玉村豊男のレビュー一覧

  • 邱 永漢の「予見力」

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    [ 内容 ]
    直木賞作家として、経済コンサルタントとして一世を風靡した「株の神様」邱永漢。
    10年前すでに自著『マネーゲーム敗れたり』で、今日の世界市場経済崩壊を喝破した予見力の持ち主は、85歳の今も中国を舞台に農業ビジネス・プロジェクトに奔走する。
    著者は、邱永漢の率いる投資考察団に加わり、中国大陸における農業ビジネスの実際を目の当たりにする。
    中国の食糧自給率が100%でなければアジア経済の活性化はない、と予見する邱永漢の経済哲学、生きる知恵を、「農」の人・玉村豊男が追跡ルポ、インタビューする。

    [ 目次 ]
    第1章 波の向こうの流れを見る
    第2章 アジアの農業の新しい地図を描く
    第3章

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    2014年10月26日
  • 里山ビジネス

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    [ 内容 ]
    熊が徘徊する里山の森の一角に個人で立ち上げたワイナリーとレストラン。
    その道のプロの誰もが無謀だと断言した素人ビジネスが、何故客を呼び寄せ成功に導かれていったのか?
    ビジネス上の計算はなくとも、やりたいことのコンセプトは明快にあった。
    里山の自然の恵みとともにある仕事をやりながら暮らしを成り立たせる、それが里山ビジネス。
    拡大しないで持続する、愚直で偽りのない生活と共にあるビジネスとは?
    グローバリズムの嵐の中での日本人の生き方を問う一冊である。

    [ 目次 ]
    第1章 素人商売事始め(失敗したシャンパンサーブル 仏滅の日にオープンする ほか)
    第2章 ワイナリーを起業する(ワイ

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    2014年10月26日
  • 今日よりよい明日はない

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    題名だけ見ると、人間は日々どうしようもなくなっていって
    最後にはまじ腐った存在になるみたいな感じがするけど
    決してそういった論旨の本ではない。

    明日はどうなるかわからない、
    もしかしたら死んでしまうかもしれないから
    毎日の生活の中にわずかでもいいから喜びを見出して
    日々を楽しく生きていこう、とする本である。

    ちょうど去年の今頃から今年の4月まで
    私は就職活動というものをしていた。
    それを通じて多くの自己啓発本を読んだ。

    それらに記述されていることの多くは、
    自分にとってとても参考になることが多かったが、
    ひとつだけ、自分にとって受け入れがたい考え方があった。
    それは、「夢を持って生きてい

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    2009年10月07日
  • 里山ビジネス

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    長野の里山でワイナリーをつくったひとのお話です。

    環境や自然や農業に対する理想だけではなく、

    実現させていく中での苦労話がリアルに伝わってきます。

    読みやすい文体なので、ドキュメントドラマを見ている感じでした。



    この秋にでも行ってみようかな。

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    2009年10月04日
  • 男子厨房学(メンズ・クッキング)入門

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    さくっと読めてなかなかおもしろかった。料理とは何たるものか、というのを、レシピも取り混ぜながらいかにも彼らしく解説されている。こういう小理屈が嫌いな人もいるだろうが、私としては楽しめました。これ読んで、包丁を使わない料理、とかを一体どれだけの人が実践してみるのかは不明だけど。惜しむらくは、挿絵がなんかちょっとイメージが違ったことか。挿絵も玉村豊男自身が手がければよかったのに。 (2004 Jan)

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    2009年10月04日
  • 料理の四面体

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    料理とは、火に、水、油、空気の3要素を加え、その調整によって料理素材を変化させるものである、ということ、世界各国にあらゆる料理があるが、調味料や調理器具などに違いはあるものの、料理の考え方は同じであること、それを理解すると料理のレパートリーも数多く考えることができること、という、料理の考え方はに新たな視点を加えさせてくれる本。考えたこともない視点で面白い。
    また、日本食や中華料理、フランス料理の歴史や料理の考え方も学ぶことができ、その点も勉強になった本。

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    2024年06月08日
  • 旅の流儀

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    著者の旅に関するエッセイ。流儀とあるが、特に押しつけがましいところもないので、読みやすい。旅に関して著者が自然体で感じたことをそのまま述べているからかもしれない。旅に出たくなる本。

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    2024年05月05日
  • 料理の四面体

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    言いたいことはわかるしアイデアとしても面白いけど、なんか消化不良。海外の放浪記みたいな部分が1番好きだった。

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    2023年12月01日
  • 料理の四面体

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    全ての料理を火、水、油、空気の4大要素の配分量に落とし込んだ本。
    特に「全ての料理がサラダである。」、「焼くというのは水と油の介在度を極限まで少なくした加熱法」と表現しているのが秀逸で面白かった。

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    2023年09月10日
  • 毎日が最後の晩餐-玉村流レシピ&エッセイ-

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    飾らない玉村さんの日常でした
    毎日を最後の晩餐だと思って生きようという潔さがありました

    私は料理はしますが、美味しくするひと手間は惜しんでしまうタイプの人間です
    でもこの本に載ってるレシピはいくつかチャレンジしてみようかなと思えました

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    2022年09月19日
  • 料理の四面体

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    料理の本質本。
    ゆる言語ラジオで紹介していたのがきっかけで読みました。

    あちらこちらに話が飛んでいって、それが面白さではあるけど少し読みにくかった。

    最後の四面体のまとめを読んでから再読すると理解が異なりそう。

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    2022年07月12日
  • 旅の流儀

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    この本を読めば、玉村豊男が、旅のベテランだということがよく分かる。ベテランが、旅の体験やノウハウ等を語った本。
    私も旅を、というか、海外出張をよくしていた時期があった。年間に100日を超える海外出張が3-4年間続いたと思う。韓国、台湾、中国、タイといったアジアの国が中心であったが、年に数回はヨーロッパや中東、年に1-2回はアメリカにも行っていたので、今考えてみると、世界中を旅していたのだということに気がつく。
    色々な経験をしたが、深刻なトラブルに見舞われたことが一度もなかったのは、非常にラッキーだったと思う。

    一番疲れた出張は0泊4日の出張だった。今考えると、よくそんなことをしたものだと思う

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    2021年10月30日
  • 明けゆく毎日を最後の日と思え 玉村豊男のコラム日記2019~2020

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    コロナ感染症拡大により、思わず訪れた、静かな日々。玉村さんは、イタリアの画家 モランデイの在り様がお好きなようで、好きな絵を描いて過ごす、静かな日々を、モランデイの晩年、と名付けられてます。願わくは、その静かな日々が、少しでも長く続きますように、と思う次第。★三つです。なお、玉村さんがお住いの長野県東御市にあるビラデストからの眺望、この本の写真の通りでした、★五つです。

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    2021年10月09日
  • 毎日が最後の晩餐-玉村流レシピ&エッセイ-

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    ネタバレ

    朝日とともに起きて、犬の散歩をし、昼食後は軽く昼寝をし
    軽井沢の大窓から夕陽を見ながらワインを飲みながら、夕食作り。
    妻と妻の妹と三人分(200歳を超えるそう)の食事をワイン片手に作るんだとか。で200歳を超えるそうだけど、新鮮な素材でシンプルな料理法で作る食事はとってもおいしそう。
    理想的な75歳の生活じゃん!
    お刺身のタコをグリルで焼いてオリーブオイルとお醤油で食べるレシピ。今度作ってみよう。

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    2020年07月23日
  • 旅の流儀

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    旅行経験豊富な著者が語る旅の流儀についてのエッセイ。
    著者自身の経験(失敗例も併せて)と旅の楽しみを紹介している。
    自分も若い頃は好奇心に任せて国内海外をウロウロしたけれど、歳と共に面倒臭くなってどこにも行かなくなった。旅好きの人は歳を取っても好奇心を失わない。この本には色々な出来事が書いてあったけれど、著者のような旅好きは時間の使い方が違うような気がした。

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    2020年03月18日
  • 千曲川ワインバレー 新しい農業への視点

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    作家で画家でヴィラデストワイナリーのオーナーである玉村豊男氏の2013年の著書。
    文中にある「ワインのある食卓」は、ワインを飲める人も飲めない人も食卓のまわりに集まって、飲み食いしながら語らあって、楽しい時間を過ごすこと。これこそ私がワインでやりたいこと。

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    2020年03月18日
  • 旅の流儀

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    若いころから世界中を旅してまわってきた著者が、さまざまなの思い出や旅の心得などについて自由に語った文章をまとめた本です。

    いずれも軽く読み流すことのできるエッセイですが、「雨の日の旅は風情があると天気予報で言ってくれないか」という提言や、「引っ越してきたつもりで半径五百メートルを旅する」といった、せせこましさとは無縁の旅をたのしむためのアドヴァイスなど、いくつか印象にのこるものがありました。

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    2019年03月21日
  • 村の酒屋を復活させる 田沢ワイン村の挑戦

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    20180630 地域再生の一つの形。押し付けられた作業でなく、自分達で考えた仕事。これからのネット社会でも結局は、人との繋がりと思いが大事だというように理解しました。好きなことして生活していくことが当たり前になる世の中は今の時代の行動にかかっていると思う。

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    2018年06月30日
  • 世界の野菜を旅する

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    じゃがいもやトウガラシ、ナスやキャベツなど、様々な野菜の原産地を巡る旅。この野菜はどこで、昔はどのような形で、どのように食べられていたか。
    非常に面白い本でした。

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    2018年05月28日
  • 世界の野菜を旅する

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    数少ないヨーロッパ旧大陸原産の野菜であるキャベツは、タマネギ、ニンニク、ソラマメとともに、近世に至るまでの、彼らの日常の暮らしを支えたのであった。

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    2016年07月15日