押井守のレビュー一覧

  • 凡人として生きるということ

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    さすが押井。
    疑うという姿勢が貫きとおされており、易しい口調で伝わってくる。
    凡百の自己啓発書は吹き飛んでしまう。

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    2016年07月15日
  • コミュニケーションは、要らない

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    コミュニケーションは本来自分と相手は分かり合えていないのを前提に行われる。日本語は「みなまで言うな」だから論理が弱く議論が成り立たない

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    2016年06月22日
  • 勝つために戦え! 監督稼業めった斬り

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     勝負の判断が今一つ理解できていないが、なんとなく言わんとするところはわかったような、わからんような、と不思議な感覚に陥った。映画について知識や見た記憶があまりないからかもしれない。ヒッチコックは自分は大好きではあったが、氏の言う視点も理解でき、別の視点を得られて良かった。そんなにつまらなくははにとは思うが・・・パトレイバーよりうる星の方の印象が強いので、氏の感覚の変化の仕方がドラスティックだったのだろうか?と勝手に解釈。変化し続けていないと監督なんてやってらんないと記されていますが・・・。

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    2016年02月19日
  • コミュニケーションは、要らない

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    タイトルに釣られて、しょうもない本かと思っていたら、結構いい本でした。
    学生運動に参加していた過去があるたげに
    左な思想なのかと勝手に思い込んでいたが、
    本読み進めて行くうちに非常に真っ当な保守思想の持ち主である事が感じとれた。
    著者がどう思っているかはわかりませんが。

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    2015年07月20日
  • THE NEXT GENERATION パトレイバー TOKYO WAR 2 灰色の幽霊

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    意図的なんだろうけど、前作の「TOKYO WARS」を追い過ぎかなぁ。あと、首都で発砲を伴う自衛隊の戦闘行為が行われていることについて、政治的な突っ込みが足りない。
    犯人側の正体とか目的とかがはっきりしないまま終わっちゃうので、ちょっとすっきりしないかな。

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    2015年07月05日
  • THE NEXT GENERATION パトレイバー (1) 佑馬の憂鬱

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    小説版は読むつもりなかったのだけれど
    特車二課の三代目隊員の中で、すちゃらかな佑馬が好きだったので、彼がサブタイトルになっている巻だけは読んでみようかなと手に取ってみた

    読んでよかった
    ほんの少しでも、「現在」の遊馬のことが出てきて嬉しかったなー
    意外なような、そうなることは分かってたような
    「現在」の遊馬の肩書きに驚いたけど、すんなり納得だった

    三代目が初代隊員のことを見聞きするのは名前と現在の職業だけ
    それだけで想像される初代の幻影
    本当のキャラクターを知っている読者としては、そのギャップがおかしくて面白かった

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    2015年06月18日
  • THE NEXT GENERATION パトレイバー TOKYO WAR 2 灰色の幽霊

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    劇場版最新作(2015年公開)のノベライズです…。

    設定は、
    劇場版第2作(1993年公開)の直接の続編で…、
    前作(2002年)の12年後の現代…なんですが…、
    本作品の作中では、16年後って言ってたな~??

    キャラクターは、
    前作・原作を初代とすると、三代目になりますが、
    原作のキャラを彷彿とさせる名前と設定でして…、
    映画も、小説も、違和感はなかったですね…。

    ノベライズでは、
    映画では描き切れなかった、裏設定や深い部分を、
    読んでみたぃな~って思ってますが…、
    その辺は、満足不満足±0ってとこだったかな~?

    ただ…、
    前作(劇場版第2作)を見て/読んでないと、
    わかんなぃ部分も

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    2015年06月13日
  • コミュニケーションは、要らない

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    アニメクリエイターとして有名な押井守によるコミュニケーション論。

    アニメの話に偏ることなく、今の日本の問題を的確にえぐっている感が。

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    2014年11月23日
  • THE NEXT GENERATION パトレイバー (3) 白いカーシャ

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    今回はカーシャの話。1話と2話ではストーリーにほとんど絡まず、クールビューティーぶりだけが描かれていましたが、今回はカーシャの過去も含めてがっつりです。
    1冊の構成で見ると、ストーリーとしては少しいただけない。前半のテロリストの動きが唐突だし、意味不明だし、思わせぶりなわりにただのザコだし。後半の爆弾魔も唐突で意味不明だった。いろいろ裏事情があるらしいですが、消化不良な感じの1冊です。

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    2014年06月25日
  • THE NEXT GENERATION パトレイバー (2) 明の明日

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    最後の勝負が回避されて終わってしまうので、何か消化不良な感じが残る話でした。この内容でこの量の文章を起こせたことがすごいと感じます。それくらい意味のない話。まぁ、良くも悪くもパトレイバーらしいかなぁ。

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    2014年04月28日
  • THE NEXT GENERATION パトレイバー (1) 佑馬の憂鬱

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    パトレイバーらしい作品だと思う。
    基本的な設定は、押井守の小説「番狂わせ」とほぼ同じ。主装備のイングラムは動くかどうかギリギリ、隊員達は以前にも増して暇を持て余している状況で、今度どう物語が展開するのか楽しみではありますね。
    隊員が初代のメンバーみら名前に近いので、どうも初代メンバーの声でセリフを読んでしまいますね。

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    2014年03月26日
  • 仕事に必要なことはすべて映画で学べる 会社に使い倒されないための9の心得

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    映画は他者の疑似体験であって、映画から人生の教訓として学べることが多い。本書は9つの映画を元に、著者の考えをまとめた本であるという感じだろうか。巻末には、経営コンサルティング会社の代表との対談もある。

    一応、「勝敗」にこだわり戦略にこだわりがあるようだが、内容は映画の脚本や訴えたいことを中心に、その展開の仕方や筋から読み取れることをまとめている感じだった。

    知らない映画も多いが、硬く言えば人生訓みたいなものを映画からでもいろいろ学べるだろうし、映画監督ならではの自分だったらこう撮るだろう、このような脚本にするだろうという考えが新鮮だった。他の著者の本も読んでみたくなった。

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    2014年03月15日
  • 仕事に必要なことはすべて映画で学べる 会社に使い倒されないための9の心得

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    「何かからの自由」が目的なのはダメ。自由というのは、「何かを成し遂げるための手段としての自由」でないと意味がない

    テーマにすべきは、「勝負」。これだけが映画のテーマ足り得る。自由とか正義とか幸せとかというものがテーマ足り得ないことはもう半ば証明されているのに、その手のテーマの映画はいまだに横行している

    会社は「自己実現できる」という気概を社風として持てるかどうか

    "勝利"して獲得する"目標"は何か?

    期待を維持する作業が企業でいうところのブランド戦略

    映画は、「語る」ことによってしか上達しない。語ることによってのみ「見た」という事実を確定できる

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    2014年03月11日
  • 仕事に必要なことはすべて映画で学べる 会社に使い倒されないための9の心得

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    今も戦い続ける手配師が戦いの中で得た知見をいくつかの映画を引用しながら語るという趣向である。また筆者の価値観があぶり出されており、読み応えがあった。社会を見る視座も面白い。個人的には分野は異なるがロールモデルとしてあこがれる。
    押井守という人は、時代の風を読み、自分の信念を曲げずに、他人の金で映画を作るという、映画監督そのものであることが分かる。ステークホルダーの利害を調整しつつプロジェクトを完遂するというプロジェクト•マネージャーであり、根っから映画が好きな人なのだ。
    巻末付近に対談があるが、スティーブ•ジョブズに触れており、リベラルアーツとテクノロジの両方を操れた人だとしている。もうひとつ

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    2014年03月08日
  • 凡人として生きるということ

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    早くオヤジになりたい。
    オトナになるのとは楽しいこと。学生のころが人生で一番楽しいのだったら年を取る意味がないということを教えてくれた。面白かった!

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    2014年01月18日
  • 仕事に必要なことはすべて映画で学べる 会社に使い倒されないための9の心得

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    他人の人生を体験し、人間に関する教養を映画を観て語れば獲得できるよと語ってます。ジブリ含めて何人かの監督やプロデューサーに対する見方には頷けました。宮崎監督が引退した後、予想通りになるかは気になります。ソニーについても少し書かれてるのは予想外でした。何が足りないか示唆してます。

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    2013年12月26日
  • 仕事に必要なことはすべて映画で学べる 会社に使い倒されないための9の心得

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    ネタバレ

    日経BPで連載されていたものが書籍になった。この本の中で、押井監督が述べた「映画はケーススタディーです」の一言。この言葉に出会えたことが最大の収穫。一度きりの人生を濃密に過ごすためには、やはりたくさん映画をみなくては、と改めて決意させられた不思議な自己啓発本。

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    2013年12月07日
  • コミュニケーションは、要らない

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    FBやTwitterを代表とするSNS及びネットは、果たしてコミュニケーションツール足り得るのか?震災以降展開されたネット上の言論空間を皮切りに、日本人のコミュニケーションに一石を投じる。辛辣な物言いではあるが、共感できる箇所が多い。特に原発問題に関しては、著者のような考えを持つ文化人がいることに安堵を覚えた。順序だてて思考することと、自分の立場と責任を再確認することがあまりに欠落した今日の言論空間を憂う。一流クリエイターである著者の思考に触れることができる一冊。

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    2013年07月17日
  • コミュニケーションは、要らない

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    憂国。

    「日本が抱える病」は今に始まったことではないのだと解った。

    戦争オタクならではの切り口で言語能力の低下や原発について語られていて、そこがとても面白かった。
    そんな切り口もあるのか!と。

    とにかく自分で考えなさいよ、ということなんだと思う。
    そためにどうすべきかということがわかりやすく書かれている。

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    2013年02月23日
  • コミュニケーションは、要らない

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    何をするにも覚悟がいる。やったらどうなるのか、どうしたいのか。結果がどうであれ、責任を持つ。始めることに責任を持つのだ。
    久しぶりに「うる星やつら ビューティフルドリーマー」を見たくなった。

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    2013年02月20日