高遠琉加のレビュー一覧

  • 紳士と野蛮【イラスト入り】

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    先の展開が気になって夢中で読んでしまった。私立の学園が舞台ということで、以前読んだ『塀の中の…』みたいな作品なのかなぁと思っていたけど、いやいやいや! 義巳が尊敬していた祖父に実は隠し子がいて、その隠し子の誠吾は元Jリーガーで義巳と同じ年で、あの紳士だった祖父の子とは思えないほど粗野で、義巳と誠吾はお互い反発しあう。でも気になって嫌いになれない。ああ、読んでいてワクワクするなぁ! 最後に思いがけない事実が明かされて続編へ。読み終わったのが続編発売一週間前でよかった!

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    2017年05月30日
  • ラブレター 神様も知らない3

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    全てを読み終えて、切なさと哀しみで胸がいっぱいに。
    これしかなかった。そう頷けるけど、佐季のこれまでの人生を考えると、空しくやりきれない気持ちにさせられます…

    読み始めはこんなに作中の人物に魅入られて、ひどくもどかしい気持ちになってしまうほど物語に入れ込むとは思いも寄りませんでした。読み進むうちにその危うさにはらはらして、何とかしてあげたいと思ってしまって力が入りっぱなし。
    だって佐季も司も出会った時はまだほんの子供で、ただ苦しみから抜け出したかっただけだったんですよね。
    絵に描いたような幸せが欲しかっただけの子供と、やさしい愛が欲しかっただけの子供。それを手に入れようとして重ねてきた罪の代

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    2013年12月02日
  • 唇にキス 舌の上に愛~愛と混乱のレストラン3~

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    終わってほしくなかった!!
    大好きな作品です。
    つい、書き下ろし小冊子まで手に入れた程、お気に入りでした。
    も~、幸せになってくれて、ほんと良かった。
    たった3巻でこれだけの密度の高い作品はなかなかありません。
    すべてのBL好きの方にお勧めいたします。

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    2013年11月16日
  • 楽園の蛇 神様も知らない2

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    ネタバレ

    「神様も知らない」続編。胸にずっしりくる中身。話は13年前に遡り、まだ中学生だった佐季と司が登場します。微妙な年頃。子供特有の無垢で無知な残酷さに心が痛みます。子供に罪はないし、それは必ずその親と周囲の大人たちが起因していることなんだろうけど。
    追い詰められてどうにかこの状況から抜け出そうともがいた佐季がつかんだもの、それが司だったんですね。佐季にとって、司は憧憬と嫉妬と、そして癒しそのものの存在。
    一方の司も恵まれた立場にいるように見えて、次々に頼れる身内をなくして独りぼっちの状態。佐季だけが心の拠り所だと痛いほどわかります。
    もう、こういった子供の不幸、絶望感は、BLだとわかっていても胸が

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    2013年11月10日
  • 好きで好きで好きで

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    ネタバレ

    くそぅ…攻めが無自覚すぎてやきもきした。
    受けも、恋愛(私情)で仕事辞めるなよ~と言いたい。
    でも面白かったです。

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    2013年11月22日
  • 愛と混乱のレストラン

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    大好きです!!
    雇われシェフ×支配人です。
    俺様×薄幸美人?かも。

    フレンチレストランが舞台のお仕事BLですが、設定もしっかりしていて大満足。フレンチに興味が出てきます。
    レストランの支配人のくせに食に興味のない受にイライラする攻が、知れば知る程受をほおっておけなくなる王道パターンがまた・・・上手い。
    またこの攻が甘くない。
    いじめっこです。
    人として強い攻に対等であれと追いつめられる受が不憫にも思えますが、決して間違ったこと言ってないしね。
    1巻のこちらではまだお仕事メインですが、イッキに3巻までよんでほしいです。
    全3巻で、ちょっと怖いがなぜか自他共に認めるモテる攻が、大嫌いだった受にだ

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    2013年11月02日
  • 唇にキス 舌の上に愛~愛と混乱のレストラン3~

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    もう号泣ですよ!!ボロボロになった理人が足を向けたのがジャルダンでよかった。
    理人がコースを食べてるシーン何度読んでも涙が止まらないです。

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    2013年09月05日
  • 楽園の蛇 神様も知らない2

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    「神様も知らない」の続きですが、一巻はこの話の序章であり、全ては佐季という人物を巡る物語なのではないかと思うほど、彼の生い立ちから現在に至るまでその妖しい魅力に引き込まれる。「白夜行」を思わせるストーリー構成と、夜の太陽の下を終わりのない出口に向かって歩いているような絶望感。暗いけどBLというのを忘れてしまうくらいどっぷりハマれる世界観で私は好き。
    愛情という名の依存に縛られている司と愛情をも利用しようとする佐季、太陽のような明るさで初めて司に感情を与える慧介と佐季に取り憑かれ追う刑事流。彼らの愛情のベクトルがどう向かうのか、事件の点と点がどう繋がるのか、その時に光はあるのか、気になる点がいっ

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    2013年05月25日
  • 犬と小説家と妄想癖

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    めっちゃキュンキュンしました〜!!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
    この本、賛否両論ですが私は好きっっ!!!

    溢れそうな水や亀、小鳥などに喩えた美しい文章が秀逸でした (*^ ^*)


    ☆ケガしたエロ作家・不破の代わりに口述筆記で執筆のお手伝いをする教師の鮎川。そこから二人の微妙な関係が変わっていくというお話し☆


    にぶい上に亀のごとく遅い恋愛スピードの鮎川。
    そこにイライラされる方もいるみたいですが、忍耐強く待ち続ける不破が私にはツボでした(笑)
    不破のふところの大きさはハンパない。
    不破の一途さもハンパない。

    怖がりながら気持ちに寄り沿おうと頑張ってる鮎川のぐるぐる具合が

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    2014年03月30日
  • 愛と混乱のレストラン

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    終盤にかけて、ぐいぐい引き込まれました^^
    理人に感情移入して涙が止まりませんでした。

    続編前提、完結しない物語。BL小説だと少数派な気がしますが、とってもよかったです。

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    2013年01月26日
  • 唇にキス 舌の上に愛~愛と混乱のレストラン3~

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    最後まで胸がギュッとなります。甘くて切なくて…読み終わって余韻に浸ったら再読したくなります(エロアリ★)

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    2013年01月15日
  • 愛と混乱のレストラン

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    腕の良い若手シェフを引き抜くお話です。もう、ぐいぐいと引き込まれて、泣いたり萌えたり…続きをすぐに読みたくなります(エロナシだけどイイ)

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    2013年01月15日
  • 狼と狐の夜

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    さすが、ストーリーテラーの作家さん。今回はとっても男くさいハードボイルドな話で、引き込まれました。
    オヤジの街、新橋が舞台というのもロマンスからは程遠く尻込みしかけましたが、とある花婿のボディガードを恐そうな893から報酬500万で強要される…という展開に、先が気になってしまい思わずぶっ通しで読んじゃいました。

    そんな依頼を受けたのは、新橋で小さな鉄板焼き屋を営む元プロボクサーの桐島。訳あって893の飴屋に多額の借金をしていて、そのために5日間の仕事を引き受けるのです。
    その花婿の結婚式までの5日間が、濃密に描かれています。なぜ飴屋が花婿の警護を桐島に頼んできたのか、というところから次々と謎

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    2012年12月12日
  • 天国が落ちてくる1

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    素敵な話でした。
    言葉の選び方がすごく好きで、中でもタイトルの’天国が落ちてくる’っていう表現は特に素敵だと思う。
    祭河さんの絵もかわいくて、特に湊は本当にうさぎさんにふさわしい容姿だった。

    この本は、定期的に本棚から引っ張り出して大切に読みたい。
    いつまでも手元に置いておきたいと思えるシリーズでした。

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    2012年08月14日
  • 唇にキス 舌の上に愛~愛と混乱のレストラン3~

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    ネタバレ

    ページをめくる手が止まらなかった…!
    レストランが舞台で、料理も美味しそうだし、がっつり恋愛もしてるし、楽しくてちょっと切なくて面白かった!
    ストーリー展開が山あり谷ありで…メイン2人がなかなかくっついてくれないんですが、ところどころドキドキするようなシーンが盛り込まれていて、続きがとにかく気になりました。当て馬だった受けの上司もとても良い人で、受けにとってもすごく大切な人だったので、2人が決別するシーンはやっぱり切なかったなぁ。
    食べることの大切さとありがたさを、この作品を通して改めてかみしめました。

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    2012年12月11日
  • 天国が落ちてくる1

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    超カリスマ歌手×眼鏡ライター
    それぞれ傷を抱えた二人が、寄り添い愛し合いながら互いの癒しになって行く
    音楽、恋愛、エロス、一粒で三度オイシイ作品

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    2012年07月10日
  • 天国が落ちてくる3

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    ネタバレ

    2巻ラストが極悪な引きだったので、転げるように3巻に突入。
    ページを捲るのももどかく、一気に読み切ってしまいました。

    はぁぁ~……。

    なんだか胸がいっぱいだ……。
    守られるだけの受じゃないのがいいですね。
    年下攻の背伸び感とか、切羽詰まった感とか、年上受の焦燥感とか。
    そこに不幸な生い立ちや、コンプレックスにトラウマなんかと、現代物にしては設定盛りすぎなのに、破綻せずに一気に書ききってるのが凄い。
    読後感は幸せいっぱいで大満足です。

    にしてもこの受、なんとなく某ご長寿音楽BLの守村さんぽいな(笑)

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    2012年06月03日
  • 好きで好きで好きで

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    ネタバレ

    タイトル通り、受けの1人称からはじまるひたすら攻めを片想いな展開。
    しかも拒絶されまくり。挙句二度も玉砕…。
    受けせつなすぎて涙が……。
    片想い経験のある人は、ヤバイですよ。
    それでも上手くハッピーエンド展開に持ってく高遠さん。
    これ、んっとに凄い。

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    2012年05月01日
  • 甘い運命

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    好みだった。人の罰まで全身で受けてしまう孤独な一がやっと見つけた甘い場所。切なさが半端ない。一の不器用で真っ直ぐに耐え続けるキャラがいい。先生もよく決断できたな。運びが良かった。甘く酔わせるチョコレート、デザート、満足~。

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    2012年02月15日
  • 唇にキス 舌の上に愛~愛と混乱のレストラン3~

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    良かった~。子ども時代からの複雑な気持ちで味覚も心も凍らせてきた理人が本当に欲しかったものに気づくことができて。それが食と絡んで皿の上に載っている命を感じられるようになって。
    美味しそうだし庭もいいな。こんなとこで食べたい~。期待を裏切らない展開だった。しかし…当て馬になった上司に同情する…!キツいね~これは…。

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    2012年02月12日