あらすじ
戦況が深まるなか、恋にも決着が!?光焔(こうえん)の背に乗って、クルサードとともに故国リスタル王国の王都ベルデタールへと戻ってきたアリアは、霊獣グリフォンの巫女でありシェナンの姉である、シエネスティータ姫と再会を果たす。そこでアリアは、意外な人物と出会い、ライルのもとへと赴くことに。そしてついに、リスタル国王シェルダムと対面するのだが――。混迷深まるなか、アリアの思いはどこへ向かうのか!?
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
幻獣降臨譚の最新刊。
舞台はようやくリスタルに戻りましたね。戦争まっただ中のリスタルで、ようやくシエネスティータやらシェリカとアリアちゃんが接触をしたり、国王様も出てきたり。
意外なところにクルサードと接点のある人物がいたり…
いやぁ、すごく意外すぎて、読んでて驚かされましたw
相手の方は、文庫を読んでいただけると幸いですがw
(ぎりぎり1ヶ月ルールにかぶるので…)
アリアとライルの恋の行方も、残念な展開ですね
あの二人、ある意味では相思相愛だったんですねぇ、やはり…
しかし、立場故にライルは戦線離脱と見てよろしいのでしょうか…?
やはり相手はシェナンかなぁ?
今回の巻ではさっぱりと出番がなかったのですが、いい男に成長していますものね。
ディクスもある意味では戦線離脱というか…。彼は望み薄すぎますねぇ
むしろ、死なないかと心配になってくる子です。彼も今回の巻では全く出番はありませんでしたが…
次の巻もライルが中心になるのか、それともシェナンともついに再会できるのか…
とても気になるところで終わっているので、続きが楽しみですね!
恋愛面でもようやくちょっと進んできたのかなぁ、とも思いますが、それよりもライルがどうなるの?!
なかなか戦況も厳しい中で、いろんなキャラが成長していくので、読んでいて楽しいですね
イラストもとても美麗です!
特にカラーは気合いが入っているなぁ、とニヘニヘしてしまいましたw
Posted by ブクログ
P230より
「もし、男の人に幻獣が遣えたとしたら、どうなります?」
「ただでさえ、戦だ、戦いだと血なまぐさいことが多いのに もし、男の人が幻獣を遣えたりしたら、ますますそんな戦が多くなるんじゃないですか?領土を広げるためだとか、誇りを守るためだとか、そんな理由をつけて」
P230より
「でも、人は変われる。成長できる。光焔に出会って、その巫女姫としてふさわしくあろうと、私はずっともがいてきました。今でも、賢くなったとはいえません。まだまだ愚かしいかもしれません。 けれど、これだけは胸を張って言えます」
「光焔の巫女は私です。私がいちばん、光焔の力を知っています」