玉村豊男のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
直木賞作家として、経済コンサルタントとして一世を風靡した「株の神様」邱永漢。
10年前すでに自著『マネーゲーム敗れたり』で、今日の世界市場経済崩壊を喝破した予見力の持ち主は、85歳の今も中国を舞台に農業ビジネス・プロジェクトに奔走する。
著者は、邱永漢の率いる投資考察団に加わり、中国大陸における農業ビジネスの実際を目の当たりにする。
中国の食糧自給率が100%でなければアジア経済の活性化はない、と予見する邱永漢の経済哲学、生きる知恵を、「農」の人・玉村豊男が追跡ルポ、インタビューする。
[ 目次 ]
第1章 波の向こうの流れを見る
第2章 アジアの農業の新しい地図を描く
第3章 -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
熊が徘徊する里山の森の一角に個人で立ち上げたワイナリーとレストラン。
その道のプロの誰もが無謀だと断言した素人ビジネスが、何故客を呼び寄せ成功に導かれていったのか?
ビジネス上の計算はなくとも、やりたいことのコンセプトは明快にあった。
里山の自然の恵みとともにある仕事をやりながら暮らしを成り立たせる、それが里山ビジネス。
拡大しないで持続する、愚直で偽りのない生活と共にあるビジネスとは?
グローバリズムの嵐の中での日本人の生き方を問う一冊である。
[ 目次 ]
第1章 素人商売事始め(失敗したシャンパンサーブル 仏滅の日にオープンする ほか)
第2章 ワイナリーを起業する(ワイ -
Posted by ブクログ
題名だけ見ると、人間は日々どうしようもなくなっていって
最後にはまじ腐った存在になるみたいな感じがするけど
決してそういった論旨の本ではない。
明日はどうなるかわからない、
もしかしたら死んでしまうかもしれないから
毎日の生活の中にわずかでもいいから喜びを見出して
日々を楽しく生きていこう、とする本である。
ちょうど去年の今頃から今年の4月まで
私は就職活動というものをしていた。
それを通じて多くの自己啓発本を読んだ。
それらに記述されていることの多くは、
自分にとってとても参考になることが多かったが、
ひとつだけ、自分にとって受け入れがたい考え方があった。
それは、「夢を持って生きてい -
Posted by ブクログ
この本を読めば、玉村豊男が、旅のベテランだということがよく分かる。ベテランが、旅の体験やノウハウ等を語った本。
私も旅を、というか、海外出張をよくしていた時期があった。年間に100日を超える海外出張が3-4年間続いたと思う。韓国、台湾、中国、タイといったアジアの国が中心であったが、年に数回はヨーロッパや中東、年に1-2回はアメリカにも行っていたので、今考えてみると、世界中を旅していたのだということに気がつく。
色々な経験をしたが、深刻なトラブルに見舞われたことが一度もなかったのは、非常にラッキーだったと思う。
一番疲れた出張は0泊4日の出張だった。今考えると、よくそんなことをしたものだと思う