押井守のレビュー一覧
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もしかしたら!もしかしたら実写版のアレな部分が小説版だと補完できるかもしれないじゃ無いか!という一縷の望みで実写版におぼれたあげく、実写版のノベライズにまで手を出したわけなんだが、大正解!実写版を見たあとだからかもしれないが、アレよりよほどマシな筋書きになってるぞ!(実写でギャグ漫画の演出して自爆してるのがこっちには無いからな)あと、エピソード2をエピソード1の前に入れてるのは大正解。(つうか、映画の方がおかしい。過剰演出も含めて)そして、こっちの方がこんなにペラい文庫なのに筋が凝ってるという(文庫版は継続して買っていこう。そして、実写版を見てから読む方向で)
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映画監督、押井守さんが、主に若者について、あるいは若者に対してつぶやいた書。
まさに、「つぶやき」というか、「叫び」というか、まぁそういう感じで、思いの丈を綴っている一冊です。
私が思うに、このおじさんの言葉を一番に聞いて欲しいのは、若者たちのように思います。
年季の入ったおやじだからこそ言える、人生訓がいっぱい詰まっています。
冒頭、第一章「オヤジ論」の始めに「若さに価値などない」と言い切って始まっています。
この第一章だけでも、若者に読んで欲しいと思います。
という、とにかく面白いので読んでください。
何かしら、得るものが有ると思います。 -
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三池崇史 十三人の刺客
結論から言えば、幸福とは、いや幸福だけでなく、人生において必要なことは、優先順位をつけることに、ほkならない
偉大な人間は、「あれも、これも」とは言わない。「あれか、これか」をちゃんと言える
犠牲にするのは時間だけではない。優先順位をつけるということは、何かを捨てるということだ
僕が言えるのは、「順番をしっかり考えたほうがいいよ」ということだけだ。しかも、その順番を考える行為は生涯続くのだ
それでも別れないのは、優先順位の上位に分かれるという選択肢が入ってこないからとうことだ
スタッフにとって良い監督とは? 良い仕事をくれる監督。作品が売れて、次の仕事もくれる監督。それだけだ。
フェイクニュースの里 マケドニア もともと旧ユーゴへの経済依存度が高く、独立後は経済不振に陥り、生活が苦しい。フェイクニュースが一種の産業になっている
嘘でもいいから、自分が見たいものを見たいという人間の根本的な心理に基づいて発信されている
政治家や軍人は、最悪を想定してものごとを考える。逆に言うと、最悪になってもなんとかなるように手を打つのが、政治家や軍人の仕事である。そしてそれは彼らの義務でもある。「こんなふうになったらいいな」などと、楽天的にものごとを考えることは、本来、政治家や軍人には絶対に許されない行為だ。
だが、日本人は総じて最悪に備えることが苦手である。風土や歴史のせいかどうかは知らないが、「いつもこうなったらいいな」と考える傾向がある。その段階で思考が止まっているならまだしも、往々にして「こうなったらいいな」「こうなるはずだ」に変化するのが日本人の思考方法の悪いところである
都合の悪いことは考えない。先送りにする。だが、先送りする間は多少なりともリスクについて意識はしているのだが、先送りを重ねるうちに、リスクそのものがなかったことになってしまう
リアルタイムを追求すればするほど、誤情報の山を築いてしまったインターネット
デンマーク ラース・フォン・トリアー ドッグウィル、マンダレイ アメリカの社会の暗部をえぐる作品
体験したのみ語るべしというのは、一見まともな意見のように見えて、実は重大な言論の否定である
自分の役割があって、それが誰かの役にたっていることが、人が幸福感を得るための条件
政治家に僕は人格すら要求しない。人格だけではとうてい処理することができない案件が、世の中には山のようにあるからこそ政治が必要なのだ。
人間性の限界の先を扱うのが政治の本来の仕事でラウ
世の中では、だれも戦争など望んではいない。だが、いざとなったら戦うぞという覚悟がなくては、戦争を止めることもできない。平和主義者がかえって戦争を拡大させるということはいくらせもある。
調整能力と説明能力があることだけが、政治家の資質である
だから生活が大事などと口走っている政治家が一番信用ならない
国というレベルでやれることは、僕の考えでは3つある。国防と外交と基礎研究だ。巨額の費用を要するこれら3つのことは、地方自治体や民間レベルではとてもできないことだ
使命のために覚悟をきめるということ
ユリウス・カエサル 人間はみな自分の見たいものしか見ない
レッド・ドーン 北朝鮮がいきなりアメリカを占領するという話
スカイ・クロラ 映画 -
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毎度のことだけど押井守を読むとすぐかぶれる。耳触りの良いこと気持ち良いことばっかり受け取ってしまってほんとに読めてるのかいつもわかんない。
でもまずは『ゾンビ日記』からついにお姉さんが登場ー!って喜び。さんざん身体を生身じゃなく人形や機械で描いてきた監督が生の身体、とそのさらに内側にある身体のことを語るのがすごく面白い。感覚的で個人的な話なんだけど、幽霊として生きるとか、壊れたことを受け入れると楽になるとか、それこそ“腑に落ちる”感じで覚えのあることがあって、この人、いやこの人たちほんとすごいところに生きてる。これくらい自由に歳取りたい笑
若いうちは失うことを極端に恐れる云々のくだりは息止まるくらい真剣に読んじゃったけど、ほんともっと自由になりたい。もっと楽になりたい。壊れても最後には自分の身体に希望が持てそうな、すっごく遠い境地だけどもう少し身体を信じて生きてもいいのかなと思える話だった。
あと監督、食べることについて語ったりしてくれませんかね。もうどこかでやってるのかもだけど。 -
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劇場版最新作(2015年公開)のノベライズです…。
設定は、
劇場版第2作(1993年公開)の直接の続編で…、
前作(2002年)の12年後の現代…なんですが…、
本作品の作中では、16年後って言ってたな~??
キャラクターは、
前作・原作を初代とすると、三代目になりますが、
原作のキャラを彷彿とさせる名前と設定でして…、
映画も、小説も、違和感はなかったですね…。
ノベライズでは、
映画では描き切れなかった、裏設定や深い部分を、
読んでみたぃな~って思ってますが…、
その辺は、満足不満足±0ってとこだったかな~?
ただ…、
前作(劇場版第2作)を見て/読んでないと、
わかんなぃ部分も、結構、散見されるので、
その辺は、シリーズ初見の方は、注意ですね!
ストーリーや世界観の肝となる裏設定が、
結構、曖昧な感じでぼかされていた点が、
上述の、不満足の部分なんですが…、
まぁ、その辺で、消化不良な部分も…??
でも…、それも含めて、
劇場版第1作~第2作~本作で、
1本のサーガとして見てみると、
奥深ぃ部分も多く、面白かったですね!! -
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劇場版第2作(1993年公開)のノベライズです。
劇場版最新作(2015年公開)は、本作品の続編となりますので、
復習も兼ねて…。
舞台は、レイバーの優位性に陰りが見え始めた2002年の東京…。
原作の主人公や主役メカが、ほとんど登場しなぃといぅ内容は、
ある意味、押井監督らしぃ?続編の構成ではありましたが…、
作品の公開前年に成立した、PKO協力法の懐疑的な問題点を、
基軸に据えた構成と内容は、最近の安保法制議論とも相まって、
20年以上前に作られた作品とは思えない現実感、既視感があり、
改めて、奥の深い作品だったんだな~と…。
最新作は、本作品の12年後の現在を舞台とし、
本作品の首謀者のシンパが、本作品の事件をトレースしますが、
現実の社会もまた、本作品が作られた当時を、
トレースといぅかループといぅか…、成長してなぃといぅか…。
技術者の端くれの自分的には、当時より、
二足歩行型の作業機械といぅレイバーの設定、位置付けには、
とても興味深く感じられていた点もあり、
第1作から最新作にかけての市場の変化には、納得感もあり、
それも含めて、多角的に楽しめた作品でした。面白かったです。