武田双雲のレビュー一覧
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「日本で一番簡単な ありがとう の本」という言葉の通り、読みやすくすっと心に入ってくる内容だった。
“感謝の反対は当たり前、当たり前は傲慢の始まり”
頑張るのが当たり前、ちゃんとするのが当たり前、自分が当たり前にやってることは他人もやって当たり前…というように「当たり前」ベースに生活してしまっていると、たしかに感謝は薄れている気がする。特に「自分は頑張ってる」と思ってるときほど、そっちに意識が行き過ぎて感謝を気に留める余裕がないというか。
あとは、仕事も人間関係も慣れ合うと傲慢になりがち…というのも納得。
変化の直後はたしかに感謝に敏感な気がするけど、環境にも人にも慣れると「当たり前」になって -
Posted by ブクログ
ストレス社会の中で、誰もができればのびのび生きたいと願っていると思います。ただ、それが難しい。結局、のびのびできないのは普通は~~とか、○○しなくちゃなど、「型」にはまろうとし過ぎているからだと思います。本作は、楽しい!などのびのび言葉を使おう、鼻歌を歌ってみよう、雑念をもたない・消すために信念をもとう、など色々な方法が示されています。
個人的な意見としては、のびのび生きるためには、「余裕をもつこと」が重要だと思います。文中にも「7~8割で十分」と書かれていました。その通りだと思いました。余裕や余力があれば、そのぶん、吸収力が上がったり、まわりの感謝も忘れずにいられると思います。
印象に残る言 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「感謝本」をもう一冊。
書道家である武田双雲氏の本書を読んでみた。
心は書に表れるというが、氏の書には、勢いと同時に、心のクリーンさが伝わってくる。本書を読んだからそう思うのかもしれないが、本書を読む前から、氏の書にそういう好印象を抱いていたのは間違いない。
彼は自身のことを「感謝オタク」だという。広く何に対しても「感謝」の心をもち、出会った誰に対しても「感謝」の心をもち、常に「感謝」の気持ちを忘れないようにしている。
この世界に存在するすべての人や物や、できごとや、廻り合わせや、ともかくすべての存在に「感謝」の要素があるのであって、それに気づくこと、見つけ出すことが氏の日々の生活、人生 -
Posted by ブクログ
ネタバレこんなに楽しくてためになる本、大好きです。
笑いながら学びました。
まず、『突然ですが、実験しましょう。』で始まります。 実験におつきあいして、リラックスムードで、
『「言葉」や「言い方」を変えると、感情が変わります。 ・・・ 順番を間違えてはいけませんよ。
まず、言葉を変える。
感情は、その次なのです。』
と、続きます。
『現状に満足できない人は、「いつか○○があったら満足できる』ととらえています。
でも幸せに「条件」をつけている限り、ずっと満足できません。』
『人間は、深く考えているようで、実際はあまり考えていません。 言葉に対応した感情をセットで思い出しているだけなのです。 -
Posted by ブクログ
丁寧道=マインドフルネス
自然に感謝の念が起きる。
対象を丁寧に感じつくす、日常の動作をちょっと楽しむ。
丁寧にしたほうが結果的に早い。
丁寧を意識して上機嫌で生きると、波動が伝わる。
丁寧道がうまく軌道に乗るには、ギブする。
同じことでも、少しずつ長くやる。1.01を意識する。1.01を1年続けると37になる。0.99は0.025になる。
毎日一場面だけでも、丁寧な達人の役をやる。
しなくちゃいけないリスト、をつくる。可視化して義務感を手放す。やりたいこと、に変える。義務感の犠牲にならない。
義務感に気づいたらいったんやめる。
義務感は、あったほうが安心する。自分を奮い立たせるエンジンと