深遊のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
個人的には、この巻は嫌いではなかった。
ただ、1巻を読んだ頃のわくわく感とは程遠い。
廃貴族や狼面衆などが出てきた辺りから
風呂敷を広げ過ぎて収拾がつかず
読者が取り残されがちな感があるのが残念。
リーリンも今後も絡んできそうだし
恋愛騒動もひとつも片付かない印象。
フェリがやや一歩踏み出したというところか。
グレンダンや狼面衆の話に気を取られて
ここが学園都市であり、入学や卒業があることを
すっかり忘れていた。
カリアンがいなくなったらツェルニはやっていけるのか
という疑問があるものの
ラストの雰囲気を見ていると、今後も色々とありそうで
この辺りは期待がもてる。
カリアンやシャーニッ -
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Posted by ブクログ
この巻で、第二部完結とのこと。
正直、個人的には非常に中途半端で
尻切れトンボのように感じましたが
次巻からは本筋の学園モノに戻るらしいので
そこは期待できるかなと思いました。
前から言われていることですが
やはりメディアミックスや外伝の出し過ぎで
本編だけ読んでいるファンには分かり辛く
不親切な点が多いのが残念。
展開が欲張りすぎというか、大きくし過ぎていて
収集に四苦八苦している印象です。
始めの頃は面白かったのですが
幼馴染が実は物語のキーパーソン
というある意味王道の設定を持ってこられるのはまだしも
それが女で片思いの相手となると
話が違ってきます。
レイフォンに片思いをしてい -
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Posted by ブクログ
どうしても、レイフォンとリーリンたちが敵対?する構図に
納得がいかないので
そのまま続きを読んでも納得がいかないまま。
外伝も読んでいないし、次から次へとキャラが出てきて
大風呂敷を広げすぎという印象。
何故レイフォンが天剣として共に戦えないのか同意できないので
リーリンにも感情移入できない感じ。
ファンタジーものとして読み始めたのに
『地球』とかその辺りの設定を持ってこられると
ファンタジー要素に欠けてしまう点も、物語に入り込めなくなっている一因。
主人公であるはずのレイフォンが、影が薄くなる一方なのも問題か。
リーリンやニーナサイドの説明にページが費やされ
レイフォンサイドから見れば -
Posted by ブクログ
カラー扉のミニきずなが可愛かったです。
あと、よく出来た美少女フィギュアとか、メイド服の少年とか、長谷さん突っ走りすぎww
ケイツが駄目っこで愛しいwwwwwでも大怪我を瞬間治癒とか、やればできるこwwww
仁の妹の舞花が動き出し、きずながすんごいことをしちゃいます。
メイゼルはいつでもかわいいですが、最近他人を使って仁を追い詰めるのが上手になったような気がします。
あと、魔法はいまだによくわかりません難しい。
心理描写は若干鬱陶しかったり、いい訳がましい冗長さがあったりしますが、個人的には、やっぱりキャラが好きだなぁと。
特にきずなには、偉そうに言っておいて自分は…みたいに思いつつも「 -
Posted by ブクログ
大筋は面白いと思う。
最強である主人公が、最強であることを一般人にばらしてはいけない
というのは中々興味深かった。
確かにそんな面はあるだろう。
人間は自分の目で見なければ信じない。
信じていると口では言っても、百聞は一見に如かず。
以降ネタバレ。
この刊では、ミィフィとメイシェンが個人的にはムカつきました。
確かに、恋だろうが愛だろうが好きな人が心配になるし
話して欲しいと思う女心はわかる。
が、付き合いが短いのだから過去によっては信用問題に関わる
というミィの言い草と、それに最終的に同意してしまうメイとナッキには
がっかりした。
私はそんなに世間で言うほどフェリが可愛いとも思えな -
Posted by ブクログ
一応第二部、とのことなので展開が変わる。
構成も上手い人だとは思うのだけれど、個人的な好みで言えば
回りくどい部分とチープなところがあまり好きではない。
学園モノだった分にはそれもまた面白かったのだが
こうなってくるとちょっとどうだろうと思ってしまう。
また、メディアミックスや番外編は結構だが
話が広がりすぎる上に、それを見ていないと本編が分かりづらくなる
というやり方には疑問を感じる。
以下ネタバレ。
廃貴族まではついて行けたが
突然ニーナの立場が隊長とは全く違うところへ飛んでしまい
故郷が云々という話まで出てくる。
これはまだしも、リーリンが単にレイフォンに会いに来る
という以 -
Posted by ブクログ
第二部第一巻且つ番外編との兼ね合いのせいか、
話を詰め込みすぎて展開も急だった感のある前巻に比べて
多少の落ち着きを取り戻しており読みやすい。
しかし恋愛模様が混沌としてきており
個人的にはそれをメインにされるのは正直興醒め。
女子それぞれの観点から語られた部分はうんざりしながら読んでしまった。
恋愛にまで発展してしまえば、必ず振られる者、壊れる関係が出てくるのに
ツェルニという狭い限られた空間の中で
学生という身分で
更には十七小隊の中で
となればドロドロしてくるだけ。
学園物ラノベにははずせないテイストかもしれないが
恋愛手前のあやふやな関係だったり
レイフォンの人生哲学として語られる分 -
Posted by ブクログ
ドラゴンマガジンに連載された短編に書き下ろしを加えたもの。
こうした軽いノリはラノベならではかもしれない。
読者としてもサクサク読めるし、作者も書きやすいかもしれない。
この先本編が進むに従って書けなくなる内容かもしれないし
今のうちに短編集としてまとめておかないと
発刊のタイミングを逃すかもしれない。
商業的な話やアニメ化に向けてだとか
まぁ所謂大人の事情は鑑みるにしてもだ。
正直この、各女性キャラ視点でコメディ的に描き
最後のほうの一部でちょっとシリアスに
本編に繋がりのあるエピソードを入れる
というパターンは飽きた。
読み始めて本編ではないとわかり、うんざりしつつ読んだ。
発刊をひたす -
Posted by ブクログ
短編寄せ集めの巻と比較すれば面白い。
勢いもあるし、この先の展開も期待できる。
ただ、外伝ありきの内容になっているのが残念。
あとがきによれば、外伝を読んでいなくとも楽しめるように書いた、
とのことだが、とてもそうとは思えない。
さっぱり意味が通じず、つまらないと読み飛ばした箇所がたくさんあったにしても
こんなに読み飛ばしたっけ? と思ったら
自分が悪いわけではなかったようだ。
差し当たり本編以外のものを読む気はないのだが
すっかりレイフォンが主人公の座から追いやられているような。
レイフォンの葛藤も正直飽きてきた。
まだ悩んでいたのか、という感じ。
そこで感情移入が出来ないせいか、ラスト