深遊のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ龍は龍でも、彼の場合は……
確かに彼は平安時代にカタカナ語使ってるなと思ってはいたが、なるほどなと。
その発想はなかった。
ただ当時、カタカナ語の元になった言語は成立していなかったのではというツッコミはさておき。
(あるにはあったが、完成されてはいなかったのでは)
主人公の少女の雰囲気が作者様の過去作品を思わせて懐かしかった。
空気が読めているようで読めていない不思議ちゃん。
相手のことを全肯定する系のポジティブ少女。
悪いところもポジティブに捉えるが、宮中のトラブルも基本的には彼女が推理するほど本質も捉える。
時間は掛かるけど。
頭いいのか悪いのか、ぽややん系なのか油断できない系か、何とも不思議なキャラだった。
旦那は旦那で確かに嫁のことを大切にはしているが、目的が黒い。
故に夫婦なのに最後まで根本的なところがすれ違っていて驚いた。
嫁が旦那の本質を捉えるが先か、旦那の改心が先か、気になるところではある。
万人に夫が愛されて欲しいと願う嫁。
嫁さえいればいいと思う旦那(しかもそれは愛だからではない)
周囲が思うように、これはこの先も穏やかな生活はできないだろうな。
サブキャラクターも癖のあるキャラだったり、残念なキャラだったり、シリアスとコメディが融合して楽しく読める平安ものだった。
きっちりかっちした平安ではないけど、とっつきやすい系かなと。
あくまで「平安モチーフ」なので。
肩の力抜いて、残念陰陽師に哀れを感じたり、不思議系主人公にツッコミ入れながら読むと楽しいかと。 -
Posted by ブクログ
1巻目の戦記然とした雰囲気とは異なり2巻はファンタジーRPG色が強い物語になっていましたね。作者あとがきでもそう書かれていましたが。
友人内の評価はシリーズ中この2巻が最も低かったのですが、読んでいる間はそう思いませんでしたし楽しく読ませていただきました。まあ、この後の展開が非常に面白くなっていくので、それらと比較したら~という話になってしまいますか。
この巻で新しく登場したキャラクターたちが、今後活躍することになるので、キャラクターの説明および掘り下げの巻といったところでしょうか。物語を進めるうえでかかせない、料理における下ごしらえみたいなものですか。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ正直、あとがきを読んで
いやいや、緊張感の維持はできてないですよ、と思ってしまった。
突然のクララ特集だし、折角本編が緊迫して
やっと話が進んでいるかと思う度のこうした回想編のような
かなりゆるめの話を入れられるのは、読者としては嬉しくない人の方が
多いのではないかと思うのだけれど、レギオスは何故こんなに多いのだろう。
思い切って番外編、外伝としているならまだしも
こうした構成はちょっと、続きが読みたくてやっと新刊が出たと思って
手に取ると裏切られた感じで哀しい。
話の繋がりもわかりにくいし、あれ、一冊読み飛ばしたのかなと思ってしまった。
ゆるい内容も嫌いじゃないし、面白いと思う部分もあるのだけれど
概してやり過ぎというか。
別に鈍い主人公を取り合う女子たちの話が読みたい訳ではない。
自分はニーナが一番好きなのだけれど、あとがきの次刊予告で
ニーナを中心に収斂という言葉にレイフォンは?!と思う読者の方が
いらっしゃるのも当たり前だと思う。
流石に最後の締めはレイフォンだろうと思いたいけれど。
やっぱり廃貴族など話が広がり過ぎたのが個人的には残念。
学園都市とグレンダンの天剣云々の範囲でお話が進んでくれた方が
自分は好きだったろうなと思う。