竹内謙礼のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
財務諸表を具体的に理解できるように、主人公をゴースト的ポジションに起き、5つのショートストーリーを現実に起こりそうな事例と合わせて、面白く且つ分かりやすく紹介している。
本当に読み易かった。その中でも仕事はOJTだけでなく、時間を有効活用した独自の勉強が必要だと。つまりは大学受験は勉強だけが必要だったが、社会人には両方が大事だよと教えてくれる。
また、部門長の役目は利益を上げること。唯、人のせいにして、文句を言うことを仕事だと勘違いしている方は論外で、要は現状の数値を把握しながら部下のやる気をどう出させるか第三者の目を持って対応することが重要だと。
今の上司に聞かせてやりたい!(笑) -
Posted by ブクログ
会計天国から始まって5冊目。
とても読みやすい、参考になることも多い。
店舗経営の基本的なことが楽しく学べると思う。
・お客様は神様かどうか
声は絶対ではなくて、どう取り入れるかが大切ということ、客観的に聞く。データの取り方を学ぶべきと言うことを改めて理解する。
お客様の声を越えることが大切なんだと思う
・安売りは何故いけないか
価格だけでは顧客にはこたえきれないと思う。一人ひとりと向き合い、改善し、迎合し過ぎないことを知る。自分の業界こそそうだと思う。
安くていい加減よりも、高くて最高となるようにしたい・すべきと思った。
・クレーム対処法
などなど非常に参考になりました。 -
Posted by ブクログ
会計系コンサルタントが車事故を起こして死亡、天使が現れ「他の5人の人を幸せに出来れば生き返らせる」と言う条件を付けられ、会計の知識で人を救いつつ、話を読むことで会計の勉強になる本。なるほど「会計天国」
5つの課題
・なぜ儲かっていると言われる会社が倒産するのか
・価格競争に陥ったら
・粉飾決済からの再生
・部長、課長が同期との競争に勝方法
・戦略が変われば組織も変わる
部長になったら、会計の知識を!など普段数字と関係ない、遠ざかっている人でも為になる一冊。話も面白いし。会計の知識が必要になったら改めて読みたいな。
【学】
新規事業を始めるときは
1.新規事業を行う目的をハッキリさせる
2 -
Posted by ブクログ
ネタバレ事故で死にかけたコンサルタントが、現世への復活をかけて与えられた使命は、このままでは不幸になること間違い無しな五人の企業人を幸せに導くこと。会計のノウハウを活かしながら、各々の状況に合わせたコンサルタントを展開、見事幸せに導いていく…。
っといたストーリーを噛ませた会計ノウハウ本。
話の流れの中で、会計数値をどう活用するかの『勘所』が語られてます。一般的な会計本を読むよりは取っつきやすいし、こうやって使うのか!というイメージも湧き易いので、会計への興味を持つ取っ掛かりとして、お勧めです!
この本を読むと、社会人として最低限の数字を読み解けるようにならんと駄目だなぁと改めて思うのでした。 -
Posted by ブクログ
会社経営も株や不動産の売買も人生も、すべては投資だ。最初に持っているものを投入して、そこからリターンを得る。その流れに博打的要素はない。運を天に任せるのではなく、とことんまで考えぬいて、合理的に判断することが求められる。
となると、感情を持たず、冷静な判断を失わないロボットのほうが人間よりも投資に向いているのでは。
銀行が経営難に陥った取引会社を立て直すために送り込んだ取締役はロボットだった。本書は、取締役に就任したロボットが若き女性管理職に投資のノウハウを叩き込む架空のビジネス小説。
ちなみにタイトルが「投資ロボット」ではなく「投資ミサイル」なのは、最終章で明らかになる。ロボットにミサ -
Posted by ブクログ
猿の部長というタイトルに思わず惹かれて購入。
中身はマーケティング論を分かり易く書いたもので、主人公がその知識を使い、様々な業種の会社を再建に導いていく。
マーケティングの様々な手法を、それぞれの業種・市場での立場等から考え導いていくやり取りが、猿の部長との楽しい掛け合いで進められるので、ビジネス書の割にサクサク読むことができる。
ある程度知識を持った人は物足りないと思うが、入門書としては楽しく学べる一冊。
何故部長以上の要職が猿になってしまい、人は猿に使われる立場となったのか、そんな謎を追うプチSFミステリの意外な展開も魅力です。
最終消費者と直結した商売は、やはり面白そうだなと思う。 -
Posted by ブクログ
この手の作品では、
様々なケースの経営不振企業を題材として、
会計(決算書)の観点から、問題点を探り、
解決策を論じていくパターンが常道ですが、
往々にして、会計情報がてんこ盛りになり、
結果的に、ある程度の会計知識がなければ、
読み込むことが難しいケースが多ぃですが、
本作品も、そのジレンマに嵌っていたかな。
例えば、第一章の黒字倒産の場合の原因は、
キャッシュイン<キャッシュアウトによる、
資金ショートであり、まずやるべきことは、
現金の流出の抑制と、流動資産の現金化…。
しかし、会計情報がてんこ盛りになるほど、
内在する問題の優先順位がぼやけてしまぃ、
結果、中期的な課題解決論にな