押井守のレビュー一覧

  • コミュニケーションは、要らない

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    コミュニケーションには二通りある。一つは人と話を合わせるための世間話みたいなもの。2つ目は自分たちがあることについて語ることや議論すること。議論する場というものが日本にはないからコミュニケーションというものはちゃんと機能することが出来ていない。

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    2013年03月13日
  • 凡人として生きるということ

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    ぼんやりと考えていたことに押井守流の答えを突き付けられ自分なりに咀嚼し、自分だけでは消化不良だったところがすっきりした感じ。

    例えば自由を求めて孤独に生きると最終的には不自由になりかねないということ。社会と関わり、親なり配偶者なり子どもなりを背負って家庭を持ちながらそれらのフィールドを自在に行き来し、不自由さの中に楽しさを見つけて生きることを真の自由と語っている。結婚などについても価値観を押し付けず独自の理論で語っていてなるほど納得。どうやら結婚も悪くないものらしい。親や近所のおばちゃんの「結婚して一人前」という言葉よりよほどいい(私の親はそんなこと言わないが)私の言葉だと稚拙になってしまう

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    2012年08月30日
  • 凡人として生きるということ

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    押井守さんのエッセイ。
    僕は彼の作品が好きでけっこう観ているが、コンテンツを観たことによって、色々と示唆をくれるという意味で彼の作品が好きだ。

    本書の中にも、作品について触れられる箇所がいくつかあるが、「うる星やつら ビューティフルドリーマー」に関してはやはり思い入れが強いのか、出現頻度が多い。

    本書の目次を紹介しよう。
    第1章 オヤジ論―オヤジになることは愉しい
    第2章 自由論―不自由は愉しい
    第3章 勝敗論―「勝負」は諦めたときに負けが決まる
    第4章 セックスと文明論―性欲が強い人は子育てがうまい
    第5章 コミュニケーション論―引きこもってもいいじゃないか
    第6章 オタク論―アキハバラ

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    2012年06月24日
  • コミュニケーションは、要らない

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    ここに書かれていることが正しいとか正しくないとかの前に、久しぶりに衝撃をうけました。
    時間をおいて再読して、もっと咀嚼したいです。

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    2013年09月20日
  • コミュニケーションは、要らない

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    イノセンスや攻殻の押井守、こんなにも雄弁だったのね。

    現状維持のお付き合いコミュニケーションしかない日本に必要なのは、異質なものと向き合えるコミュニケーション。つまりは、論理的に一から順番に物事を思考できる力だということ。
    「当事者以外が当事者意識など持ちようがない」今後幅をきかせそうな当事者論など、とても明快。つぶやきSNSはコミュニケーションですらないと切り捨ててもいる。

    今こそ本質論に立ち返れと、ハッキリした主張。ただ痛快で心地よいだけでなく、考えさせられるものがある。

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    2013年01月23日
  • 凡人として生きるということ

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    数年前、仕事のことで「煮詰まった」時に読んで、心が軽くなった本。
    今は「煮詰まってるわけ」じゃないけれど、無性に読みたくなって再読

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    2011年11月19日
  • 戦争のリアル Disputationes PAX JAPONICA

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    押井守 VS 岡部いさくの武装論。押井が日本における妄想武装論を展開するのに対し、岡部は実際の観点から突っ込む。このやりとりが面白い。

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    2009年11月18日
  • Avalon 灰色の貴婦人

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    高度な戦闘シュミレーション『アヴァロン』。

    疑似現実世界で繰り返される戦闘。

    現実と非現実の狭間で『アヴァロン』は存在する。

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    2009年10月04日
  • 凡人として生きるということ

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    「人間というものがいい加減なものである以上、人間社会もまた、ある程度はいい加減に運営されているのが正しい方法ではないか。」格差“是正”論議の過熱や不祥事バッシングなど、潔癖症的な社会風潮を危険視する。

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    2014年09月09日
  • TOKYO WAR MOBILE POLICE PATLABOR

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    あれから10年。劇場版を見た感動とはまた違う視点で読むことができたと思います。
    映像と文章という根本的な違いはありますが、戦闘シーンや登場人物の表情・心理描写など、映像となって脳裏に思い浮かびました。
    特に、「あなたがたはそれでも警察官か!」と、「だから!遅過ぎたといってるんだっ!!」の台詞は今読んでも鳥肌が立つほど迫真に迫っています。

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    2009年10月04日
  • 押井守監督が語る映画で学ぶ現代史

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    押井守監督の語り本は、どうしてこうも面白いのか。
    全てがすべて正しいわけじゃないと思うんですけれど、読ませる(聴かせる)力があり、説得力があり、何より面白い。

    映画は時代のタイムカプセルだ。と冒頭で押井監督は語ります。その時代の風俗、世相を封じ込めた点と、個人的な自身の観た時の記憶。
    この視点は、当たり前のようでいて、ただ無造作に鑑賞しているだけだと気付かないもの。映画を観るときに頭の片隅に置いておくと、また違ったものが見えてくると思います。いい導入だ!

    といったものの、正直、タイトル通り、現代史を学べているかどうかは怪しい回もあったのですが……。ところどころに、芯を突くメッセージがあるの

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    2026年01月07日
  • 世界の半分を怒らせる

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    映画監督の押井守氏が、ニコニコチャンネルで配信されているメールマガジン『押井守の「世界の半分を怒らせる」』に掲載しているエッセイを書籍化したものです。押井監督の本をじっくり読んだのは初めてでした。




    本書は献本御礼。

    先日、ようやくのコトながら押井守監督の『機動警察パトレイバー the Movie』と、その続編である『機動警察パトレイバー 2 the Movie』を見終えることが出来ました。パトレイバーは幼少時にテレビ版を少し見たことがあったのですが、正直、あまり面白いと思ったことがなく、以来そのままになっていたのですが、そんな僕が映画版を見るきっかけになったのは、評論家の宇野常寛氏と

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    2024年11月10日
  • 凡人として生きるということ

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    現代は嘘やデマが溢れている。それが、あたかも常識のように蔓延っている。そのことに気づき、自分で生き方を決め、社会とどう関わっていくかが、本当の意味での大人であり、本当の意味での自由である。

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    2023年07月08日
  • 戦争のリアル Disputationes PAX JAPONICA

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    「日本は太平洋戦争の総括をしていない」
    1章で興味深いことを言い出したのでそれでやってくのかなと期待を爆上げしたら、そんなことはなく。言ってみただけっぽい。
    続く2~5章ではハリアーだ軽空母だと、ずっとそればっか言ってる。くどい。星1ですらなまぬるい地獄。

    「第二次世界大戦では誰が得をしたのか」
    戦争をしたほどの価値はあったのか。6章でまたそんな、アガるほどのことを言い出した。
    ソ連の一人勝ちではないかと思っていたのだが、ソ連崩壊までを視野に入れると中国だけとなるらしい。そうかもしれない。

    だが、オチの一言こそが本音で、基本、本書は著作に類するものではなくオタのダベりにすぎないことがわかる

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    2022年09月17日
  • 映画の正体 続編の法則

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    「押井守の映画50年50本」の評判が良かったゆえに出版された、これもまた「続編本」。相変わらずの弁舌で他監督や映画をぶった斬っていくが、やはり業界の裏話が一番面白い。宮崎駿の章は笑いながら読んでしまった。相変わらず押井守は宮崎駿が好きなんだなぁ、と。攻殻機動隊の続編、ぜひ作ってください…!

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    2022年07月31日
  • 武道のリアル

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    武術を稽古していた頃ならば、今よりももっと響く内容に感じられたことだろう。
    読んでいる最中はそんなふうに思っていた。終盤、章の終わりごとに「はい、次いこ次」「こんなんでええかな」みたいな合いの手が入るまでは。

    パンツを下ろしたら偽物だったという評が押井守にはあるようだが、これまでは個人的にはそれは、まあまあ笑って受け入れられるたぐいのものではあった。
    前述した合いの手は読み手が勝手に感じてしまった印象でしかないが、不誠実さを感じさせたことは間違いなく、パンツを下ろしたら偽物だったという評を非常にネガティブに受け止めさせる一事となった。

    不誠実という印象は、対談形式でかつ取止めもなく話が広が

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    2022年04月30日
  • 勝つために戦え! 監督稼業めった斬り

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    「勝つために戦え! 監督篇」を、増補したり省略したりして、「監督稼業めった斬り―勝つために戦え!」として文庫化。
    単に足すのではなく、鈴木敏夫との対談を引いているあたり、単行本も文庫も買わなければならないように誘導する悪しき風習だと思うが。

    記録によれば親となる単行本を読んだのは2012年……同じ時期にネット上の押井守の動画や音声を蒐集していたから、押井守の作品と同時に「喋り芸」に心酔していたわけだ。
    そのきっかけになった本書を、文庫で読み返して、面白くないわけがなく。
    しかも十年前には無関心だった特撮を経てみれば、たとえば樋口真嗣の所謂「イス理論」で、樋口真嗣って「パンツ理論」とか喋りその

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    2021年10月25日
  • セラフィム 2億6661万3336の翼 《増補復刻版》

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    (未完の作品なので、万人におすすめできないのが前提です)
    押井監督の『天使のたまご』見たときに友人におすすめしてもらって読みました。実際大正解だったので、天使のたまご→本書の順で楽しむのがおすすめです。押井守最大の大風呂敷を展開した本書では、他の映画作品などでも描かれたモチーフやアイデアがちらつくものがあり、同氏の理解が深まります。

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    2021年11月09日
  • 仕事に必要なことはすべて映画で学べる 会社に使い倒されないための9の心得

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    「幸福論」を基礎とした、「人間関係」と「勝敗論」の要素を十分に理解して初めて組織で勝利条件をクリアできる。それを得るための条件が「人間に関する教養」であり、1人の人生では限界がある「経験」を、映画という虚構を通して覗き見る。ただしそれにも訓練が必要で、ぼんやり映画を見るのではなく、映画を巧みに語ることによって「人間に関する教養」を獲得する。

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    2021年06月09日
  • ひとまず、信じない 情報氾濫時代の生き方

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    幸福論、仕事論、ニセモノ論、政治論、人間論、映画論の全6章。
    仕事:他人を説得することを諦めてはいけない。そうですね、面倒だけどやっぱりやらなあかんか、と思えました。
    それと、ネットのことは全て信じないという割り切りも、まぁありですね。
    監督げ60代というのは知らなかったです。

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    2020年03月13日