池上紗京のレビュー一覧

  • 畏怖王の千夜一夜

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    火崎さん、BLのイメージが強かったのでなかなか読む機会がなかったのですが
    すごくいいですね。大好きです!
    物語を丁寧に紡いでいて、心の移ろいを大切にしているので行為先行じゃないのが好感持てます。
    フェイの気持ちをいちばんに考えるイリア。
    イリアのように揺るがず、ぶれず、自分を肯定してくれる人がそばにいてくれたなら
    人はとてつもない安心感を得て生きていけるでしょうね。
    この二人が本当にステキで、まいりました!

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    2016年02月14日
  • あなたの手を取るその前に

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    ネタバレ

    やっぱり火崎勇さんの作品は、あんまりハズレがないなあ。
    イラストも好きな池上紗京さんだし。

    お針子のフラウは天涯孤独な身の上ですが、実は現王の庶子という設定。
    これがたぶんあとに生きるんだろうなぁって、予想通りの展開でしたが、フラウとコーネリウスが再会したところから、雲行きが怪しくなっちゃいました。

    山でのシーンは、貧乏なお針子の生活感とフラウの賢さが出てて、コーネリウスは身分は高そうですけど、素性は明らかにされてなく、ただの男と女って感じだったのに、王宮に行ってからのコーネリウスは、ちょっとダメですね。

    コーネリウスはフラウだと知っていたから、あんな話をしてたんだと思いますが、フラウは

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    2015年08月02日
  • 囚われの姫と黒の覇王

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    ネタバレ

    やっぱり、火崎勇さんの作品にはハズレがないです。しかもイラストは池上紗京さんで、アヴァンはかっこいいし、ルーシアもきれいで、買ってよかったーって思いました。

    双子が忌み嫌われた国の王女として生まれ、母である王妃と共に、生まれたときから塔に囚われていたルーシア。なんでここまで?って思うくらい、父王の仕打ちはひどすぎます。

    心を病んだ王妃が塔から出された後は、たった一人で塔に暮らし、知識は本から得られるものだけという中、妹であるエレシアと勘違いして、アヴァンが塔に忍び込んできたところから、ルーシアの人生が変わってきます。

    エレシアと間違って純潔を散らしてしまったと、アヴァンは反省し、塔に囚わ

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    2015年02月07日
  • 王女ベリータ~カスティーリアの薔薇~(下)

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    ネタバレ

    上下巻まとめての感想でございます
    発売から1ヶ月以上経っていますので、ネタバレも気にせず書いておりますので、未読の方はご注意をば

    ロクサリーヌ以来の、久々の新刊! 新作っ!!
    お待ちしておりました!

    今回の舞台は今で言うスペインの辺りですね
    榛名しおりさんの作品らしく、かなり史実の人物が出てきております。ベリータとフェルディナンドは後世に名を残す王になりました
    作中での二人の初会話は酷いものではありますがw
    周りというか、アロンソが主に心労的な意味での被害が酷そうですがwww

    実の兄弟姉妹に幽閉されてからの、女王という流れは、榛名さんの過去の作品王女リーズと境遇も似ているかな、と

    出て

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    2013年12月20日
  • 花嫁の選択2 風の国の妃は春を忍ぶ

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    二巻目。前巻のシビアさの反動か、冒頭からラブラブです。ニヤニヤが止まりません。

    そういえば今までは、言葉の壁があったんだなと改めてハッとさせられました。母国語効果で甘さが加速。


    終盤、主人公が色々悩んで、相手を思いやった末の言葉が、じわじわときました。
    「もし、私の身に何かあったら
    あなたはただ嘆いてください。復讐をしても、私はあなたの元には戻れません」

    誰かを亡くした人に第三者が言うのは良くある話だけど、本人が言うと、また意味深ですね。主人公、何気にお気に入りのセリフ多いです。

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    2012年03月11日
  • 轟け、暗雲薙ぎ払う雷鳴 幻獣降臨譚(17)

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    幻獣降臨譚もついに18冊目
    シュータンとの戦争は一旦区切りがついたのでしょうかね?
    予定では残り2冊とのことですが、今回の巻の目玉はキルシュでしょうか?
    登場時から予定されていた2人というのは、恐らくキルシュとシェレストかなー、と思います
    シェレストはまぁ、自業自得っぽい感じでありましたけれどw

    うーん、ネタばれ禁止で書くと、どうにも書きようがないんですけれど…

    イティスが老女だったという事に驚かされました
    他の巫女たちがみんな美女ばかりだったので、イティスもてっきり若いのかと思っていましたけれど
    無論、アリアよりは年上だとは予想しておりましたが

    次の巻でようやくアリアとシェナンは再会を

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    2010年09月08日
  • 囁け、この現世の秘密 幻獣降臨譚(11)

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    幻獣降臨譚11巻目でございます。
    今回はついにケルベロス登場でございました! とは言っても、アリアはまだ召喚していませんけどね。何だか光焔とケルベロスの二つを操るようになりそうな気配でございました。

    怪しい団体の「虚無の果て」もようやくその姿を見せましたね。
    今までもちょろちょろと虚無の果てに加入してる人間や関わりのある人は出てきておりましたが、この巻でついに本拠地まででておりました。
    やはりどう考えても、アランダムの鍛冶司は虚無の果てと関わり合いがありそうですね。パジャンは確実にアウトの予感です。
    ディクスもだんだんとおかしくなってますねぇ…。アリアちゃんと再会した時にどんな反応になるのや

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    2010年03月09日
  • 掲げよ、命懸ける銀の剣 幻獣降臨譚(10)

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    幻獣の最新刊です。
    前回の巻で、戦争が始まりそうだというところで終了していたのですが、この巻ではまだちゃんと会戦していないようですね。
    すでにシュータン帝国は会戦・宣戦布告もしていましたけど。
    リスタルサイドはまだ、会戦準備やらでばたばたしている感じでした。

    それにしても、懐かしいキャラが出ておりました。
    うわー、アリアちゃんのこと本気で好きになってたんだなぁ、とちょっと驚き。きっとそのうち再会するんだろうなぁ。
    アリアちゃん争奪戦に加わるっぽい感じがしますね。
    今回の巻は、アリアちゃんサイド、ライルサイド、シェナンサイドがメインで、他の出番はほとんどありませんでしたね。
    ディクスは次の巻で

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    2010年03月09日
  • 踊れ、光と影の輪舞曲 幻獣降臨譚(9)

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    例のごとくで発売から一ヶ月経っていませんので、ネタばれはさせない方向で…。

    取り合えず、表紙神ですね!
    あとがきでも書かれていますが、職場で表紙見て、思わずきゃーv とうれしい悲鳴が上がりそうになりましたw
    内容はようやくミルヒランドに入りましたね。リスタルに残ってるメンバーとは相変わらず接点はございませんが、あちらはあちらで動きがあるようです。シェナンへたれてますがw
    お腹の中が真っ黒の人たちが多いので、シェナンにはあのままでいて欲しいですねw

    挿絵のライルもかっこいいですv
    ヒルディアも美人さん。次の巻でアリアと出会うようですし、とても楽しみですねー。
    物語りも急展開を迎えていますし。

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    2010年03月09日
  • この手の中の儚きもの 幻獣降臨譚短編集

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    幻獣降臨譚初の短編集です!
    基本は本宮氏のHPで掲載していた小説らしいですね。一部加筆修正していたり、一本書下ろしも入っておりますが。
    本編の合間合間の出来事が多いので、本編を知らないと全く理解できない内容ですが、本編ファンなら思わずにやりとしてしまう内容でした。
    やはり男性のほうが多い世界ということで、ね。予想通りではありますがw
    アリア父は仕事馬鹿。お母さんは、微妙にツンデレですか…?
    本編では出てこないと思われるので、かなり新鮮な感じがしましたね。フィオラとかw
    やべぇ、昔はかなりの美人だったのね…。イラストは表紙と口絵だけだったのですがw

    かなり楽しめる一冊でした!
    短編集なので、さ

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    2010年03月09日
  • 渡れ、月照らす砂の海 幻獣降臨譚(8)

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    幻獣降臨譚の最新刊でございます。
    舞台は変わってシュータン帝国の砂漠のど真ん中。
    アリアちゃん、よく砂漠で生きられるような服とか持ってたなぁ…

    今回は舞台も変わったので、登場キャラも増えてます!
    キーラカッコいいなぁ。表紙イラストの黒髪の子ですけどね。
    最終的には、大分可哀想なことになっていますけど。彼女は次の巻でも出てくるのかしら…。砂漠を出たら、もう登場しないっぽいですけどねー。
    砂漠を旅する一族ですから。

    ディクスは大分歪んできてますね…。
    アリアちゃんやライルが見たら驚くというか悲しむというか。彼も今後どうなってしまうんでしょう(´・ω・)

    物語は佳境っぽいのですが、この先どうな

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    2010年03月09日
  • 走れ、真実への細き途 幻獣降臨譚(7)

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    後日後日と言いながら、随分あいてしまいました。

    まだ発売一ヶ月経過してないので、ネタばれ禁止してます。
    一ヶ月はネタばれ禁止期間と、勝手に決めてます。はい。

    というわけで、これで何冊目でしょうかね。
    今回は、割と話が進展しているように感じます。
    恋愛要素の方は次から暫くなさそうな感じ。舞台も変わって、登場キャラも変わりそうですしね。

    しかしこの小説、目的はなんだろうなぁ;;
    目的が良く分からないので、物語の進行度がまったく読めませんorz
    まだ終わり方も読めませんねー。でも、楽しみですw

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    2010年03月09日
  • 響け、世界を統べる唄 幻獣降臨譚(6)

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    幻獣降臨譚の第6巻です。
    ようやく王都が舞台ですw

    今回のメインは、ライルとシェナンですかね?
    前回に引き続き、ユリストルは腹黒もとい、狸デスね!
    まぁ、どうにもアランダムサイドは腹黒さんが多いご様子ですがw

    さてまぁ、今回初登場になるミロアが素敵です!
    やばい、かっこいい(*ノノ)
    イラストを見てびっくりしました。いやまぁ、よく居そうな髪形はしていますけどねw
    男装の麗人、いいではないか!
    性格も結構好きですねー。

    アランダムにしてもリスタルにしても、騎士団側の人間はあんまり好きではないですね。
    裏がありすぎる。面白いですが。
    いつかアリアは痛い目を見そうです。裏切られるとかいう形で。

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    2010年03月09日
  • 流れよ、凍りし我が涙 幻獣降臨譚(5)

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    幻獣降臨譚5冊目ですね。
    作者曰く、ラブストーリーらしいのですがw
    えぇえぇ、皆さんどんどんと腹黒くなっておりますねw

    キルシュの裏切りはまぁ、予想通りなんですが。
    他の連中もアリア自身を心配している人は少ないんですね。
    ディクスはちょっと思想がやばい方向に行っている気もしますが。どうなんでしょうね。
    サフィアの豹変も…。どうなんでしょう。

    次巻の舞台は王都なので、そろそろライルの出番も増えてくるのでしょうか?
    アリアの近くにいると腹黒くなるらしいので、再会しないほうが良いのかしらw

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    2010年03月09日
  • 進め、骸横たわる荒野 幻獣降臨譚(14)

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    幻獣降臨譚の最新刊。
    舞台はようやくリスタルに戻りましたね。戦争まっただ中のリスタルで、ようやくシエネスティータやらシェリカとアリアちゃんが接触をしたり、国王様も出てきたり。
    意外なところにクルサードと接点のある人物がいたり…
    いやぁ、すごく意外すぎて、読んでて驚かされましたw
    相手の方は、文庫を読んでいただけると幸いですがw
    (ぎりぎり1ヶ月ルールにかぶるので…)

    アリアとライルの恋の行方も、残念な展開ですね
    あの二人、ある意味では相思相愛だったんですねぇ、やはり…
    しかし、立場故にライルは戦線離脱と見てよろしいのでしょうか…?
    やはり相手はシェナンかなぁ?
    今回の巻ではさっぱりと出番がな

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    2010年03月04日
  • 翔べ、遥か朝焼けの空 幻獣降臨譚(13)

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    発売前は、ついにアリアちゃんもリスタルに戻るのか?!
    なんて期待していたのですが、今回もまだミルヒランドにおりましたw
    まぁ、あれだけ世話になっているのに、キーラたちに挨拶もなく別れるわけもないから、しょうがないのかな?
    これでキーラ達とは別れてしまったのは残念ですが、これからアリアちゃんはリスタルに戻って何をするのか。
    ディクスはどうなってしまうのかとか、ライルは無事に生き残れるのかとか、とてもドキドキの展開が待っていそうです。
    とても楽しみ!

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    2009年12月13日
  • 国王陛下とウェスラーの娘

    匿名

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    各々の立場

    メインの登場人物の各々の立場により心のままに動けないもどかしさが長々続きますが、とても引き込まれるお話でした。ヒロインの文武両道でありながら嫋やかさを持っている姿がとても素敵です。ヒロインの実の実家や母の実家に何も影響が及ばないところはモヤモヤが残ります。

    #憧れる #じれったい

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    2025年09月08日
  • 婚約破棄される悪役令嬢ですが、王子にカラダだけ所望されています 悪役になりきれない私と訳アリ殿下のカラダだけの溺愛&すれ違い

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    じれったい

    悪役令嬢ポジであって、悪役令嬢モノではありませんでした。両片想いの上に周囲がそれを利用するので、ずっと両片想いが続くじれったいお話でした。

    #じれったい

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    2025年04月20日
  • S系貴公子のお気に入り【SS付き電子限定版】

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    不幸の中の幸せなのかな

    虐げられるローレル。読み進めていくと、複雑な事情があって切なくなりました。
    こんな中で、エリオットの扱いまでも酷いけど、愛されていたから良かったのかな。
    こんな運命もあるんだなぁ。と読み進めてしまいました。

    #ドキドキハラハラ #深い #泣ける

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    2025年02月07日
  • 死に戻りの悪役令嬢~今世は隠れて子育てしたいのにヤンデレ王子が追いかけてくる~ そして彼女は溺愛執着愛から戻れない

    匿名

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    小道具がいい仕事してる

    「落とし物」と称して主人公の首にかけられるアレです。しかもタイトルの溺愛執着をよく表すタイミングで使用されるうえに、どんどん機能が明らかにされていく・・。これ前巻では一般的にプレゼントされていたものでは?と見返してみたら、すでに伏線が張られていた。話の中でも自分の特別になってほしくて贈られるプレゼントは一般的ですが、選んでるヒーローの心情に伏線があった。もともと姿を変える指輪や姿を消す魔道具なども予測される使われ方で登場しますが、予測を超えた使われ方は例のアレと最後になぜ主人公にも記憶が残った状態で2度目を迎えたのか・・という話で、示される他の小道具です。

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    2025年01月18日