あらすじ
先王の落胤だったヴィークからの求婚を受けたシルヴィア。物語は 終結(ハッピーエンド)……と思われたある夜。隣国で公務に追われているはずのヴィークが現れ、彼女の唇を強引に奪った! 「そなたの口づけが必要だ」いつもの余裕の欠片もないヴィークに驚くシルヴィアだったが、どうやら先の呪いの影響で、ヴィークは災厄の魔女エイメリーに体を乗っ取られてしまったようで――!? 愛を告げられない“呪われ姫”の想いが真実の愛を導く、感動の最終巻!
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Posted by ブクログ
イラストレーターさんが好きだけど、筆者の過去作がすっごく合わなかった記憶があるので、警戒しつつ。
なかなか思い切りが良いというか、シュールな展開。死の呪いがある世界なら、逆もありかな…。1巻目を読み終えた時点では、二人の関係に応急処置って単語が思い浮かびました。
もろもろは2巻目でやっと解決。良かった良かった。
やっぱり少し文章が好みじゃないけど、古代語、エイメリーの口づけ、魔女の呪いとか、そういう設定好きです。
呪いが障害なので、人間関係の修羅場?はあまり無くて、そこがちょっと物足りないかも。
Posted by ブクログ
前半は、シルヴィアとヴィークのいちゃつき→ヴィーク昇天→キスで復活って感じでしたけど、二人にかかった呪いの元っていうか、魔女二人が登場して、きちんと呪いがとけました。
ヴィークの呪いの元のエイメリーは、実はいい魔女だったんだなっていうのもいい感じで、ほんとの悪い魔女カラカティアの悪趣味ぶりには笑ってしまいました。
エリゼとブライエルの関係もいい感じになってきてて、ブライエルの思惑を知らないエリゼがブライエルに一服盛ろうとしているところは、期待したんですけど、ビーズログ文庫だとここまでかぁって、ちょっと残念でした。
2巻で終わりですけど、いいまとまり方してると思います。
池上紗京さんのイラストもよかったです。