あらすじ
グレンダン王家のクラリーベル・ロンスマイア。もちろん、世界最強クラスの武芸者である。クララの目的は“天剣授受者レイフォンと決闘して勝利する!”こと。その目的のため、嵐を呼ぶ少女がツェルニにやってくる!
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汚染された物質に覆われた、荒廃した世界。
自律型移動都市(レギオス)に暮らす人々を描いたSF学園ファンタジー。
終末SFらしい、どこか乾いた雰囲気。
汚染された世界の謎に徐々に迫っていくストーリー。
「剄(けい)」や「錬金鋼(ダイト)」といったガジェットを用いた迫力の戦闘シーンなど、厨二心をくすぐられる要素が満載です。
また、登場キャラクターたちが大変に魅力的。
武芸者として秀でた力を持ちながら、過去にとらわれ葛藤する主人公。
彼を取り巻く「第十七小隊」のメンバーや「学園都市ツェルニ」の面々が織りなす人間模様は、時にイライラ、時にニヤニヤ。
学園モノ好きもきっと満足!の欲張りな作品。おすすめです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
クララの巻。
色々笑えるというか、クラリーベルはここまで愉快なキャラだったのか、と。
次が最終巻なのですかね?
クララには生き残ってほしいです。
Posted by ブクログ
クララ好き歓喜!な内容だけど、前回の引きを考えると些か物足りなさを感じる。
既に好感度ほぼMAXな状態なクララ視点からのレイフォンってのは結構新鮮だったかも。
他人から見たらレイフォンってあんなにのほほんとしてるのかw
まさかの十四小隊、特にシンがキャラ立ちしてたw
Posted by ブクログ
最終巻に行く前の小休止的な。
いや、とにかく、気になる所で終わっておりますので、早く続き……と思うのですが。まあ、今回のも普通に面白かったんだけど。
クララばかりだったけど。フェリ先輩がアレだけだったけど!
次はいつなんですかね……?
Posted by ブクログ
正直、あとがきを読んで
いやいや、緊張感の維持はできてないですよ、と思ってしまった。
突然のクララ特集だし、折角本編が緊迫して
やっと話が進んでいるかと思う度のこうした回想編のような
かなりゆるめの話を入れられるのは、読者としては嬉しくない人の方が
多いのではないかと思うのだけれど、レギオスは何故こんなに多いのだろう。
思い切って番外編、外伝としているならまだしも
こうした構成はちょっと、続きが読みたくてやっと新刊が出たと思って
手に取ると裏切られた感じで哀しい。
話の繋がりもわかりにくいし、あれ、一冊読み飛ばしたのかなと思ってしまった。
ゆるい内容も嫌いじゃないし、面白いと思う部分もあるのだけれど
概してやり過ぎというか。
別に鈍い主人公を取り合う女子たちの話が読みたい訳ではない。
自分はニーナが一番好きなのだけれど、あとがきの次刊予告で
ニーナを中心に収斂という言葉にレイフォンは?!と思う読者の方が
いらっしゃるのも当たり前だと思う。
流石に最後の締めはレイフォンだろうと思いたいけれど。
やっぱり廃貴族など話が広がり過ぎたのが個人的には残念。
学園都市とグレンダンの天剣云々の範囲でお話が進んでくれた方が
自分は好きだったろうなと思う。