池上紗京のレビュー一覧

  • 王女ベリータ~カスティーリアの薔薇~(下)
    (No.14-9) ヨーロッパ歴史ロマン。舞台は15世紀のイベリア半島。上・下巻をまとめて書きます。

    内容紹介を、表紙裏から転載します。
    『カスティーリア王だった父の死後、幼い弟と別れ、母と二人、修道院に幽閉された王女ベリータ。その後母とも引き裂かれ、孤独のなか誰も信じられずにいた。
    16歳になっ...続きを読む
  • 王女ベリータ~カスティーリアの薔薇~(上)
    うわああ!最近は電子書籍ばかり買ってましたが、ふらっと本屋に足を運んでよかった。久々に榛名作品の新作が。イラストもいつも通り美麗。このタッグは何もためらわず買いです。

    序盤はヒーローよりラモンが可愛くて仕方なかったです。下巻でガラッと雰囲気が変わるのかなあ。
    上巻では名前だけのアラゴンの王子はメイ...続きを読む
  • 黒の王子と身代わりプリンセス~戴冠式は蜜に濡れて~【イラスト完全版】
    いつのまにか、また違う文庫が出てました。こちらは、ハーレクインを元にしたものということで、そういえば、ハーレクインってこういうタイプのもありますよね。シーク系が多いですけど。

    今回は、イラストが大好きな池上紗京さんだったので買ってみました。

    普通の子爵として暮らしていたはずのドロシーの身に、突如...続きを読む
  • 【新装版】さらわれスノーホワイト ―ノーブル・ロイヤル・ウェディング―【特典SS・イラスト付き完全版】
    前作の「いいなりラプンツェル」のアメリアの妹ティーナとジョシュアの側近ウスタヴスのお話。前作でもティーナがグ様を襲ったってのは入ってましたけど、ここまでしたのか!ってくらい、確かに襲ってました(^^ゞ

    グ様が女嫌いってのは前作で分かってましたけど、25歳にもなってリトルラビットなるぬいぐるみと寝て...続きを読む
  • 花嫁の選択4 悠久の大河は紅涙を呑む
    面白かった。
    主役二人の話と離れがちだったのが残念だけど、やっぱり異文化いいね!とか思います。

    帯のアオリに、完結って書かれてますけど、本当にこれで終わりなんでしょうか。

    結局目的地に着いてない…
  • 翔べ、遥か朝焼けの空 幻獣降臨譚(13)
    P98より
    「祖国のため、故郷を守るため、そしてリアラ女神の御為 騎士たちは戦いに赴く。しかし、頭でわかっていても、悲しいかな人の子の身では、気持ちまではついていかない。そのー守るべきもの、善しきもの、美しいものを具体化したのがー先ほどの貴女の姿だったのだ」

    「本当は、戦いになんて誰も行きたくない...続きを読む
  • 進め、骸横たわる荒野 幻獣降臨譚(14)
    P230より
    「もし、男の人に幻獣が遣えたとしたら、どうなります?」
    「ただでさえ、戦だ、戦いだと血なまぐさいことが多いのに もし、男の人が幻獣を遣えたりしたら、ますますそんな戦が多くなるんじゃないですか?領土を広げるためだとか、誇りを守るためだとか、そんな理由をつけて」

    P230より
    「でも、人...続きを読む
  • 花嫁の選択2 風の国の妃は春を忍ぶ
    2巻目です。
    「そして花嫁は恋を知る」では1話完結で、次の巻は時代とかが変わっていることが多いのですが、「花嫁の選択」はイリーナとアスライのお話が続くようです。

    今回は、アスライの故郷であるオルドブライでのお話ですが、私の中のイメージは、やっぱりモンゴルですね。第一夫人のリイファの故郷サイは中国か...続きを読む
  • 花嫁の選択1 銀の森の姫は風の大地に向かう
    「そして花嫁は恋を知る」シリーズとは異なる「花嫁の選択」シリーズですが、違いは、嫁ぐ姫がブラーナ帝国の王女ではないってことで、世界も時代も「そして花嫁は恋を知る」シリーズとかぶっているので、「そして花嫁は恋を知る」を読んでいたら、スムーズに入っていけると思います。

    今回の舞台は、「白銀の都へ旅立つ...続きを読む
  • 捧げよ、永久に続く祈り 幻獣降臨譚(18)
    怒濤の伏線回収とイベント発生。色々なことが腑に落ちる回でした。成長した王子様にときめくアリアが萌え。・・・でもごめんなさい。わかっちゃいたけどライル派だった自分としては、こっちのルートは微妙に抵抗が・・・。そして敵役(というかアリアの引き立て役)の人たちは人たちで、色々哀れだなー。とりあえずラストの...続きを読む
  • 捧げよ、永久に続く祈り 幻獣降臨譚(18)
    いよいよ、次が最終巻らしい。

    シェナンがやっぱりお相手フラグなのかな?
    何かもう、このツンデレ王子さまににやにやです。可愛いvvv

    そういえば、ラスボスは誰になるんだろう。王都にいるということだったけど。
    私の予想は、あの病弱な王子さまと見た。
  • 轟け、暗雲薙ぎ払う雷鳴 幻獣降臨譚(17)
    ちょ、え、うっそーん……。

    はい、まあ、そういう展開でした。ラストに向けて、お片づけの巻です。
    いや、彼が幸福になれるとは思っていなかったけどさ、おそらくこういう展開だろうと思ってはいたけど、何かなぁ……。うっかり涙ぐみそうになったとか言ってみる。

    が、ラストのシェナンの喜びっぷりが半端なく可愛...続きを読む
  • 叫べ、涙溢るるこの心 幻獣降臨譚(16)
    ライルー!!
    よかった……右腕だけでよかった……。

    まあ、今後、騎士としては使い物にならなくなったという意味では、彼の生命は終わったも同然なのだが。
    でも、生きていれば!
    と思っていたら、あとがきでやっぱり死亡予定だったらしいことが書かれていて、笑ってしまった。編集からストップがかかって生き残った...続きを読む
  • ヴァンパイア執事: 3 ~お嬢様と薔薇の誓い~
    2010/04/18:久々に読んだので半分内容忘れかけていましたが、数ページで思い出したのでノープロブレム、無問題(皆無じゃないけど)。
    主人公二人がもどかしいというかじれったくて仕方ない分、ボブとエルマーに癒されました(笑)
  • 開け、細き一条の血路 幻獣降臨譚(15)
    何かえらいことになっているような……?
    とりあえず、彼が無事なようでよかった。クライマックスに向けてまっしぐら、という感じなんでしょうか。これで、次をどれだけ待たされるのかはわかりませんが、次の巻が出た時に前の話を忘れていそうで怖いです。
  • 猛れ、吹き荒ぶ沖つ風 幻獣降臨譚(4)
    敵国との戦闘がメインだったでしょうか?
    アリアちゃんは始めて、自分の幻獣を使うも、制御できずに大惨事に。
    この巻は後々までかなり影響を残していますね。後になってみれば、ここがターニングポイントだったのかな?
  • 繙け、闇照らす智の書 幻獣降臨譚(3)
    3冊目です。だんだんと面白くなってきた頃ですね。
    新キャラなんかも結構増えてきた頃です。
    だからあんまり覚えていないんだって(何
  • 聞け、我が呼ばいし声 幻獣降臨譚(1)
    幻獣降臨譚シリーズの第1巻。
    この巻はとにかく三点リーダ「…」の多用で読みづらいです。
    でも、それ以降は面白いです。
    ただ、ライルと国王の会話は陳腐に感じます…。
  • 聞け、我が呼ばいし声 幻獣降臨譚(1)
    幻獣降臨譚シリーズ1冊目。恋愛要素は薄めの主人公成長ファンタジーもの。女子1+その他男子大勢が苦手な方にはオススメしません。内容はしっかり創りこまれていて素晴らしいです。
  • ティアラ文庫溺愛アンソロジー(2)禁断童話
    シンデレラ、アヒル、ランプ、天女、白雪姫。

    何故こうなった?! なオンパレードでしたw
    展開に突っ込み全開なのはシンデレラ
    登場人物が面白いのが白雪姫。
    ランプは、どこまでも甘々な感じでした。
    ちょっとその案どうなんだ、と思いましたが
    双方納得してるならよし?w
    その一文なかったら、ただのダメな人...続きを読む