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Posted by ブクログ
「書」を書くという文化が、どのように築かれてきたのか。
本書では、現代(といっても2000年代であるが)の文字文化から始まり、書の歴史、文房四宝の歴史に触れ、武田自身の書道観が提示される。最終的に「人間力」という曖昧な表現に落ち着いてしまうことには若干残念さを覚えたものの、読みやすく、また分かりやすく「書」を書くことについて学ぶことができる。
個人的には、第1章の「うまい字とよい字」を面白く読んだ。一つの単純な字も、少し角度を変えるだけで、少し線を伸ばすだけで、途端に「美しく」見えてしまうその不思議さと面白さを味わうことができる。
文字文化が日に日に危機にさらされている(ように感じる)今日に、自分は何ができるのだろう。
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