深遊のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレやっと物語が進んだという印象。
全編バトルの展開。
リンテンスとレイフォンの共闘は、これまでを振り返れば
中々に熱いものがある。
ハイアが自分なりのやり方で戦おうとするところも良いが
彼が天剣授受者というのはいまだに違和感がある。
恋愛模様には正直うんざりしていたが、
リーリンとレイフォンの再会のシーンは非常に良かったなと思う。
敵の凄まじさを表現する為、
天剣授受者をあっさりと殺してしまうのは潔い反面
多くのレビューでも見られるとおり、
十二人揃える必要がある、という設定はどうなったのか、
天剣を持たないレイフォンでも参戦できてしまうのか、
という辺りはやはり気になってしまう。
ここのと -
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Posted by ブクログ
今回は主人公レイフォンを中心としたツェルニでの事件と、レイフォンの幼なじみリーリンを中心としたグレンダンでの事件が同時進行する。
二つの地域で同時に物語が語られるが、特に読みにくいということもなく普通に楽しめた。
このあたり、地力のある作者ってのは安定しているのかもしれない。
ところでこの物語、女性キャラクターが多い割には主人公からみての年下キャラが一切出てこない。
主人公が15歳なので、最も若い女性キャラでも15歳が下限。
見た目的には小学生に近いという設定のキャラも17歳だし、指し絵的にどう見ても子供、というキャラでも20歳だったりする。
昨今の主流ライトノベルと比較すると、根本的に「萌え -
Posted by ブクログ
主人公は17小隊のメンバーと少しずつ打ち解けていく。そんな中、ツェルニに更なる脅威が迫る。どこまで強いんだ主人公!?みたいなお話。
一巻ですでに危惧したことだが、何ぼなんでも主人公の真の強さが桁外れすぎて、正直ちょっと物語が破綻してる。
学園都市の全生徒を束ねた戦力よりも、主人公一人の戦闘力の方が遥かに高いという状況下で、学生同士の競技なんてぶっちゃけお話にならない。
この状況下で、小隊同士の戦闘をどう描くつもりなのか興味があったが、なんと戦闘描写一切なしで「主人公一人が強くても勝てません。チームワークが大事なんです」ときました。( ゚д゚)
いやそれはそれでいいんですよ?でもさ、このお強い主 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ最初からぶっ飛ばしているというか、1巻にして膨大な世界観・設定をこれでもかと言わんばかりに詰め込んで、かつ話をダイナミックに動かす感じに圧倒されてしまう。
普通のゆるいラノベと比べて読み進めるスピードが1/3くらい遅くなってしまった。でも読み終わったあとの謎の達成感があり、しかしこれでもまだ物語が始まったばかりなのかという途方もない気持ちにもなる。
あんだけ濃いキャラいっぱい出しといて名前が出たキャラの大半がこの巻終わるまでに死んでしまうという怒涛の展開に驚いた。だがそれも心を熱くさせる。
まぁ正直に言うとよく理解はできていない感はすごくある。
次巻からはもうちょっとスラスラと読めるよう -
Posted by ブクログ
ネタバレ後半戦ですね。前より少し薄いのは仕方のないこと・・仕方のないこと!もっと読みたいぞ!
汚染獣なんてのが、小物に見えるくらい戦闘が激しい。ハイアとクラリーベルよく死ななかったな・・。順番間違えてたら死んでるよ・・。天剣の人も数は減ってるし、天剣持ってないレイフォンはかなりキツイよな。ダイトめちゃくちゃ壊しちゃったし・・。
とは言え、やはり終盤が一番詰まっていたかな。いきなりの爆発オチには、クスっと笑ってしまったしw天剣をもらえたのにあえて、いらないと断じた決断にはすっきりしたものがありました。フェリの気持ちというのも整理されましたし。まとめてきてますね!でもリーリンどうするんだろ?最後 -
Posted by ブクログ
前巻できっつい評価下しましたが、そこからの続きなのでやはりきっつい評価です。
まず一番気に障ったのが、デルクは理由もなく、不自然なほどにリーリンを擁護してること。
養女だからといってもレイフォンだって養子ですし、武芸者だから元天剣だからって差別しそうな人格にも見えません。
双方大切ならそれこそ話し合いが大事なのではないでしょうか、何故にいきなり戦う気満々なのかと。
少なくともレイフォンはリーリンの真意を確かめるのが主目的な訳で。
納得出来ないから戦うならまだしも、何故納得させないまま叩き返そうとするのか。
元はといえばリーリンが下手に本人の前でヒロインぶるのが悪いと思うのですが。
正直に言 -
Posted by ブクログ
私にとっては【好きなキャラが理不尽にひどい目に遭ってる】巻でした。
いやひどい目に遭うのはいいんですが、愛を感じられないのがなんとも。
個人的にはリーリンに対する印象が余り良くない、というのもあります。
【この娘は私の身分に驚かない、この娘は特別なんだ】というありきたりの王子様パターンはもううんざり。
実は偉い人です! って言われた時に大したリアクションをしないのは別にリーリンだけの特別じゃないし、リーリンは他の人同様女王に【絶対服従】という一線を画してるのに特別扱いってのは納得が行かない。
勿論その点はアルシェイラが知り得ないことであるので、アルシェイラが勘違いするのは仕方がないんですが。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ短編集。雑誌掲載済みのものを
フェリの解析中にデルボネと共に自分の記憶を紐解いていく
という体裁を取っており、
一応その後には解析終了という本編の進展もあると言えばあるのだが
これは人によって好き好きが分かれるのではないだろうか。
自分は短編だと知らず、本編の続きを期待して手に取ったので
回想が始まってしまい非常にがっかりしたし
その中身も随分と薄く感じた。
フェリの記憶という割には、フェリ視点のものだけではないところも
雑誌掲載の短編を別巻ではなく本編に織り込む為に
無理矢理記憶を解析とこじつけているような印象。
学園生活のエピソードの寄せ集めといった感じで
本編の緊迫感から一呼吸おくとい -
Posted by ブクログ
しばらく読んでいなかったので、少し読み直しました。帯にも書かれていましたが、天剣授受者たちが次々とレヴァンティンによって倒されていきます。あんなに強かったのに・・わずか数ページ分でたと思ったらあっという間に倒されてしまい。最初は、レイフォン強すぎるし天剣持ってる人たちもチートすぎんだろwなんて思っていましたが、インフレ過ぎてた力もまさかそれを圧倒する敵が来るなんて・・これ無理だろ。
天剣が倒されていく中、リンテンスとレイフォンの共闘シーンはよかったです。やっぱり、師匠と弟子ってかんじで二人の技も映えている気がします。なんだかんだ、気にかけているリンテンスも面白かったです。
あとは、天剣