【感想・ネタバレ】女伯爵マティルダ カノッサの愛しい人のレビュー

あらすじ

老伯爵の末娘として生まれたマティルダ。トスカーナの大地に抱かれた幸福な子供時代は、父の死を機に大きく変わり始める。運命の激流に笑顔を失いそうになったとき、彼女を救ってくれるのはいつも司祭イルデブランドだった。身分こそ高くはなかったが、その聡明さでローマ教会で力をつけていくイルデブランド。彼に恋する女伯爵の愛を描く傑作!

◆◇◆作家先生より特別コメント頂きました!◆◇◆
榛名(はるな)しおりです。いつも応援してくださりありがとうございます。新作歴史ロマンを無事書き上げ、池上紗京(いけがみさきょう)先生のイラストでお届けできることを、心からうれしく思います。舞台は――そう、今回は題名見ただけでおわかりですね(笑)。読者のみなさんに、11世紀トスカーナに吹く風を感じていただけたら幸いです。

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Posted by ブクログ

(15-46) ヨーロッパ史で有名な「カノッサの屈辱」事件。名前は知っていても、なんか教皇に破門されてそれを解いてもらうためにひたすら謝った皇帝がいたという程度しか知らなかった。でもその程度しか知らない方がきっとこの小説を楽しめると思う。そうだったのかあの事件にはそんな秘話があったのね!と私はつい思ってしまった。何でその場所がカノッサだったのか納得した。面白かったよ。

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2015年05月29日

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