藤たまきのレビュー一覧

  • ドント・ルックバック

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    総合評価:★5.0
    「ウィンターキル」を読んで、やっぱりジョシュ・ラニヨン先生の作品は面白いなぁと改めて思い、こちらの作品も読んでみたのですが、期待を上回る面白さで、大のお気に入り本になりました!

    物語は美術館勤務のピーター(受け)が事件に巻き込まれて記憶喪失になる所から始まり、自分に疑いの目を向けてくる辛辣な刑事とのラブロマンスを描いた作品なんですが、この刑事ことグリフィンの印象が最初は全然良くないんですよ。
    記憶喪失になったピーターに対して敵意丸出しで、彼の発言をまるで信じることなく、美術館で起きた事件の犯人はお前だろってハナから決めつけてくるんです。
    てっきり嫌な男かと思いきや、物語を

    0
    2025年02月03日
  • ピュア百合アンソロジーひらり、無料マガジンVol.0

    購入済み

    可愛くて面白い

    登場人物が、皆可愛くて尊いです。わりと収録作品の多くが、主人公がとても純粋な心と好意を持っている性格であり、想いの行く末を応援したくなります。読後感として、いろんな愛の形があるのだなあと実感しました。各作品の本編も読みたくなります。

    #胸キュン #ハッピー #萌え

    0
    2022年06月01日
  • ピュア百合アンソロジーひらり、無料マガジンVol.0

    購入済み

    雁須磨子さんから

    さいきん作者買いしはじめた雁須磨子さんを検索してたら出てきたほんです。
    これ読んだら雨隠ギドさん「終電にはかえします」のツネちゃんがめちゃくちゃかわいくて、先にそっち買っちゃいました。

    0
    2023年03月14日
  • ピュア百合アンソロジーひらり、無料マガジンVol.0

    購入済み

    どの作品もピュアだなと感じた

    中でも

    四ツ原フリコ先生の

    「理由もなく悲しくなるの」が絵もストーリー

    もひきこまれた。

    #切ない #癒やされる #エモい

    0
    2021年12月02日
  • ピュア百合アンソロジーひらり、無料マガジンVol.0

    購入済み

    ピュア百合アンソロジーひらり

    内容も量も大変満足しました。
    興味のある物語も見つかりました。

    0
    2021年02月19日
  • ピュア百合アンソロジーひらり、無料マガジンVol.0

    購入済み

    百合

    百合作品がかわいらしい雰囲気のが多く読めました。

    雨隠ギド先生の「終電にはかえします」がピュアでかわいくて好きです。

    0
    2020年12月25日
  • 蛇崩、交差点で

    購入済み

    やっと読めました

    10年以上前の作品だし、そのうちじっくり読もうと後回しになっていました。
    二人の関係だけでなく、街の景色やマドの育った環境に想像力を掻き立てられて、実際ページをゆっくり進めたくなるような静かなのにドラマチックなストーリー。期待以上でした。

    0
    2020年11月09日
  • アタ

    Posted by ブクログ

    儚いような切ないような、爽やかで暖かいお話。
    この方の作品は台詞やモノローグが多いので、他の方も書かれてますが小説を読んでいるような感覚になります。
    大人のように振る舞うけど子供なアタ、大人でもこんな大人な男は滅多に居ないだろうって感じの讃岐、一番年相応なのは主人公でしょうか。
    3人違った立場だけど3人とも感情移入してしまいました。
    ふんわりと物語が進んでいたけど中盤の讃岐の行動が衝撃でした。
    アタの名前の由来に胸が締め付けられました。

    0
    2019年01月12日
  • 遊覧船

    Posted by ブクログ

    偶然目に留まってなんとなく表紙買いしたのですが、大正解。良い作品でした。
    主人公が健気で良い子で、途中の相手の言動には本気でイライラしましたが、それだけ主人公に感情移入して読んでました。
    観光地で暮らす人々生活の雰囲気が伝わってくるのも良かったです。
    読み終わった後、清々しい幸福感になりました。
    表紙の二人の表情が本当に愛おしいです。
    これから何度も読み返すと思います。

    0
    2018年10月14日
  • 私小説

    Posted by ブクログ

    ひさっしぶりにほんとうに綺麗なのを読んだ。みんないいやつで、みんなそれぞれ個性がしゃんとしてて、なんとなく寂しくて、
    3人があるようにいられて幸せになってよかった。
    たまきさんの本の中で一番好きかも

    0
    2015年11月28日
  • 縁側のレシピ

    Posted by ブクログ

    藤たまきさん、やっぱ良いです!!
    めちゃめちゃツボで「これは…!」と思いました!
    もっともっと新刊読みたい!読み終わった瞬間「次の新刊は!?」ってなりましたww

    0
    2014年05月10日
  • カフェオレ・ランデブー【電子特典イラスト付】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    良かった~、ホント良かった~!
    純喫茶店の雇われ店主と付き合っていた人にこっぴどい裏切りをされたリーマン。

    リーマン・久能の誕生日に彼氏とホテルで過ごしていたら、電話が鳴って。彼氏が話しているのはなんと奥さん!!
    しかも付き合って5年、全くわからなかったと・・・・。
    でも、心理描写が丁寧に書いてるし、分からなかった・・・いや見ないふりをしていたところがすごいリアルで。

    そんな夜に初めて入った喫茶店で、あまりの暖かさに涙を流す・・・

    この店主・平北がまあ、年下大型ワンコの典型ww
    可愛いのなんの!!!
    久能を暖かく包む大きさと、まっすぐ向かい合い若さとうまい具合に調和されててすごく好感もて

    0
    2014年01月26日
  • ホライズン ミスター・シーナの精霊日記シリーズ

    Posted by ブクログ

    藤たまきさんの作品は、幼い時に大人に因って性的に翻弄され、自己を肯定できなくなってしまう少年と言うものがキーになっている。ジョナサンもその一人で、彼は自分を汚ない者と考え、汚ない部分をひたすら隠して美しい者で在りたいと熱望する。ナサニエルは、逆境によって生まれ、それを肯定して強靭な精神力を育てながら生きており、二人は凹凸の様に違っているからこそ惹かれて行く。この作品は予備知識なしにずんと読んでしまう方が絶対にいい。ラストでずんと来る。藤たまきと言う作家は、萩尾望都先生の作風の系譜でりつつBLに特化させている、と言う印象が凄く強い。
    性に奔放なのを単に「ビッチ(アイコンとしてのビッチであって、背

    0
    2014年01月15日
  • 明日が世界の終わりでも-榎田尤利作品集-

    Posted by ブクログ

    作品集第4弾は、胸キュンで切ない「largo」と痛くて重い表題作という組み合わせ。
    「largo」は音大生同士の話。榎田センセらしくテンポがよくて、ひょっとしてラブコメ?と思わせるところが良かったです。
    自分にはピアノしかない!とひたすら努力してきたタラちゃん←某国民的アニメとは関係なし。
    タラちゃんは、コテコテ関西弁のどう見ても体育会系な凛から熱烈にせまられるのですが、彼に天性の才能があり自分より上手く弾けることに、妬みと嫌悪感を抱いてしまうのです。なのに、気がついたらその嫌いな凛と付き合っているみたいな状況になっていて。
    よくあるピアノネタですが、面白かったです。
    キャラの魅力勝ちですね。

    0
    2013年04月05日
  • 蛇崩、交差点で

    Posted by ブクログ

    円の家庭事情だとか、もの凄く重たい題材のお話なのにどこまでも詩的で美しい作品。藤たまきさんは痛い、と可愛い、を両立させるのがとても上手い人だと思う。

    0
    2013年01月15日
  • 遊覧船

    Posted by ブクログ

    遊覧船乗り場の売店でバイトをする日和は、物書きの間宮のことが気になっていた。間宮は何故か大変気前がよく、日和にことあるごとに高額な駄賃をくれる。それはふたりが初めて寝た日もそうだった。日和は激怒するが、実は間宮はお金でした愛を得る術を知らない人で……。表題シリーズ四遍を収録。間宮と日和のプレシャス・デイズ

    0
    2012年12月05日
  • 蛇崩、交差点で

    Posted by ブクログ

    良かった~!!!!
    藤さんは読んでて上手いなぁと感心してしまう作家さんの一人ですが、今回も上手いなぁと思う一冊でした

    龍一はいつも横断歩道ですれ違う“マド”に十年来の片思いをしています
    “マド”っていうのはあだ名で、円(まどか)が本名なんだけど、円で“マド”ってすごく良い…!
    お話のポイントではないんだけどww
    龍一は直接話すまで、偶然耳にしたあだ名しか知らなくて、読んでる方もなんで“マド”?マドってことは…本名は何だろう?ってわくわくしちゃいました
    藤さんの作品って、タイトルとかキャラクターの名前とか良いなぁと思う
    出てくる小物のチョイスも良い

    お話の中で夜に緑道を歩くシーンが印象的

    0
    2012年09月08日
  • アタ

    Posted by ブクログ

    藤さんの描く話は、読んでいて辛い。
    登場人物たちも辛そうで、何かいたわりの言葉をかけたくなるけれど、その言葉を探しているうちに儚く消えてしまうような錯覚に陥る。

    アタと影郎は大切にしたいモノが同じなのに、大切にする方法が違いすぎてとても切なかった。
    こうして言葉にするとチープになるので藤さん作品のレビューはとても難しいのだけど、2人が一緒にいる事で傷付かないなら、恋でも何でも良いと思った。
    アタの名前の由来を考えた影郎と幸せになれるなら、何でも良い。

    0
    2012年05月17日
  • 密告

    Posted by ブクログ

    タイトルからして暗い話かと思いきや
    かわいい短編集でした
    どのお話も雰囲気良くて、面白かった(*´∀`*)

    短編集って、読み足りないと思うことが多いけど、それぞれ上手くまとまってたので楽しく読めました

    0
    2012年03月03日
  • ダブルスクールキッズ

    Posted by ブクログ

    ファンタジーで可愛かった!!
    レーベルがウィングスなので、ホモなし

    藤さんの作品はBLも好きだけど、こういうほのぼのした日常にちょっと事件が起こる、ファンタジーなお話もすごく好きです

    0
    2012年02月03日