといいます。そうしていろいろと筆の使い方や書きぶりを試す中で気づいたのが、大事なのは上手く書ける -
Posted by ブクログ
いわゆるHSP気質の人が心地よく人生を送るにはどうしたらいいのかを学べる本です。著者である書道家「武田早雲」さんは自他共に認めるポジティブ人間ですが、一方で敏感で心配性な一面があることに驚きました。
特に面白いと思ったところは、人間の心を樹海と捉えていることです。人の心なんてサイコロのようにコロコロ変わります。裏表どころか100面くらいあります。だからこそ、他人なんてよくわからないし、いい加減なものですから気にしても仕方ない。他人の立場に立って考えることは大切ですが、深入りしないしないようにしたいですね。樹海に入って迷い込んでしまいましたから...。
また、「自分を弱くてもいい」と思える大 -
Posted by ブクログ
武田さんはポジティブ過ぎる!とても尊敬します。すごい人格者なのだと思いました。
この本を読んで、二つ気づいたことがありました。
一つは、「成功」についてです。成功は、お金に不自由なく、毎日楽しく生きているというイメージがありました。
武田さんは、「能動的に生きている人 」ということも一つの要素であると書かれていました。確かにそうだなと思いました。成功者とは、一言でいうと「能動的に生きている人」とても腑に落ちました。
もう一つは、「好き」についてです。
「好きなものが多いということは、優しい気持ちになる」という言葉が印象に残りました。少しでも多く優しい気持ちでいたいので、「小さな好き」をたくさん