宮緒葵のレビュー一覧
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購入済み
面白かった、お薦めです。
あらすじに、ある通り、獣に近くなってしまった王子と
捜し続け、見つけた後は、仕え続ける騎士の純愛物語です。
獣に育てられたとはいっても、そこはファンタジーの世界。
とある謀略のせいで、小さい頃に森に捨てられはしたものの
女神の眷属である獣、森の主に育てられ、慈しまれ、言葉も教えてもらっていました。
それでも、棲みついた魔獣(良いのも悪いのも)も多く、生き延びるために
王子様は、かなりwildとなっています。
この、森の主の助言により、人の世、王子としての生活に戻っていくのですが
母とも父とも慕っていた存在に会うこともできなくなり
仲の良かった魔獣とも当然会えず -
Posted by ブクログ
ネタバレ▼あらすじ
パティシエの玲央は、突然現れたラウロに高級ホテルのパティスリーへ招かれた。その上、豪華な社宅で世話係として尽くされて……。
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ストーリーの完全度:★★★★☆
ワンコ攻め度:★★★★★
執着攻め度:★★★★★
エロ度:★★★★★
萌え度:★★★★☆
総合評価:★4.8
石田先生の描く素敵な表紙に惹かれて購入しました。宮緒先生の作品を読むのはこれが初めてです。
執着攻めを書くのが得意な先生だという話は聞いていて知ってたのですが、まさかこれほどとは…(笑)
私もここ十数年の間に様々な執着攻めを見てきましたが、この作品に出て来る攻め…ラウロほど受けに執着するぶっ飛んだ攻めは見た -
購入済み
これはイイですね!
ちょっとぞ〜っとさせられるところもありましたが、
たいそう笑えます。
作者さんが、いろいろ勉強されていらっしゃるところが伺えるのも良かったですね。
(偉そうにごめんなさい)
難癖つけるなら、まあ、都合良過ぎる展開がありすぎというところでしょうか。
読後感も非常に良かったです! -
Posted by ブクログ
表紙もエロ美麗なんですが、カラー口絵と扉絵にキュンときてしまいました。何とも言えない良いアングル。千尋が初めて馨の笛の音を聴いたシーンも挿絵にあって、重要シーンが美しく再現されていてため息モノです。
明治時代の遊郭もの。ディアプラス初作品ということで、あのルビー文庫みたいにカラーを変えるのかと思ってたら、いつもの残念忠犬ものでした…w
見てくれは隙なし完璧ハイスペック紳士なんだけど、蓋を開けたら馨まっしぐらでした…
間違いなく宮緒作品デフォルトの残念攻。
待てをがんばるけど、がんばり切れない。
千尋の片想いが周囲も親も公認ぽいのが、ちょっとほのぼのです。
願いはただ一つ!馨の下僕にひたすら -
Posted by ブクログ
好物の記憶喪失ものだと飛びついた新作。珍しく年下攻でも犬攻でもないから、オーソドックスでシリアスなお話かなと思ったら、やっぱりそこはセンセらしくHENTAI犬臭漂う隠し味が…!とても面白かったです。
記憶喪失ものでさらに水名瀬センセのイラストなので、きっとこれは切なくてロマンティックな話とみたんですが、確かに最初は切なかったけど途中からどんどん王道をはずれていつの間にかHENTAI風味にw
愛人の子である藍生は、母親と引き離され無理矢理本宅に連れて来られて、自分を腹違いの弟とは知らない義兄の青嗣に毎晩犯されていてほんとに不憫なんですが、よくよく観察してみると俺様な青嗣にも青嗣なりの優しさが -
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義理の父・義理の兄(同い年のはずだけど……)×親に捨てられた元優等生
養子に入ってから受けが豹変するので、その辺が好き嫌い分かれそう。
「おにいちゃん」「ぱぱ」「あけお」(受けの名前)等いきなりしゃべり方や喘ぎが幼児化、白痴化します。
序盤の真面目で気の強そうな優等生とはもはや別人……(後で逃げ出すための演技かと思って読んでいましたがそんなことはなく。)
もうちょっとその変化に理由があれば星5にしても良かったかも。
自分的には変化後の受けや歪な家族ものとか大好きなのですが、受けが地味な容姿で美形ではないというところにどうも引っ掛かりました。超絶美少年だったら、攻め二人が惚れ込むのもわかるよう -
Posted by ブクログ
いろいろな意味でゾクゾクさせられました。怖かった…サスペンスです。心霊現象ありホラーありなんですが、なによりも人間の嫉妬や執着がハンパなく怖い!
女装クラブ経営者の深見×女性恐怖症の祐一。
女装攻です。幼い頃から見る悪夢のせいで女性恐怖症になってしまった祐一が、生来の美貌を活かして女装して働く深見と出逢い、彼から尋常ではない好意を示されます。
祐一も深見の性別を超越した美貌に惹かれ、女性に感じる恐怖も彼には皆無だったことから、あっという間に深い仲になってしまうのです。
なぜ、深見が祐一にそこまでの執着をみせるのか、というのがストーリーの重要な鍵となっていて、かなりのホラーテイストです。
千年 -
Posted by ブクログ
水名瀬雅良センセのすてきな表紙からすると、3人仲良く華麗に複数モノみたいですが、残念ながらまったく違います。
耽美な雰囲気のある甘い話ぽくありながら、実はとても恐いかも。
受の一希が、柊慈との生活を普通で幸せだと思っている時点で慄きます。長年手間暇かけて、柊慈がせっせとインプリンティングしてきた成果なんでしょうか。ある意味すごいです。それだけ愛が深いと言われると反論できませんが、一希、しっかりしろと言いたくなります。その若さで介護?されてたら、イイ大人になった時ポイっと捨てられないでしょうか…?柊慈のせいで人生破滅路線に向かわなければいいなと、他人事ながら心配です。
もう一人の黒髪893の -
Posted by ブクログ
ネタバレ素晴らしかったね。
相変わらずの、徹底した溺愛の中にある狂気wたくましい受もほんと好ましいし、出てくるキャラもみんな魅力的に描かれていてとても良かった。
読み物としての展開も素晴らしく、エロも愛溢れる描かれ方で好みでした。
強いていうならイラストかな、、、もうちょっと神秘的で神々しいイラストであって欲しかったかも。せっかくの衣装wがちょっと残念だったな〜もっともっと、想像を超える素敵な描写があったのではないかととても残念。
あと、終わり方は、あれはあれで逆にスッキリなんだろうけど、続編を書く前提がないならば不足は感じるかもね。溺愛シーンが少なかったから、もうちょっとページ数含めてあっても良かっ -
購入済み
フクザツ
同先生の「悪食」シリーズを読んで、なかなか面白かったので今回も期待してました。最終的にはハッピーエンドで良かったのですが、分かりづらかったです。何度か読めば良いのかもしれません。ホラー的な不可思議なお話、結構好きなのですが。結局、「おだまき様」って何者だったのか…SFチックに捉えればいいのかな。エロいシーンもなんか読み飛ばしてしまうくらい、私には難解でした。笠井あゆみ先生の美麗なイラストは相変わらず素晴らしかったです。