あらすじ
音楽家とのパフォーマンス書道や斬新な個展など、独自の創作活動を展開する武田双雲が伝えるまったく新しい書道入門。時代の流れに逆らうからこそ、いま花開く書の魅力。
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Posted by ブクログ
お習字の教則本ではなくていろんなことが学べます
例えば、
自らの意思でやった行動の方がパワーがある、ということ
やっているのか、やらされているのか、ですよね
今後何かをする時に常に気を付けていきたいです
直接書道に関してのことも歴史がわかっていると楽しいし
気になるフォントにも関連してよかったです
その他にも、墨、紙、筆のことも詳しく説明されています
Posted by ブクログ
音楽家とのパフォーマンス書道なども行う書道家、武田双雲氏による、「書」についての本。印刷された文字やディスプレイに映る活字のように、没個性な文字に囲まれる中で、手書きの文字が如何に魅力を発するか、という著者からのメッセージが印象的だ。とてもわかりやすく書いてあり、少しでも「書」に興味のある人には面白い本だと思う。
Posted by ブクログ
「書」を書くという文化が、どのように築かれてきたのか。
本書では、現代(といっても2000年代であるが)の文字文化から始まり、書の歴史、文房四宝の歴史に触れ、武田自身の書道観が提示される。最終的に「人間力」という曖昧な表現に落ち着いてしまうことには若干残念さを覚えたものの、読みやすく、また分かりやすく「書」を書くことについて学ぶことができる。
個人的には、第1章の「うまい字とよい字」を面白く読んだ。一つの単純な字も、少し角度を変えるだけで、少し線を伸ばすだけで、途端に「美しく」見えてしまうその不思議さと面白さを味わうことができる。
文字文化が日に日に危機にさらされている(ように感じる)今日に、自分は何ができるのだろう。
Posted by ブクログ
著者は書道家の家系に生まれながら、東京理科大を出てNTTでIT系の仕事をしていた異色の経歴の持ち主。そこから大河ドラマ「天地人」の題字を任されるまでのプロの書道家に。なお書以外ではふだんは左利きだとか。
本書は彼が書道のすばらしさを伝えるために筆を執ったもの。内容はとりとめがなくほとんどエッセイだが、彼の書への愛がこれでもかと表現されている。書道家が何を考えているのか知りたかったので、その目的は果たせた。