辻秀一のレビュー一覧
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スポーツに関わる全ての人に共通する哲学があるような気がしました。スポーツを通じた人格形成指南書のような趣です。
私は
第16章:不安はどこからくるのか?
にとても感銘を受けました。一流のアスリートは確固たるセルフイメージを持っているものです。セルフイメージの維持・拡大に重要な考えの一つが「今に集中する」「今するべきことをする」など、「今」がポイントなのだそうです。
セルフイメージを縮小させる最悪の思考の一つが比較思考だそうです。他人との比較、理想との比較など、つい私は考えがちなことに気がつきます。
なるほどな!と思った部分を抜粋します。
自信は結果が出て初めて持てるものでも、また威張るような -
Posted by ブクログ
スポーツで勝つための心持や行動を書いた本だがビジネスにも通づる点が多い。組織で働く上で心がけておきたいことが多く、深く頷きながら読んだ。
以下、印象的なフレーズ。
・花道のように宣言した上で、目標の実現化をはかるのです。言葉にすることで、目標に対する責任をとるという自覚が生まれてきますが、なによりも大切なことは、実現のために努力し、行動することにつながる点です。
・目標設定するということは、同時に“すべきこと”をすることをも意味するのです。
・怒りの感情がコントロールできない人は「自分が正しく、そうでないものは間違いである」という理性が強く働く人なのです。
・与えるということの最も根源的な習慣 -
Posted by ブクログ
人に貸したきりしばらく手元になかったが、またスラムダンクの機運が高まり古本で再購入して再読。
つくづくわかりやすい。
私はこの本の「心の習慣」という考え方が大好きだ。
根拠を先に探さない(こうなりたいという目標が先!)この間はこうだったから、、、今の実力はこうだから、、、確かに根拠から目標を設定してしまうよなぁ。
そして、目標を決めたら断固たる決意!
やることをやったかのように見せかけていないか?
今に生きることに全力を尽くせ!!
名言はやっぱり名言なんだよなぁ。
名場面とともにスポーツにだけでなく大切なことがたくさん。中学生から読めると思う。 -
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ネタバレ2022.10.3
とても良かったです。
常にポジティブに考えよう、変換しようとしていると、苦しくなってしまうことがありましたが、今後は解決できそうです。
ごきげんは人間力で決まる。磨き続けよう。
ごきげんによりフローやゾーンに入りパフォーマンスをあげることができる。
人間は認知の脳にとらわれている。意味づけに気づけばごきげんになれる。
無理にポジティブに考えるのではなくただ好きなものを考えるなど自分の気分をあげよう。
心エントリー=自分の心は自分て決める。表情・態度・言葉を使い、ごきげんになる。
ごきげんワードを意識して使おう。
ごきげんでいると自分も人も大切にできる。
一生懸命を楽しむ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレp.17
「こうなりたい」という目標を持ち続けていたほうが、すぐにその目標を達成できるかどうかは別として、必ずそれを実現するための”根拠”が後からついてくるものなのです。
p.59
失敗する度に叱られていると、セルフイメージは縮小し、同じチャンスが訪れたときに再びミスにつながってしまう可能性があるのです。
再読
かなり昔に一度読んだことがあります。
宇宙兄弟のあなたの強みの本を読んで、このスラムダンク勝利学を思い出し、久しぶりに手にとってみました。
いやー、面白いですね。宇宙兄弟は読んだことないですが、スラムダンクは全巻持ってましたし、アニメも見てましたから、思い入れが全然違うのは当然、本の -
リョーちんファンとして外せない
スラムダンクと言えば「リョーちん」だと思っております!!個人的にあだ名被りしているのはあるのですが、スラムダンク作中でのリョーちんの存在には勇気をもらいました。そんな名作スラムダンクの哲学が詰まった一冊!あの名シーン、名台詞の背景にあるものを自分にも落とし込めます。スラムダンクのような人生に1歩近づくことのできる本です。今を生きる大人にこそ読んでほしい。
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大学生以来かな。久しぶりに読んだ。
いろんな名言がある中、当時はベストではなく、全力を尽くす、くらいしか頭に残っていなかった。
社会人として読むと、グッとくる。
スラムダンク、スポーツってすごい。
★「オレに今できることをやるよ。やってやる!」
海南戦でゴリが負傷した後。共通目標、断固たる決意、するべきこと。今にフォーカスして、自分のなすべきことに全力を尽くす。
★「メガネくんはいい奴だな…オレのために」ミラーの法則
共通目標達成に向けて、自分のためにという思考で、という行動が取れるかどうか。
★「負けたことがある、というのがいつか大きな財産になる」
結果をどう捉えるか。
真の勝 -
Posted by ブクログ
多忙な教員のための思考術であるが、どの人にでも活用できる。第1章では、「機嫌」がパフォーマンスに影響することを解説。真面目な人は「するべきことを、きちんとする」と考えるが、自分のパフォーマンスを最大限発揮するためには「するべきことを、機嫌よくする」ということがとても大事。ストレッサは変えられないが、自分の心をマネージメントすることはできる。
では、自分で自分の機嫌をとる、自分自身の心をマネジメントするにはどうしたらいいか?と言うことが第二章ではかかれている。ポジティブ思考やプラス思考が良いように思えるが、これらがストレス状態が起きないように、自分自身の意味付けにさらに意味を重ねて、プラスに乗り