【感想・ネタバレ】さよなら、ストレス 誰にでもできる最新「ご機嫌」メソッドのレビュー

あらすじ

これまでのストレスマネジメントは、ストレスの海の泳ぎ方を
教えるもので、それではいつか疲れて溺れてしまう。
大切なのは、ストレスの海から、ご機嫌の陸地へとあがること!

応用スポーツ心理学をベースに、個人や組織のパフォーマンスを
最適化・最大化する心の状態「Flow」を生み出すための独自理論
を提唱するスポーツドクターが、心のマネジメント術を教えます。

【主な目次】
●第1章 ストレスについて知りましょう!●
ストレッサーって何ですか?/ストレスで人はどうなるのですか?/ストレスを感じるのはどうして?

●第2章 ストレスで何が起こっているのでしょう?●
病は気から/ストレスで心はどうなるのですか?

●第3章 ストレスから解放されるための知恵を学びましょう!●
ポジティブ思考の限界に気づきましょう!/コーピングというストレス対策があります!/運動でもストレスが軽減できます!/瞑想・マインドフルネスの可能性を知りましょう!

●第4章 これからは自分でご機嫌を作る時代です!●
自己ツールを磨けばご機嫌になれる!/思考にはご機嫌を作るパワーがある!/考え方のルーティンを築きましょう!

●第5章 充実した人生は自分次第で可能です!●
クオリティー・オブ・ライフを高めましょう!/自分らしく生きることに目を向けましょう!/人間らしく生きることこそが基本です!

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Posted by ブクログ

メンタルヘルスマネジメント系の書籍を読んでいた中の一冊。有名な「スラムダンク勝利学」(自分は未読)の著者らしい。

よく、タイトルだけ威勢がよくて中身はスカスカ、という本があるが、本書はその逆だった。あっさりしたタイトルの割に、非常に興味深い内容だった。この手の本は、「こう考えるようにしよう」「行動をちょっとこう変えよう」というものが殆ど。この本もある意味そうだが、自分にとってはかなり革新的な考え方だった。

本の前半は、そもそもストレスとは何か、なぜストレスが発生するかという説明に割かれる。全体で170Pしかない新書で前半を「概論」に充てたら、たいした主張は無いかも…と思ったが、後半が凄かった。
著者の提唱する「ライフスキル脳」の考え方。ここではポジティブシンキングや「気にしない」、気晴らしをする等の、従来のストレス対策に疑問を投げかける。それらは認知脳的、つまりは対症療法的なもので根本的解決に繋がらない。
「無理矢理ポジティブシンキングをすることに疲れていないか?」という著者の主張にははっとさせられた。本の後半を使って、ライフスキル脳を定着させる考え方・メソッドが紹介される。著者は平易な言葉で、かつ繰り返し説明しているので、自分のような専門知識の無い者でも理解できる。ただ、真に意味するところを汲むには、何度か読み返しが必要。著者も言っているが、この領域に至るには一定継続し、定着させるための試みが必要となる。

まさに目から鱗という感があった。定期的に読み返し、ライフスキル脳を持って「今に生きて」いきたいと思う。

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2019年02月15日

Posted by ブクログ

ライフスキル、ご機嫌脳を磨く?
一つ心に残ったのは。感謝の気持ち。相手と接してはなかなか感謝の気持ちになることは難しい。特に相手に避難されたときは。そうではなく何事にも、いつも感謝の気持ちを持ち続けることの方が楽だ。いつものストレスが和らいだような気がする。自律訓練法や瞑想とも少し違う。スポーツ医学の世界から出た心の持ち方。なかなか侮れない。
後日、「17のライフスキル」を気づきノートにメモした。

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2023年03月24日

購入済み

気になった点

少し引っかかる部分がありました。有名な人の名前を出してその人に確認したわけでもないのに、勝手に人の考え、行動について本の内容に沿ったものだと思うのはどうなのかと感じました。

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2020年02月25日

Posted by ブクログ

うーん。。。つまり、意味にとらわれることなく淡々とやるべきことをやろう、と言っているように聞こえる。

仕事とかスポーツならそれで良いのかもしれないが、恋愛のストレスとか、家族関係のストレスでは、そうは単純に行かないよなあ。

意味を考えすぎる
過去や未来に捉われすぎる
それはその通り。

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2022年08月15日

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