【感想・ネタバレ】鋼殻のレギオス13 グレー・コンチェルトのレビュー

あらすじ

リーリンの右目は知っている。この先の道がどこへ続こうとしているのかを。ただ進めばいい。そうすれば――レイフォンは、かかわらずにすむ。グレンダンに帰ってきたリーリンは、レギオス、そして電子精霊のオリジナルともいえる存在と邂逅する。一方ニーナは、天剣授受者ティグリスの孫であるクラリーベルと出会い、グレンダンの奥へと誘われる。そしてレイフォンは、フェリやシャーニッドと共に、二人の奪還のためグレンダンへと侵入を果たすが――。槍殻都市グレンダン――奥の院。そこで、何が待つのか? レギオスの深淵に潜む過酷な運命に向かい、歯車が動き出す!

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汚染された物質に覆われた、荒廃した世界。
自律型移動都市(レギオス)に暮らす人々を描いたSF学園ファンタジー。

終末SFらしい、どこか乾いた雰囲気。
汚染された世界の謎に徐々に迫っていくストーリー。
「剄(けい)」や「錬金鋼(ダイト)」といったガジェットを用いた迫力の戦闘シーンなど、厨二心をくすぐられる要素が満載です。

また、登場キャラクターたちが大変に魅力的。
武芸者として秀でた力を持ちながら、過去にとらわれ葛藤する主人公。
彼を取り巻く「第十七小隊」のメンバーや「学園都市ツェルニ」の面々が織りなす人間模様は、時にイライラ、時にニヤニヤ。
学園モノ好きもきっと満足!の欲張りな作品。おすすめです。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

前巻できっつい評価下しましたが、そこからの続きなのでやはりきっつい評価です。

まず一番気に障ったのが、デルクは理由もなく、不自然なほどにリーリンを擁護してること。
養女だからといってもレイフォンだって養子ですし、武芸者だから元天剣だからって差別しそうな人格にも見えません。
双方大切ならそれこそ話し合いが大事なのではないでしょうか、何故にいきなり戦う気満々なのかと。

少なくともレイフォンはリーリンの真意を確かめるのが主目的な訳で。
納得出来ないから戦うならまだしも、何故納得させないまま叩き返そうとするのか。
元はといえばリーリンが下手に本人の前でヒロインぶるのが悪いと思うのですが。
正直に言えばこんなヒロインのために1巻使うってこと自体が納得出来ません。

……少し冷静になってコメントしますが、恐らくは【予定調和】なのでしょう。
作者的には【レイフォンがグレンダンでガチンコする】というストーリーを目的としていて、そのための理由付けがぐだぐだになってるだけだと思われ。
キャラクターがかわいそうこの上ないですね。

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2012年11月21日

Posted by ブクログ

本編半分、短編2編の構成
 クライマックスに突入?
  レイフォンとリーリンそれに隊長の運命は?
   謎はどこまで解けるのか。

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2011年04月12日

Posted by ブクログ

どうしても、レイフォンとリーリンたちが敵対?する構図に
納得がいかないので
そのまま続きを読んでも納得がいかないまま。
外伝も読んでいないし、次から次へとキャラが出てきて
大風呂敷を広げすぎという印象。

何故レイフォンが天剣として共に戦えないのか同意できないので
リーリンにも感情移入できない感じ。

ファンタジーものとして読み始めたのに
『地球』とかその辺りの設定を持ってこられると
ファンタジー要素に欠けてしまう点も、物語に入り込めなくなっている一因。

主人公であるはずのレイフォンが、影が薄くなる一方なのも問題か。
リーリンやニーナサイドの説明にページが費やされ
レイフォンサイドから見れば、リーリンとニーナを救おうと
グレンダンに向かった、という全巻のラストから
殆ど話が進んでいない。
次巻から展開があるのだろうが…
正直メディアミックス云々のしすぎのせいか
冒頭でも言ったが話が散漫に広がりすぎて
感情移入出来ないので、正直どうだろうかと思う。

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2010年02月13日

Posted by ブクログ

今巻は本編+短編2編
短編は、カリアン・フェリ兄妹それぞれの話。

本編がまたもや気になるところで終わっている・・
そろそろレジェンド三部作を読んでいない人には、よくわからない展開になってきたのでは・・

リーリンがレイフォンに対して気付いた気持ちとは!?
デレクに落ちたトゲは何を意味するのか!?
なんだか謎だらけで終わってしまった13巻だった・・

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

リーリンが決意し、サヤが目覚める。『レジェンド〜』の説明を2ページ弱で説明するのは、さすがに無理がある…。

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2009年10月07日

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