辻秀一のレビュー一覧
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・目標を立てたのなら、断固たる決意のもと、決して口先だけのものにしてはなりません。
・キース・ベル:「我々は、目標が無くても生活する事ができます。しかし、目標は人生に骨組みを与え、我々の集中力も高めるのです。目標が高く、そしてしっかりしているほど、それに対する追求の値打ちも、より高まります。目標を追求するときの夢中さは、人々を心から人生に従事させ、より活発にさせ、気持ちよく目的に打ち込ませ、充実感を味わせ、そして価値ある人生をもたらす、すべての糧を与えてくれるのです。」
・×ベストを尽くす (ベストというのはあくまで結果)
〇全力を尽くす
・スタート地点から目標までのラインに日々、全力 -
- カート
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試し読み
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スラムダンクファンとして、また大谷翔平選手の高校時代の本棚にあったということでこの本を知りました。
内容は自己啓発本に近いですが、スラムダンクの各シーンを通してスポーツ、そして人生における重要な心構えを学ぶことができます。さらっと読み進めていたあんなシーンも、言われてみればその通りだな、とストーリーの伏線になっていたり、新たな視点から名作を再度味わうことができました。
個人的に読んでいて、大谷選手はこの本に書かれていること全てを実践している(これまでずっとしてきたんだろな)と感じました。一流アスリートとは何なのか、彼のような存在がいることでイメージしやすかったです。
スラダンの映画も大ヒットし -
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幸せな人生を歩むために
1. 結果による成功体験(自己肯定感)でなく、自分の内側にある価値(非認知スキル)を土台にすることで、自己存在感を育む。
2.非認知スキルは思いやりとか感謝とか優しさとか、定量化できないもの。だから人と比べられないしその必要もない。
3.とにかく自分を信じる。根拠はなくていい。自信を持つ、じゃなくて自分を信じる。
4.「好き」を見つける。
5.「生きる目的」を見つける。×生きる意味
(意味、だと認知的な解釈が必要。要は他者からどうみられるか)
6.いまここ、に全力を注ぎ続ける
7.心がワクワクすることを優先する。自己存在感を育めば、結果は後からついてくる。
8.一生懸 -
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ネタバレ自己を肯定するためには、他者や理想と比較し、その上で成功していなければならない。このようにハードルが高いため、自己否定感につながりかねない。
承認欲求とはすなわち、他者に依存した考え方である。
「この人生に何の意味があるのか?」ではなく、「何を大事に自分は生きているのか?」と考えられるように。
「何があった?」(外界)「何をした?」(行動)という声かけを行うことで、自己肯定感を高め、認知を強調してしまっている。「どう思った?」「どうしたい?」という声掛けをして、非認知的で自己存在感を高められるように。
「褒める」ということは、結果に依存しがちで、他者への依存につながってしまう。そこで、「認める -
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外側の出来事に意味をつけてしまう高度な人間の脳、らごきげん道は本来意味がないのに意味づけをしている自分に気づくこと。ソクラテスの無知の知。好きな小説のことを考えたり、電話の中で好きな食べ物をいっぱい考えたり、日常からライフスキルを使って少しごきげんに傾ける。「忘れようと」「考えないようにしよう」はむしろ外界との接着の表れ。心を切り替える練習はいつでもできるて、ただ記録するだけ。これが気づく練習。感情のリストアップ。体の状態や願望を書くのはNG。あくまで、感情に気づく力を高める。感情の書き出して出来事の書き出しではない、、いかに外に振り回されているかに気づいて解放される。自分で決めるのが楽でシン
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ネタバレゾーンとは、集中力が高まった究極の状態。その手前の状態は、すべて御機嫌でいる状態で、著者はフローと呼ぶ。著者はすべての人がいつも、フローかノンフローで行動している、と表現する。
まずフローを目指し、そしてゾーンに入ることを指南する本。面白かった。
面白かったが、著者独特の表現である「認知脳」と「ライフスキル脳」さらに「バイブレイン」を、もっと別な表現にしてもらいたいと思いつつ読んでしまった。こういう読み方は著者の言うノンフローの状態。わかっていたが、やってしまっていたf^^;)
下記に付箋を貼った個所の要約を載せる:
23:フロートは集中している状態。
56:集中は内発的動機による。 -
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ネタバレタイトルは「ゾーンに入る技術」なのだが、この本で紹介されているのは「ゾーン」ではなく、その手前段階「フロー」に入る方法論である。ゾーンってのは、本で紹介できるような技術で入れる状態ではないってことだろう。そういう意味では軽くタイトル詐欺といえないこともない(笑
しかし、フローに入ることだけでも十分に値打ちがある。ようするに「集中力」なんだが、今まで自分でも漠然と考えていた「集中力」に関することが、作者なりに整理整頓して書かれているので、漠然から一歩納得に近づいた感がある。
ただ、この本でも書かれているように「フロー(集中)」ってのは、納得した勉強した…で実践できるものではない。意識して集中 -
購入済み
気になった点
少し引っかかる部分がありました。有名な人の名前を出してその人に確認したわけでもないのに、勝手に人の考え、行動について本の内容に沿ったものだと思うのはどうなのかと感じました。
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ネタバレ【書評】背景:何をするにおいてもポジティブであるに越したことはないと思っていた中、この本を見つけたため。
感想:ポジティブ思考はあくまでも根性論。決して自分に対して自然体ではないため、結果としていいパフォーマンスは出せない。ありのままの状態を受け入れ、自然体で行動することが重要。
まとめ:
==一流の人は、自分の心は自分で決めている==
◎耐えてさえいれば、必ずいいことはあるのか?
→×ではないが、重要なのは「するべきことをちゃんとしているか」ということ。
◎大切なのは「人生の質」を高めること。
・生きている間の行動やパフォーマンスの質をいかに高くしていき、エネルギーをするべきことに注い -
- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
・人間はストレスを「なんとかしよう」とする、つまり対処法を考える。まず、外界を変えることで自分のストレスを軽減しようとする。また、認知の脳機能は行動の内容を大事にするので行動の内容を変えて気分を切り換えようとするなど、自分のストレスをなんとかマネジメントしながら生きていこうとする。しかし、外界はなかなか思うように変えられない。そこでなるべくプラスに意味付けすることで、なんとか自分の心の状態をよく保とうとする、これが「ポジティブ思考」。現代社会において認知的な脳の観点からポジティブ思考こそが人間が行き着いたストレスマネジメントの最高のメソッドと考えられている。しかし、パフォーマンスの面から考える