鳥羽亮のレビュー一覧

  • 暁の犬 (6)
    完結という事でちょっと残念だけど、大団円で良かった。高瀬先生の丁寧な絵で、江戸時代の文化風俗の魅力が際立っている。
  • 悲の剣 介錯人・野晒唐十郎〈十一〉
     鳥羽亮「悲の剣」、介錯人・野晒唐十郎シリーズ№11、2005.9発行。本作は奥江藩の改革派と保守派の抗争に絡んだ話。唐十郎は改革派の依頼で、保守派の刺客達と闘うことに。それにしても唐十郎は女性にもてるw。名前が出てこないけど芸者、忍びの組頭の咲、今回は改革派の小太刀の名手圭江。そして、改革派の圭江...続きを読む
  • 暁の犬 (4)
    全巻買ってます、と言ってもまだ4巻目ですが。。超お気に入りです。
    時代劇ものって好きだけど苦手な絵だったり、文字が多くて小説読むとの同じじゃないか、みたいな漫画が
    嫌いなので、高瀬理恵先生の漫画大好きです。登場人物がとにかく男前で見やすいし、読みやすい!
    次号も楽しみです!
  • 子連れ侍平十郎 2  江戸の風花
     藩内の政争に絡み、藩を追われた長岡平十郎は病死した妻多鶴の位牌と娘千沙5歳を連れて江戸に。道場破りで食いつなぎながら、影山道場に辿り着く。道場の争いが生じ道場主は闇討ちに合って死亡。道場主の娘佳江と平十郎と千沙。佳江は、やがて「長岡さま」から「平十郎さま」に。追手の卑怯で執拗な仕掛けに対し、平十郎...続きを読む
  • はぐれ長屋の用心棒 : 28 銀簪の絆
    内容(「BOOK」データベースより)
    江戸の大店に次々と押し入り、邪魔をする者は容赦なく斬り捨て、大金を盗んでいく押し込み強盗集団「聖天一味」。はぐれ長屋の家主の材木問屋「三崎屋」も、源九郎たちに店の警備を頼んできた。そんな折、お熊の弟が長屋に現れたが、どうも様子がおかしい…。はぐれ長屋の用心棒たち...続きを読む
  • はぐれ長屋の用心棒 : 15 おっかあ
    内容(「BOOK」データベースより)
    お吟の店、浜乃屋で飲んだ帰り道、華町源九郎は小名木川にかかる万年橋のたもとで、若い娘を襲う四人の若者を痛めつけた。最近、両国広小路などの盛り場で目に付くようになった、伊達気取りの若い衆の仲間だった。この若い衆が大店に難癖を付けて強請りをするようになる。どうやら黒...続きを読む
  • はぐれ長屋の用心棒 : 14 おとら婆
    内容(「BOOK」データベースより)
    六年前、江戸の町を騒がせていた、凶悪な夜盗・赤熊一味。源九郎や紋太夫の活躍で捕らえることができたが、その残党がまた江戸に舞い戻り、押し込み強盗を働き始めた。赤熊一味の狙いは?そんなとき、わけあって、おとらという老婆がはぐれ長屋に引っ越してきた。大好評シリーズ第十...続きを読む
  • はぐれ長屋の用心棒 : 11 雛の仇討ち
    内容(「BOOK」データベースより)
    両国広小路で居合を見せていた菅井紋太夫に挑戦してきた子連れの武士。話を聞くと藩を二分する権力争いに巻き込まれて江戸へ出てきたらしい。藩の騒動に巻き込まれるのを恐れ、助太刀を渋っていた華町源九郎だったが、二人の懇願に立ち上がる。一刀流の遣い手三人に、鏡新明智流、田...続きを読む
  • はぐれ長屋の用心棒 : 2 袖返し
    内容(「BOOK」データベースより)
    料理茶屋に遊んだ旗本が帰宅途中、若い女に起請文と艶書を掏られ、大金を強請された。時を同じくして、元女掏摸で今は小料理屋を営むお吟の父親が何者かに殺害される。華町源九郎は、長屋に住む居合の達人、菅井紋太夫らと真相解明に乗り出すが…。鏡新明智流の剣が闇に潜む難敵を斬...続きを読む
  • まろほし銀次捕物帳 怒り一閃

    まろほし銀次捕物帳 怒り一閃

    銀次はかっこいいですね。頭の切れも良いようですし。作者の理想像が描かれているようです。銀次がおやじさんの存命中におやじさんの下で独楽鼠のように走り回っている時期の物語を読んでみたくなりました。
  • はぐれ長屋の用心棒 : 41 居酒屋恋しぐれ
    「ワンパターン」、それが心地よい鳥羽亮さんw、「居酒屋恋しぐれ」、はぐれ長屋の用心棒シリーズも41巻になってます(^-^) 華町源九郎、菅井紋太夫、安田十兵衛、孫六、茂次、三太郎、平太の7人衆。今回は、なんと、居合の達人、将棋好きの菅井紋太夫が、今は亡き妻おふさの面影を、居酒屋「浜富」のおあきに重ね...続きを読む
  • まろほし銀次捕物帳 与三郎の恋<新装版>
    鳥羽亮 著「与三郎の恋」、まろほし銀次捕物帳シリーズ№8、2008.4発行、読み切り短編6話です。まろほし銀次、その母親(小料理屋嘉乃屋の女将)おそで、銀次の手先の与三郎と松吉、神道無念流達人向井藤三郎、それぞれに活躍の場面があります(^-^) 与三郎の恋、いい話でした!
  • まろほし銀次捕物帳 夜鷹殺し<新装版>
    22歳の二枚目、岡っ引、銀次が主人公の鳥羽亮作、まろほし銀次捕物帳シリーズ№6「夜鷹殺し」、2006.5発行です。夜鷹殺し、神田川怨霊、銀簪の女、化け狐、髑髏(どくろ)の顔、身代りのコンパクトに完結した6話。読みやすくてスピーディでキレもあって、楽しめました!
  • まろほし銀次捕物帳 滝夜叉おこん<新装版>
    時代物は、上野・御徒町・秋葉原・神田。御茶ノ水あたりの地図や昔の写真・スケッチなどを見ながら楽しんでいますw。鳥羽亮さんのまろほし銀次シリーズ№5「滝夜叉おこん」、2005.9発行です。主人公の岡っ引、銀次22歳に、下っぴきや手下がいつのまにか増えたようです。与三郎、松吉に加えて、銀次にぞっこんのお...続きを読む
  • まろほし銀次捕物帳 死狐の怨霊<新装版>
    鳥羽亮さん「死狐の怨霊」、まろほし銀次捕物帳№4、2004.12発行です。最近の鳥羽亮さんの作品は、極楽安兵衛剣酔記やはぐれ長屋の用心棒のようなワンパターン的シリーズが多いですがw(それはそれで楽しんでますw)、このころのシリーズは、剣の達人の女性への恋心なども扱っているのですね(^-^) 鳥羽亮さ...続きを読む
  • からくり小僧 波之助推理日記
    時代小説で推理ものというものを探していたので、とても自分の探していた好みに合致した作品で、作者の考えるキャラクターの魅力や、テンポの良い文章で、時代小説なのにラノベのようにポンポンと読めてとても楽しかったです。個人的にかなり好きです。
    波之助シリーズもっと出てほしいんですけどねぇ。
    作者は剣客ものが...続きを読む
  • はぐれ長屋の用心棒 : 26 老骨秘剣
    相変わらずのはぐれ長屋の連中が
    驚異的なチームワークによる探索力で
    敵に対峙し華町%菅井剣客が敵をバッサリ
    今回は二人も相当な老骨なのに
    更に老い先短そうな老人剣客から秘剣を
    伝授される・・・
  • 死神の剣 剣客同心鬼隼人
    剣客同心シリーズ・・・初期の勢いある作品です
    鳥羽先生の「死神キャラ」は二作品目ですが
    後々まで引きずる作品です(忘れがたい)
  • 剣の道殺人事件
    第36回江戸川乱歩賞受賞作にして、氏のデビュー作。

    剣道の全国大会の会場の注目の一戦。

    衆人監視の中、対戦中の一方が刺された?!

    誰がいったい?

    どのようにして?


    と、始まりから見えない密室に釘付けにされ。。。


    章のタイトルに使われた剣の極意の文言に、ここに事件のヒントが?と深読みし...続きを読む
  • 八丁堀吟味帳「鬼彦組」 はやり薬
    面白かった。登場人物が多くて・・・このシリーズを初めて読んだのでなかなか覚えられなかったけど、次も読みたくなった。