芝本秀徳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
日本に輸入されている中国産のウナギの多くは、カナダのバンクーバーで生まれている。バンクーバーで生まれたウナギの稚魚は、空輸で中国へ運ばれて育てられている。なぜなら、バンクーバーではウナギの稚魚が生まれやすいが大きく育ちにくい環境で、一方中国は稚魚が生まれにくいが大きく育ちやすい環境だからだ。
しかし、ウナギの稚魚をバンクーバーから中国まで空輸するのは大変な事だ。水槽いっぱいにウナギの稚魚を入れて空輸するのだが、そのほとんどが空輸中に死んでしまうのだ。そこで、その水槽の中にナマズを一匹だけ入れて空輸してみると・・・ウナギの稚魚の八割が生き残ったまま中国に到着したのだ。ナマズはウナギの稚魚が大好物 -
購入済み
さらさら読めてすいすい身につく
まず読みやすい。難解なビジネス用語がなく、平易な文章で書かれており、世間話をしている感覚で内容が整理されている。
話の組み立てが、ビジネスパーソンとして必要な要素→そうなるために何をするか、で一貫しており、非常に実践的。毎朝通勤時に、一節読むだけで意識が高まって成果が出せそうな気がします。 -
Posted by ブクログ
「知識やスキルを運用する頭の土台の性能」
これに着目した本。
スキルを獲得しても適切な文脈で使えなければ意味がない。アプリケーションの前にOSを鍛えるべし。という主張の下、ビジネスにおける基本的考え方・姿勢について論じられる。
個人的には、類書に比べグッと踏み込んだ内容になっていると感じた。
45の提言があるが、その多くについて具体的な行動に落とし込むためのステップまで書かれていて非常にイメージしやすい。
またやや辛口、というか「誰でもできる」的なノリは完全に捨てた(類書に比べ)少しだけハイレベルな提言がなされている。
ページの端を折った箇所は数知れず。
しっかり行動に落とし込めるよう、 -
Posted by ブクログ
◼︎学んだ大切なこと
★今すぐ活かせそうなこと
ロジカルシンキングを実践に結びつけるために有用と思われる。
ちゃんと考えるとは、「正しい(=機能する)プロセスに沿って目的に合った思考スキルを選択し、掘り下げて考える」ということ
問題解決のプロセス
1.問題設定(現象の知覚)
・何が起きているのかを知覚する
・目につくものの多くは問題ではなく現象
・なんとなくを言葉にする力
・抽象の階段を上り下りする力
2.現状把握(事実の収集)
・現象を説明する事実を収集し、問題を浮かび上がらせる
・時系列分析、5W1H分析
・なんとなくを言葉にする力
・関係をつなぐ力
3.原因分析(