里山ビジネス

里山ビジネス

ビジネス・実用
671円 (税込)

3pt

熊が徘徊する里山の森の一角に個人で立ち上げたワイナリーとレストラン。その道のプロの誰もが無謀だと断言した素人ビジネスが、なぜ客を呼び寄せ、成功に導かれていったか? ビジネス上の計算はなくとも、やりたいことのコンセプトは明快にあった。里山の自然の恵みとともにある仕事をやりながら、暮らしを成り立たせる、それが里山ビジネス。拡大しないで持続する、愚直で偽りのない生活と共にあるビジネスとは? グローバリズムの嵐の中での日本人の生き方を問う一冊である。【目次】はじめに――眺めのよいワイナリーから/第一章 素人商売事始め/第二章 ワイナリーを起業する/第三章 里山のビジネスモデル/第四章 拡大しないで持続する/第五章 グローバル化は怖くない/あとがき――桑の木とブドウの木

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里山ビジネス のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    農産物の「ブランド認知」には同一作物の大量生産が必要なこと。
    その一方で、本来その土地の農産物の「旬」とされる時期には別の土地からの農産物が流通されていること。

    頭の中の疑問がくっついた本。

    大きな利益は算出できなくても、自然と共存するための農産業。
    そこに携わる人々の職人意識。


    想いとビジネスとの線引きは、その人次第。

    さぁ、自分はどの方向性に行くのかな?
    と、視点が変わった一冊。

    生活できなければ話にはならないのだろうけど、願わくば
    「手作りの世界での自然な感覚」
    興味を持てる仕事を、興味と集中力が続く限りやる。
    それ以上やって、惰性になってしまうような無理な大量生産はしない。潤沢な利益はでないかもしれないけど、心は健全。

    ・・・。
    理想論かな。
    でも、これが理想。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    玉村さんらしい、ご自身の経験を細かく教えてくれる本で、長野県の山の土地を開いて、ワイナリーを作った体験談。ワイナリーを始めるのにお金がかかること(免許を取ろうとするとたくさん製造しなくてはいけなくなる、など制約がある)、実際にいくらくらいかかるのか、野菜もつくっていて、レストランで食事ができるようにしていることなど。
    事業内容自体は、(自分が飲食店やワイナリーをするつもりはないという意味で、)そんなに興味はないのだけど、玉村さんが始めたワイナリーという、個人としてはかなり壮大な事業は、人生の秋に差し掛かった身には、とてもぐっとくるものがあった。

    ・ブドウの木は4~5年で成木になる。早いものは2年位ですこし実をつける。15歳から20歳のとき、最もエネルギーに満ちている。ワインをつくるブドウの木は、古いほうがよい。40歳、50歳。50歳をめどに木を植えかえるが、もっと長生きする木もある。人とブドウが、それぞれ世代交代をしながら一緒に生きていく。
    ・ワイナリーを土台に、いろんな人が集まってきて、例えば農業をする人の奥さんがワイナリーでバイトをして、農業がうまく行ったら、独立。その人たちが作った野菜をワイナリー併設のショップで売ったり、料理で使ったり・・・。ブドウ畑だけやっている人が、玉村さんのところでワインを醸造したり。ワイナリーを作ったことで、地域にインパクトを与えている。そして、それが、自分の死後も続くことを願っている・・・。
    そして最後まで読んでやっと、本のタイトルがワイナリーとかではなく、里山ビジネスだということにピンと来た気がする。
    自分だったら何をするか、何ができるか、したいか、考えたくなった。

    0
    2022年07月02日

    Posted by ブクログ

    "里山でワイナリーを始めた著者の体験談。ワイン販売の許可を得るための規制や、県単位に保健所の規制が異なることや、失敗談の数々を惜しげもなく語ってくれているありがたい本。
    日本の地形を生かしたビジネスを考えている人への応援本だ。"

    0
    2018年10月28日

    Posted by ブクログ

    地元ではちょっと有名な「都会から農業しに来てレストランやってるおじさん」のイメージしかなかったけど、読みやすくて面白い本だった。
    ワイナリーとレストラン経営のこと、里山のこと、食べること、作ること、生きること。利益とやりたいことのバランスの取り方が上手というか、好感が持てた。
    自分で作った野菜とワインを楽しめるなんてすごく憧れるけど、実際は大変なことが多そうで手が出せないけど、春が来たらヴィエアデストに行ってみたいな〜と思った。

    0
    2016年01月24日

    Posted by ブクログ

    里山でワイナリーと付属するレストランを開設。特段の準備をしたわけではなく、事業計画があるわけでもなく・・・・しかし、予想以上にお客様が来た。そして、村が変わり始めた。

    0
    2010年11月07日

    Posted by ブクログ

    ビジネスの計算より先に、やりたいことのコンセプトが明確にあって、里山という極端に効率が悪い場所で誰もが無謀と思ったワイナリー&レストラン事業を成功に導いたということで、そのビジネス観を紹介しています。

    0
    2010年06月29日

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    熊が徘徊する里山の森の一角に個人で立ち上げたワイナリーとレストラン。
    その道のプロの誰もが無謀だと断言した素人ビジネスが、何故客を呼び寄せ成功に導かれていったのか?
    ビジネス上の計算はなくとも、やりたいことのコンセプトは明快にあった。
    里山の自然の恵みとともにある仕事をやりながら暮らしを成り立たせる、それが里山ビジネス。
    拡大しないで持続する、愚直で偽りのない生活と共にあるビジネスとは?
    グローバリズムの嵐の中での日本人の生き方を問う一冊である。

    [ 目次 ]
    第1章 素人商売事始め(失敗したシャンパンサーブル 仏滅の日にオープンする ほか)
    第2章 ワイナリーを起業する(ワイナリーオーナーという肩書 もっとも割に合わないビジネス ほか)
    第3章 里山のビジネスモデル(ワイナリーという施設が意味するもの ここにしかないブランドの価値 ほか)
    第4章 拡大しないで持続する(炭火焼きの教訓 ヨーロッパの豚 ほか)
    第5章 グローバル化は怖くない(風が吹けば桶屋が損する 賞味期限がなかった頃 ほか)

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    [ 参考となる書評 ]

    0
    2014年10月26日

    Posted by ブクログ

    長野の里山でワイナリーをつくったひとのお話です。

    環境や自然や農業に対する理想だけではなく、

    実現させていく中での苦労話がリアルに伝わってきます。

    読みやすい文体なので、ドキュメントドラマを見ている感じでした。



    この秋にでも行ってみようかな。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    読み易い内容。
    田舎でワイナリーとレストランを営んでいる著者の経緯、考えが書かれている。

    確かに、全てのものを自分の畑や身の回りで賄えたら、原油の価格高騰で、、やアメリカがどうのこうの、、なんて関係ない。

    著者さんにあやかりたいと思っても、種は自分の中から生み出さないといけない。

    オープン初日は少なかったのに、予想以上にお客さんが来だしたのは何故だったのか、そこの所が分からなかった。

    必要以上に地元産にこだわらない、というのは確かに!と思った。

    0
    2014年02月09日

    Posted by ブクログ

    時代が大きく転換している、マスコミでもまことしやかに喧伝され
    個々人もうすうすそう感じている。
    でも、いったいどうすればいいのか。
    誰もが、著者のような暮らしをすることはできない。
    が、普通に暮らしていることを見つめ直すための視点を
    読む人それぞれが得られるように思う。

    手触りの生活を模索する私個人にとっては非常に示唆に富む。

    0
    2010年07月02日

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