池上紗京のレビュー一覧
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購入済み
☆3.2
傷ついたヒーローをヒロインが世話をする。よくある設定です。前半の傷の手当を甲斐甲斐しくするヒロインは可愛らしいく、好感持てました。しかし後半の二人は刺々しくなんだかなーって感じでした。
王が単独で行動っていうのも解せないです。3週間も国開けたら、大規模な捜索が始まりそうだ。設定の甘さが珍しく目立った。 -
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ネタバレジュリアーナは意に添わない結婚をして後悔する祖母の影響で、好きな人ではない人と結婚すると思い込み、好きになりそうだったレナートと距離を置いてしまってて、それを寂しく思うレナート。
ジュリアーナを諦められないレナートは、自分の弟に想いをよせる美女フィオレンティーナと共謀して、ジュリアーナを騙して偽の結婚だと言って、ほんとの結婚をしちゃいます。
その後は馬車の中でジュリアーナとイチャイチャしてますけど、ジュリアーナが媚薬でレナートを求めるまで、最後まではせず、がんばったなぁって思いました。
ジュリアーナがめんどくさい結婚観を持っていなければ、普通に求婚して普通に結婚までいっていたように思うの -
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ネタバレ前半は、シルヴィアとヴィークのいちゃつき→ヴィーク昇天→キスで復活って感じでしたけど、二人にかかった呪いの元っていうか、魔女二人が登場して、きちんと呪いがとけました。
ヴィークの呪いの元のエイメリーは、実はいい魔女だったんだなっていうのもいい感じで、ほんとの悪い魔女カラカティアの悪趣味ぶりには笑ってしまいました。
エリゼとブライエルの関係もいい感じになってきてて、ブライエルの思惑を知らないエリゼがブライエルに一服盛ろうとしているところは、期待したんですけど、ビーズログ文庫だとここまでかぁって、ちょっと残念でした。
2巻で終わりですけど、いいまとまり方してると思います。
池上紗京さんのイラ -
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池上紗京さんのイラストに惹かれて購入。
最初のあたりは、「眠れる森の美女」って感じでしたけど、森の中で隣国の王子を罠にかけようと眠っていたシルヴィアに口づけた傭兵ヴィークには「首が7日で落ちる」っていう呪いが。
話が違う!と魔王に抗議に向かう二人でしたが、道中積極的にシルヴィアに迫るヴィークがいい感じです。シルヴィアは口は悪いですが、それにも理由があるってことで、口先だけの悪態で心の中では愛してたりするのには呪いは発動しないのかなあって思いました。
魔王の元にたどり着いた二人。首が落ちる前に何かあるのかと思ったけど、あっさりヴィークの首は落ちた様子。それにもかかわらず意外と冷静だったシルヴ -
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ネタバレイラストが大好きな池上紗京さんだったんで買ったんですが、ライオネルのやってることもどうかとは思いましたけど、ヒロインのエレーナの性格がイマイチでした。
初恋の王子様から求婚されて、その王子様には双子の弟がいて、自分に求婚してくれたのがどっちか分からないっていうのは分かりますけど、アルベルトばっかりに意識を向けてたら、そりゃライオネルも嫉妬してひどくしちゃうんじゃないかなって思いました。
何より婚約披露パーティーで幼馴染みに再会したのはいいけど、主役なのにそっちのけでしゃべってたり、抜け出したり、大国の王に嫁いだ小国の王女っていう自覚が全然ないです。
またその幼馴染みの王子がヒドイヤツでし -
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ネタバレ池上紗京さんのイラストに惹かれて購入しましたが、セレンに邪神ダラムが入った理由が最後の方まで分からず、またセレンとフォルドが同じ場所に向かっている状況とか、賢者ザイオが記憶をなくしている理由とか、フォルドの能力とか、説明が全然なかったり、時系列が分かりづらかったりで、一瞬、続き物の途中の巻を読んでいるのかな?って思っちゃいました。
設定としては悪くはないと思うのですけど、フォルドがセレンとずっと一緒にいる理由とか惹かれる状況がぜんぜん入って来なくて、なんかもったいないなぁって思いました。
これって、続くんですよね、きっと。
ここで終わるとフォルドって何者?って疑問がかなり残ります。。。 -
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ネタバレ3巻目。
今度は、アスライの母の母国であるサイの国でのお話です。サイの国のイメージは、後宮なんかがあったり、宦官とか科挙のような官試があったりと、中国をイメージして読んでました。
これまでも何度も出て来ていたアスライの出生の秘密ですが、こんなにあっさり、略奪元が判明するものかなぁ、なんて感じもしましたけど、私としては、やっぱりアスライの父はオルドブライの陛下でいてほしいものです。
イリーナの元婚約者であるフレンドルのミハイルにも嫁が来ているし、今度は西に向かうしで、動きが出て来てますけど、もうちょっとアスライとイリーナのラブラブ描写が欲しいです。
あと、池上紗京さんのイラストには、今回も -
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一巻は波乱万丈、二巻はラブラブ、そして三巻目が出ていたので購入。
正直どんなテーマでこの先続くのかあんまり想像できなかったので、挿絵目当てプラス惰性で読みはじめましたが、意外と硬派に文化の違いや侵略する側、された側の策略渦巻く対立関係が描かれていて、楽しめました。
具体的な国や風習について、名前は違えどだいたいリアル、っていうところが好感度高いです。
侵略者側という視点でこんなに色んな文化圏を回る話は中々めずらしいかもしれません。
四もあるみたいですが、今のところ一巻の運命的な感じが一番好きです。
綺麗にまとまっていたので、あそこで終わっていても満足でした。
といいつつ、続きが読めるのは