押井守のレビュー一覧
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ネタバレ同名の映像作品をいかにして見るかと調べているうちに書籍の存在を知る。映像作品とは実写作品である。文章作品があるならば、先に読んでおいたほうがよいかもしれないという判断にて着手する。つまり、映像作品は酷評されている。
電脳という概念や実装は存在するのに、電脳を持つ人格が義体(定義からすると生命とは呼べそうにない)を用いて有線接続して運用する計算機は階差機関で、どうやってか重力制御もできるという世界観の物語。
著者がどこかで語っていたように大上段に構えた作品で、たしかにそのとおりの印象を得た。こんだけ大上段に感じたのは、個人的には『紅い眼鏡』以来かもしれない。
創造した神話を語るためだけの物語 -
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日本を代表するアニメ監督の一人である著者が、「自由で平凡な人生」について語っています。
著者みずから本書で述べているように、著者は表現者であって評論家ではありません。それゆえ本書から読みとるべきなのは、理想的な社会を実現するためのロード・マップなどではなく、ひとりの優れた表現者が自分の足で歩きながら紡いできた思索の軌跡でなければなりません。
たとえば著者は、自分の好きなことをする「自由」と、他者に付きあわされる「不自由」との混淆のなかに身を置いて、そこで「自由」とはなにかを問いなおそうとしています。また、性における本能と文化との混淆を見つめて、それに適切なことばを与えることが表現者の仕事だ -
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Posted by ブクログ
【ノート】
・3.11の震災を切り口に広げられていく、押井さんの、この国におけるコミュニケーションのいびつさについてのロジック。
・「ひとまず信じない」=判断を留保して自分の頭で考える、知識の問題ではなくて覚悟の問題。
・原発についての宮崎駿批判は歯に衣着せず痛烈。こう言われてしまうと「え、宮崎駿って、そうなの?」と思ってしまいがちだが、そこで「ひとまず信じない」ことこそが大事なんだ。太平洋戦争時の海軍批判もそう。
・「軍事オタク」でもある押井さんが、国を考える時に軍事のことが必須にならない今の状況はおかしいと言っているが、これは佐藤優さんとも共通。
・彼の他の著作でも述べられている、 -
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魚釣島=釣魚島 純然たる妄言 語るに相応しい人間 『たけしの挑戦状』といい勝負の理不尽なゲームでした 暗い愉悦に浸りたい RPGの本質は「殺戮と略奪」に尽きます 「友情」だの「使命」だのは、その暗い愉悦を覆い隠し、糊塗するための方便に過ぎません。 誰かがそれを見ている、知っているからではなく、己が見ている、知っているからイヤなのです。 自分自身を興奮させるためのメルクマール 記録といっても相対的なものに過ぎない 勝つべきものが勝つべくして勝つ、という理想型をこの目で確認したい、「愚民どもよ、ザマーミロ。わっはっは」と快哉を叫びたいからであって、NHKの特番を見てカンドーしたいからではありません
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