竹内謙礼のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
投資という題名がついているが、新しい事業の立ちあげという観点から小説になっている。株等の投資という観点だけでなく人生での投資(チャレンジ)について触れているように思う。
よって株投資や不動産投資だけでなく新事業を立ち上げる上での心構えややり方(事業計画書の考え方)はたまたミュージシャンが成功するためのステップ(人生の成功方法)にも触れている。様々な考え方の大枠を理解するのには面白い。
逆に言うとすべてが中途半端になってしまってもいるため、事業の立ち上げ方という観点でもう少し落とし込んだ新しい書籍を期待したい。
しかし小説としての展開もあり事業の成功までも読めるため興味深く読み終えることができる -
Posted by ブクログ
著者、竹内謙礼の信者(儲)の偏った意見ですが・・・。前作、会計天国より読みやすくて上手になったなぁという印象。
自営業にとっては、避けては通れない「投資計画の考え方」について丁寧に説明された本です。
こう書くと、専門用語ガチガチのビジネス書をイメージしますが、OLとロボットの上司という荒唐無稽な設定を取り入れて、コメディータッチで話が進むため、意外とすんなり内容が頭に入るという趣向がこらされてます。
一言でいうと「プランの段階で、うまくいくかいかないかは決まっている」ということです。投資とリターンを厳密にシミュレーションせずに、「まっ、やってみないと分からないでしょ」で始めた事業がうまく -
Posted by ブクログ
ネタバレ働き方改革、特に残業削減をテーマにしたビジネス小説。
埼玉県の中小企業であるお菓子(せんべい)メーカーを舞台に、本社から出向してきた部長級の人物と、社内でお荷物部署と言われているマーケティング部の面々と、国内の大手コンサル会社から派遣されてきた、剛腕コンサルタントが繰り広げる、ドタバタ喜劇です。
ドラマでも使えそうなプロットで、残業をただ強引に無くすという手段だけではダメで、社員自らが顧客のために、やる気・熱意を持ち、全社的に方向性が揃うと、一気に改革が進む、という流れです。
前半は、登場人物がみな、プリプリ起こっていて、話も進まないし、残業禁止、しかも電源が定時に斜断されたからとって、発動