芝本秀徳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本のテーマから自分が想像していた内容と少しズレはあったが、文章量が少なめで、内容も比較的簡潔かつ分かりやすく読みやすいと感じた。この本は仕事をする上で大事な要素が詰まっていると思う。ビジネス本の王道といった内容で、あとは本書の内容を自分に置き換えて実践していかなければならないと感じた。この本を読んでいたら、ミスコミュニケーションにより相手を誤解させてトラブルを起こしたにも関わらず、相手に正しく伝えたことを上司に強く主張する同僚を思い出してしまった。すぐ右隣に座る自分よがりな言動が多い若い同僚だが、相手にどう伝わったかが全てだよ。彼にこの本を読ませてやりたい。
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Posted by ブクログ
ネタバレ日経BPの「誰も教えてくれないシリーズ」の一冊。
「問い」について考え始めるための参考図書として読む。
「質問するスキル」の効用
「質問するスキル」の4要素は、抽象化、問いかけ、フィードバック、+議論の見える化(これだけでやや要素としては異質。
あとは、仕事を軸にした「質問活用場面」ごとの説明
「要求」を引き出す。質問によるスコーピングといえるか。右向き(下位)と左向き(上位)(バリューエンジニアリング的思考)。・・・仕事は、誰かの要求から始まる、というのは面白い着眼。要求=欲求でもあるし、will can must の will でもある。それがどのようなものかを明らかにするための質 -
Posted by ブクログ
ネタバレ## 感想
・このテーマを初めて勉強するときに最初に手に取る本、または振り返りとしてサッと見返す、というレベル感の本。
・他シリーズのなかでも最初に読むと良いかも(シリーズと同様のものでセミナーをやるときも質問するスキルが最初らしい)。
## メモ
- 質問の目的
- ①情報を引き出す
- ②思考を促す
- ③関係を構築する
- 質問するスキルの4要素
- ①抽象化
- ②問いかけ
- ③フィードバック
- ④議論の見える化
- 要求(RFP)を明確化する3要素
- 言葉の定義を揃える
- 抽象度を合わせる (○○もいいよね、はあくまで一例でしかない。もう -
Posted by ブクログ
品質は設計を超えることはない、は明言ですね。書くことに限らずモノづくり全般に言えることだと思う。それゆえ、「書く」前の設計段階が重要であると筆者は説きます。この点に気づくだけでもこの本を読む意義があるのではないかと私なんかは思ってしまいました。
また「捨てるつもりで書く」もいいですね。日ごろ仕事をしているとはなから完成度の高い(文章に限らず)文書・資料を作成しなければならないという意識で臨んでしまいますが、まず書いてみないと始まらない、書いたものを少しづつブラッシュアップしていくことで完成に近づくことがよくあるにも関わらず、いつも「初回で完成」を意識してしまう自分がいて・・・。「捨てる~」は改